お知らせ内容一覧
鳥インフルエンザ発生状況
(近隣地区で発生しても慌てずに)
家禽飼いのわたしたちが注意すること
皆さんの予防策実例
随時更新
シーズン中の野鳥の鳥インフルエンザ発生状況
環境省 高病原性鳥インフルエンザに関する情報
お住まいの地域近隣で発生したというニュースを観ても慌てずに市役所等行政の発信する情報を再度確認してください。
鳥インフルエンザが発生した場合、鳥以外の生物に感染させないように、発生農場を中心とした半径3キロメートル以内の区域で家きん等の移動が禁止されます(移動制限区域)。3キロメートル以内にいる家禽たちを殺処分という意味ではありません。飼い鳥を移動させないことが重要です。野鳥が多く立ち寄る湖や川へ飼っているアヒルやアイガモを連れて行かない。キャンプ地などは野鳥の排泄物が落ちている場合があるため、念のため靴底をよく洗う。手洗いうがいも必ず行うこと。
行政からの呼び掛け 山梨県家畜保健衛生所(会員からの情報)
2020年シーズン中
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、鳥インフルエンザの感染の拡大にも警戒を強めているものとみられます。
なぜ、高病原性鳥インフルエンザが騒がれるのか?なぜ、生きている健康な鳥たちまで痛ましい殺処分になるのか?
鳥インフルエンザが、他の動物に感染してウイルスが変異を起こす新型のインフルエンザになる場合を恐れての処置となっています。家畜のブタは鳥インフルエンザにも、人のインフルエンザにも感染してしまいます。
人への感染は感染した鳥と密接な関係にある人間に限られています。新型のインフルエンザウイルスを生みやすい環境は、畜産がさかんなアジアの開発途上国など、人間の住居と同じ敷地内でブタや鶏、牛を飼っているという衛生状態が十分でない農村地帯です。インフラも整っていない、家畜や人間が病気を発症しても適切な診断が困難な地域から、高病原性鳥インフルエンザは誕生しています。
そこからどのような経路で日本にやってくるのか?
海を越えて島国の日本にやってくるということもあり、渡り鳥の伝播だと報道されていますが、一週間という潜伏期間を考えると短時間で移動できる交通機関により、人間が靴底やカバンに付着させ持ち運んでいる可能性もあります。
空港の靴底消毒マット
ウイルスを野鳥が養鶏場へ運んでいるのか、過密な生息環境である養鶏場で感染が始まりそこへ野鳥やネズミなどの野生動物が入り込んで伝播しているのか、どちらも否定できません。
日頃注意しておくこと
外飼いの方は特に注意が必要
野鳥、ネズミなどの野生動物を寄せ付けない
・網や柵で囲った小屋で飼う。
・野鳥が訪れる水場、川や池などに連れて行かない。
・野外にある水場で水浴びをさせない。水を飲ませない。
・小屋を常に清潔に保つ。
・与えた餌は食べ切りで!すぐに片付ける。
私たち人間は、ペットの鳥に触れた後や小屋を掃除した後には必ず靴裏の消毒・手洗い・うがいをよくする。
湖や公園を訪れた人間が、ウイルスを靴や衣類に付けて持ち込む媒介者にならないよう注意が必要です。キャンプ地など水辺と飼育場を結ぶ行動は避けてください。
皆さんの予防策実例
鳥インフルエンザ対策 2011年宮崎県
鳥インフルエンザ対策 2016年山梨県
石灰を敷き詰め、出入りする人の消毒を徹底的に
鳥インフルエンザ対策 2020年広島県会員テケチハさん
家に入る前に靴裏の消毒と手のアルコール消毒を気をつけています。気になる場所にはオスバン(逆性石鹸)を薄めたものをスプレーしています。鳥インフルエンザウイルスには次亜塩素酸水くらいのpHではあまり効果がないようなので逆性石鹸にしました。庭はフェンスやネットで野鳥や野生動物が入らないように気をつけています。小さな隙間は塞げませんが外で野鳥やネズミを呼び寄せる元になる餌を与えなければ入ってこないと思います。少しでも餌がこぼれていると目敏く見つけて入ってくるので。
2020-12-28
「鴨たちの外遊びを2時間に制限していましたが、いよいよ危機感が増してきたためこの冬は鴨たち、鶏たちの外遊びをやめる事にしました。春になって鳥インフルエンザが終息するまで完全室内飼いにします。皆様もどうかお気をつけてお過ごし下さい。」
一般の家庭で飼育されている家鴨(北京ダック、アイガモ)からは、鳥インフルエンザウイルスが検出された例は報告されていません。