岡山県酒津公園雄北京ダック保護

岡山県酒津公園雄北京ダック保護 2021-09-12
保護:岡山県会員林さん 林さん次男さん 相談者の方
保護者:林さん

お知らせ内容一覧
相談内容
今後のアヒルについて打ち合わせ
保護
診察結果
現在の様子
治療費用内訳
さよならジータン


岡山県酒津公園に立てなくなっている年齢不詳の白アヒルが1羽いるとフォームメールより相談がありました。いつも2羽で行動していたが1年前に死んでしまい、今現在は1羽のみ。市の公園では一切アヒルに関しては管理しておらず、貯水池には水利組合で建てられた浮き小屋があるとのことでした。

相談内容 2021-09-04

10日程前から池を泳ぎ回る事がなくなり、右足をかばってびっこを引くようになりました。立ち上がってもすぐ座り、浮き小屋か少し泳いで水辺のスロープで、ただじっとしています。餌が欲しい時は、それでも小屋から水に降りてきて投げた餌を食べたり、または水辺のスロープに置いてやったものを食べています。

近隣の私を含めた数人の方が餌をやっていますが、アヒルについて残念ながらあまり知識がありません。アヒルの病気についてネットで調べたりしていますが、個人で病院に連れて行くのは今現在難しい状況です。
足の痛みを軽減するために、ひとまず浮き小屋に人工芝を敷くことにはなりました。気休めかもしれませんが、最近飼料にドライの野菜を入れたり、ボレー粉という物も追加しようと思います。仮に関節炎の場合、市販の人間用の薬で代用できないでしょうか?
個人でできる事は少ないと思いますが、できる事があるでしょうか?

2021-09-07の様子

餌と呼びかけの誘導で、貯水池の中を約200メートル朝晩泳いで移動し、朝~夕方まで画像の自分で見つけた水辺の狭い場所で過ごし、夕方~朝までは動画の場所でじっとしています。浮き小屋(以前撮影)には、数日前からうまく上がれなくなりました。寒くなる前にこれも登り易くしてあげたいのですが、スロープ部分を改良したらよいでしょうか?聞いたところ、年齢はおそらく10才くらい、オスかと思われます。
高齢の域でしょうか? 今後年齢とともに動きも悪くなっていくのでしょうか?相棒をなくして一人ぼっちになってしまったがーちゃんですが、できる範囲で見守っていきたいと思います。

  

 

相談内容と送信された動画や画像を元に会員と意見交換

●関節炎の変形、高齢なようなのでこの場所にこのままは厳しいと思う。
●薬は炎症抑えと抗生物質になるが治るかどうか判断できない。
●折れている可能性もある。病院優先。
●左足関節炎の可能性あり、既に変形は強く体を支えられない状態に見える。
●眼脂も溜まっているようなので水に浮いて左足を持ち上げ目元をカイカイすることもできないのだと思う。
●両翼で体を支えているので羽根はすぐにボロボロになってしまう。
●人間用の消炎剤は犬猫でもアヒルでも代用はしない。
●この子の命を考えるならば「保護」が最優先。

岡山県会員の林さんが「脚が悪いと何かに襲われる可能性もありますしこのまま様子をみるのは可哀そうな気がします。」「シリュウ症なのか関節なのか診察してもらった方が良い。」「保護できれば治療を受けさせたい。」とのことで現地へ向かうことになりました。

相談者さんと連絡を取り保護場所へ

林さん宅へ到着

 

診察結果 2021-09-15

診察中に左足の踵に小さな傷を見つけて踵の関節を触ったらゴリゴリした感触がありレントゲンを撮ってもらいました。 レントゲンでは骨、関節に問題がなかったので傷口から細菌が入って炎症を起こしているのだろうという事でした。 抗生物質と痛み止めの注射を一本打って頂いて明日から2週間痛み止めと抗生物質の小さな粒を飲ませる事になりました。 骨、関節に問題がなくホッとしました。

病院で名前を尋ねられ思わずジータンと命名しました。

2021-09-27
換羽で下半身はパサパサです。池で泳がせたりもするのですが換羽の加減かプカッと浮かず半分沈みそうな感じです。用事をしている時はこんな感じですぐに見られる所で遊ばせてます。

換羽がやってきた

目の周りが涙で固まってしまうのですが指で擦って洗い流しています。
(※脚にトラブルがあり上手く立てないアヒルは羽根繕いがやりづらく目もカキカキできない状態でガビガビになりがちです)

保護をするために現地へ向かったときジータンは、水面ギリギリの草むらに隠れるように身を潜めていたようです。池の周辺を確認するとジータンの白い羽根の他にカラスの黒い羽根が所々に混ざって落ちていたとのこと。カラスは頭がいいです。弱って動けなくなっていくアヒルたちを見逃しません。羽根を毟り取りながら攻撃してきます。アヒルは水鳥の仲間なので泳ぎの名選手、グングンと潜水も得意なはずなのですが、脚の調子が悪くなり上手く立てない上に換羽で羽根が生え揃っていないジータンは、羽根にどんどんと水が染み込み最悪沈んでしまうというよくない状況でした。このプラスチックの浅い水浴び場は大羽根でよいしょっと自身のペースで移動可能で溺れる心配もありません。ゆっくりと療養中です。

