アヒル?家鴨?

2003年作成


あひる(家鴨)-あいがも(合鴨)食材辞典では?

アヒルと表示するよりも鴨のほうがはるかにイメージがいいので、合鴨肉という表示でアヒルの肉を販売しているようです。

スーパーやお店で見かける 鴨鍋用肉、合鴨肉は、

北京ダック=アヒル(家鴨)?

中華料理のメニューにある北京ダックは、家鴨を強制的に太るよう改良した皮下脂肪が多めで、皮は薄く肉の柔らかい種類の家鴨です。

日本に導入されているチェリバレースーパーM(北京ダックの種類)は、遺伝的に太る系統を選抜して生産されており、より肉が付くように改良を重ね本日に至ります。

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ペットショップで売られているアヒル、アイガモは?ペットでしょ?

ペットショップで販売されている白いアヒルやまだら模様のアイガモと、スーパーのお肉売り場でパックに入って販売されている合鴨肉は、同じ家鴨場から出荷されています。

大きく肉が付くようにと生産し出荷していますが売り場では?
2通りに分かれます。

(1)美味しく食べようと食材としての家鴨。

(2)ペットとして、家族の一員として、ずっと一緒にいたいアヒル。

私はペットショップで北京ダックと出会い、雛のアヒルを飼い始めました。

その時、

「アヒルは川や池で泳いでいる野生の鳥なのに、何故?ペットショップで売っているのだろう。」そのような疑問はあったのですが、軽い気持ちで購入しました。

実際にアヒルは野鳥ではありません。

アヒルとふれあい暮らしていくうちに、アヒルは人間と共に陸で暮らすペットには不向きだと実感せずにはいられません。

大きな体を支えるべきはずの丈夫な脚を持っておらず、多くのアヒルは歩行困難となります。
先祖の鴨の血を受け継いでいるせいでしょうか?雄アヒルの発情、雌アヒルの卵詰まりなど、様々な問題が報告されています。

実際にアヒルを診察できる獣医師さんも少なく、助けてあげたくても助けてあげられないのです。

アヒル(家鴨)は、ペットとしてではなく、食用や採卵用に改良されてきた鳥で短命です。人間の側で長生きしながら生きていくようには改良されていません。

しかし、ペットとしてアヒルに携わっている方たちには

巡り合えた一つの命、

ペット用として丈夫な品種のアヒルがいたらよかったのにそんな複雑な気持ちになります。