アヒルを飼う前に アヒル・コールダック

 

アヒルをこれから飼う方へ ペットショップでアヒルを取り扱う業者の方へ「店内で販売する間も飼育です。」実際に店内で配布されたチラシです。ご活用ください。


北京ダック、アイガモ

私たちは、家禽というアヒル(北京ダック、アイガモ)を飼うのなら、清潔に健康に楽しく育てていただきたいという願いがあります。

飼い方 健康

アヒルは鴨に似ていますが、鶏・豚・牛と同じ家畜で家禽(かきん)と呼ばれています。人間が肉や肝臓、羽根を利用する目的で改良しました。人間の衣・食に関わるため、ほとんどのアヒルが成長する前に捌かれてしまうという運命です。

アヒル?家鴨? 食用として

アヒルをペットショップで購入されても、そのアヒルはペットとしての特別なアヒルではありません。

ペットのアヒルも、出荷されるアヒルも、元は同じ孵化農場にいます。誕生からわずかな期間で肉として出荷されるアヒルたちに、体を支えるための強く筋力の備わった脚は必要なかったのだと思います。関節炎や趾瘤(シリュウ)症といったトラブルで歩けなくなるアヒルも少なくありません。
元から持っているアヒル自身の「生きる力」は素晴らしく、驚くことばかりなのですが、健康なペットであるために注意することがあります。

北京ダックは家鴨(アヒル)括りで柄のあるアイガモよりも、一回り体が大きく体重も重たくなります。白い羽根を持つという部分でも、余計に人の手が加えられたせいか、病気になりやすいと感じます。家禽の健康を予防する獣医師さんも、短期間で出荷するアヒルとその後も成長を続けるアヒルとでは、全く別の専門知識が必要になるようで、アヒルを診ることのできる獣医師さんは全国でも数えるほどしかいらっしゃらないこともわかってきました。飼うと決めた準備段階から、掛かり付けになる動物病院を探しておくと心強いと思います。

今ではアヒルを飼う皆さんの経験や情報で、飼育環境は大幅に改善されてきました。

ペットを飼う前に一緒に住むご家族の意思確認やご近所への配慮は、どの動物を飼うときにも必要です。また飼育中にご自身が病気や事故に遭ったり、ご家族共々災害に巻き込まれるなどいつ起こるかわからない何かに備え、
「アヒルを飼っているというネットワーク」を広げておきましょう。

アヒルを川や公園の池に置き去りにしてはいけない、遺棄防止の発信を始めたころに作成した、  アヒル飼ってみたいなぁ

時代と共に何度も改定しながらも、北京ダック、アイガモ(家禽)の飼育について記載してきました。

10年ほど前からコールダックがペットショップやネットで販売されるようになり、動物園のふれあいコーナーや動物施設などでも姿を見るようになりました。容姿はアヒルそのものなのですが、肉や羽根を利用する家禽の北京ダックとは存在がかなり異なっています。

コールダックは元々、カモを狩るときのデコイ(おとり)として改良された小型なアヒルなのですが、ペット用や展示用として近年多くの方が飼育するようになってきました。北京ダックは食肉用の家鴨孵化場から取り寄せ販売されているのに対して、コールダックは犬や猫のようにブリーダー経由で販売されています。価格も何十倍もするペットとして定着しています。


コールダック

購入する際の注意

コールダックの人気と共に、「コールダックと言われ価格も高かったのに、小柄な北京ダックにしか見えません。」このような相談が増えてきました。

コールダックとアヒルの交種は、皆さんの間ではミックスと呼ばれていて、生粋のコールダックではありません。

アヒルだけに限らず動物を購入する際には、動物取扱業の認可を受けている業者かどうか確認しましょう。ネット販売やオークションなどでも「動物取扱業番号の表示」は義務付けされているので、表示されていないところからの購入は控えた方が良さそうです。孵化予定の「卵」についても同様となります。

卵は生体に比べ販売基準が曖昧な部分もあるようですが、孵化させる目的での販売となるので、やはり動物取扱業の資格を持った方から購入する方が安心なのではないかと思います。卵は販売者でも有精卵か無精卵の判別はできないようです。それらのことを踏まえ慎重に購入してください。

動物愛護管理法 終生飼養の責任

コールダックの遺棄が増加しています
安易に卵を孵化させないこと。

コールダックはこんな生き物 コールダック紹介

コールダック、ミックス、北京ダック比較


ミックス(北京ダックをそのまま小型化した容姿)と 北京ダック

コールダック(鳩を一回り大きくしたようなサイズ)と 北京ダック

コールダック  嘴が小さい