※新型コロナウイルスを警戒する声もあり、他県への移動等の活動を制限しております。ご理解ご協力をお願い致します※
また鳥インフルエンザも農林水産省より注意喚起が発令されています。
わたしたちが注意すること 高病原性鳥インフルエンザ
アヒル(家鴨)は、肉や羽根を利用するために人間が改良した家禽(家畜)です。食用として丸々と太った体になり飛ぶことはできません。空を飛びながら移動する野鳥としての機能は失われ、人間の下で暮らすようになりました。
コールダックは数mほど飛べますが、渡り鳥や鴨のように長い時間を飛行することはできません。川や公園の池にいるアヒルたちは、飼い主に遺棄されその場所に仕方なく棲みついているケースがほとんどなのですが・・・
アヒルは白?アヒルはいろいろな色をしているよ
~自宅付近の公共の池に購入したアヒルを放流させ、餌をあげて飼育しているという飼い主がいるケースがあります~
私有地内以外で動物を飼養管理することは動物愛護法では違反になるため、飼養にあたるとは思えないのですが、「貯水池にアヒルがいるから助けて欲しい。」このような相談を受け現地で調査を始めたところ、近隣の方が飼っているアヒルだと判明したことがあります。またアヒルがいたら子供たちが喜ぶからという理由で、公園の池にアヒルを放し餌付けをされているケースもありました。餌を与えるだけでなく怪我や病気で健康を害した場合には、ご自身や近隣の方たちと協力しながら、家庭で一時保護や保護をおこなってください。わたしたちは、体調が悪くなった期間を預かりまたその場所に戻すようなことは行っておりません。
遺棄されていたアヒルを市の環境保全課や公園管理が容認され見守りながら面倒をみているケースもあるので、野外で傷ついたアヒルを見かけたときは、まずその池や貯水池を管理する管轄をお調べください。
・市役所で担当の部署がわかります。
怪我で動けないアヒルを飼い主が放置したままでいる。その場合は、管轄内の保健所へ連絡を入れてください。(飼養改善啓発)地域によって名称は異なりますが、「保健福祉事務所」「福祉保健所」「保健福祉センター」「健康福祉センター」「動物愛護センター」へ。
飼い主が特定できる場合は私たちは介入できません。ご了承ください。
あひるネットワークは、常駐する職員がいる企業や営利が目的な団体ではありません。皆さんよりも少しだけ知識や経験があり、アヒルに触れあう機会が多く、安全な場所で飼養できる個人ボランティアの集まりです。会員のほとんどが仕事を持ちながら家庭でアヒルたちの面倒をみています。
■私たちは皆さんと一緒に考えます
県や市から委託されているわけではないので、状況は皆さんと同じで一つずつ行政へ問い合わせをすることから始めます。動物愛護センターは条例に基づき、犬以外の動物の捕獲権限がない為、保護捕獲には向かえないと言われており、家畜保健衛生所では地域によって、感染症(鳥インフルエンザなど)の拡大を防ぐ為、野外にいる鳥たちを移動しないようにと説明を受けています。
管轄の警察署へ連絡は入れましたか?アヒルを含め、犬や猫のペットの迷子動物は、遺失物法で落とし物扱いとなります。飼い主さんが届出を出しているかもしれません。
周辺の方たちに話しを聞いてみましたか?餌をあげて見守っている方、毎日決まった時間に様子を見ている方はいらっしゃいませんか?もし、環境に適応している健康なアヒルなら、野外で暮らす野良アヒルとなってしまった今、その慣れ親しんだ場所で過ごさせるという選択肢もあるということを、あえてここに掲示しておきます。
野外のアヒルを保護され飼育される方PDF
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保護後の届け出について
■情報の丸投げは受け付け兼ねます
匿名のSNSで拡散された情報のまま画像やURLが送られてきても、下記にある問い合わせフォームから氏名や連絡先を発信できない方の相談は受付け兼ねます。
・相談内容は当webサイトで公開することがありますのでご了承ください。
・詳しい情報を確認するため、メールだけでなく電話連絡をする場合があります。
あひるネットワークは協賛してくださる企業からのご寄附や、保護アヒルたちに関わってきた一般の方からのご支援金、会員の年会費で運営しております。会計報告でもお伝えしているとおり通院や治療費用は高額です。運営資金が豊富なわけではなく限りがあることをご理解ください。
上記内容を了承された上でのご相談は、こちらまで
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アヒルサポーター募集 入会について