2021-11-21
ジータン訪問
立てなくなったアヒルは常にお腹を地べたに付けたままになるので蒸れて床擦れのような状態になってしまいます。少しでも症状を和らげようと籾殻入りの専用クッションを作りジータンを乗せていました。脚にも負担が掛らずとても良いアイディアだと思いました。クッションカバーは洗ってまた使い、古くなった籾殻は土に還すとのことです。ジータンは大羽根を使い移動するため羽根の先が擦れてなかなか次の羽根が生えてこないようですが、ストローのような芯の先から新しい羽根が見えています。後ろに投げ出している脚には痛みがあるのか熱が感じられました。 西田

2021-11-24
心配なことにジータンが昨夜からご飯をご飯を食べなくなり嘴も冷たいとのことで、今現在ジータンの居場所にはエアコンが付けたままの状態でペットヒーターもあり温め万全で様子を見ていました。
「ヒーターの側に座ってジーッとしてます。 水をあげても飲まずご飯を手の上に置いてもプイッとソッポを向いて知らん顔してます。」
林さんは急遽夕方動物病院へ向かっています。

診断結果

いつものように5時半頃、ご飯を水に浸しながらジャブジャブ食べていたのですが10時過ぎ日光が差し出したので抱っこして散歩に行こうと準備していたらジータンが眠るように旅立ちました。
ジータンの後頭部をかいてあげたり涙の跡をスポイトで流してあげると気持ちよさそうにしていてジータンの喜ぶツボを発見するのが楽しみでした。


林さんは床擦れが少しでも緩和できるようにとクッションやロープを利用してお腹が擦れないように工夫を重ねていました。保護場所の貯水地に10年ほど前から十数羽いたという仲間たちは既にいなくなり、たった一羽になってしまったジータン。白血病という診断を受けていましたが寿命だったのかもしれません。ジータンの最期の居場所はたくさんの動物たちが暮らす自然の和かい風が吹く場所でした。静かに目を瞑っているジータン。苦しくて痛いこともない、いつもどおりご飯を食べて眠ってしまいました。

保護アヒルたちは何を食べてどのような生活をしていたのか、実際には何歳なのかもわかりません。保護の後に治療を受けてもそこから回復するアヒルはほんのわずかです。保護アヒルのお世話をするわたしたちは、看取り役という悲しい現実も一緒に引き受けているということをわかっていただければ幸いです。

アヒルを野外に放すということは 感染症・寿命

NPO法人あひるネットワーク


岡山県酒津公園ジータン治療費用内訳

ご協力へのお礼 *ご支援に感謝致します*

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

 

私たちが注意すること 高病原性鳥インフルエンザ

お知らせ内容一覧

鳥インフルエンザ発生状況
(近隣地区で発生しても慌てずに)
前シーズンの発生状況
家禽飼いのわたしたちが注意すること
皆さんの予防策実例


家禽における鳥インフルエンザ発生状況

更新2022-01-01
家禽9件10事例 (疑似患畜確認)
愛媛県西条市     12月31日
青森県三戸町     12月12日
広島県福山市     12月07日
埼玉県美里町     12月07日
千葉県市川市     12月05日
熊本県南関町                   12月03日
兵庫県姫路市     11月17日
鹿児島県出水市2例目 11月15日
鹿児島県出水市1例目 11月13日
秋田県横手市     11月10日

お住まいの地域近隣で発生したというニュースを観ても慌てずに市役所等行政の発信する情報を再度確認してください。
鳥インフルエンザが発生した場合、鳥以外の生物に感染させないように、発生農場を中心とした半径3キロメートル以内の区域で家きん等の移動が禁止されます(移動制限区域)。3キロメートル以内にいる家禽たちを殺処分という意味ではありません。飼い鳥を移動させないことが重要です。野鳥が多く立ち寄る湖や川へ飼っているアヒルやアイガモを連れて行かない。キャンプ地などは野鳥の排泄物が落ちている場合があるため、念のため靴底をよく洗う。手洗いうがいも必ず行うこと。
おうちのアヒルたちを守るために
環境省 高病原性鳥インフルエンザに関する情報 野鳥・家禽
農林水産省 報道発表

注意喚起リーフレット 農林水産省


前シーズン2020年冬~2021年春にかけての発生状況
H5N8型 農林水産省

2021-03-30

野鳥18道県58事例
家禽18県52事例

2021-02-28
野鳥18道県55事例 1県1事例(調査中)

2021-02-18
野鳥13道県50事例 1県1事例(調査中)
家禽17県50事例

2021-02-09
家禽17県47事例 

2021-01-25
家禽16県39事例

2021-01-13
家禽15県36事例 

2021-01-05
家禽14県34事例 

2020-12-24
家禽13県32事例

2020-12-18
家禽10県28事例 

2020-12-07
鳥インフルエンザ6県で相次ぎ発生

2020-11-22
香川県の鳥インフルエンザため池が多いことが原因か?
香川県はため池が多く、専門家は「野鳥が生息しやすい環境になっている」と指摘。

2020-11-05
山梨県家畜保健衛生所より
「香川県で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。厳重な警戒を!」
2020-11-02
「10/30北海道紋別市にて採取された野鳥の糞便からH5N8亜型が確認されました。」予防対策として再度確認をお願いします。



2020-02-07
山梨県家畜保健衛生所より

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、鳥インフルエンザの感染の拡大にも警戒を強めているものとみられます。

中国 湖南省 ニワトリが「H5N1型」鳥インフルエンザに感染
2020年2月2日


アヒル飼いの私たちが注意すること

なぜ、高病原性鳥インフルエンザが騒がれるのか?なぜ、生きている健康な鳥たちまで痛ましい殺処分になるのか?

鳥インフルエンザが、他の動物に感染してウイルスが変異を起こす新型のインフルエンザになる場合を恐れての処置となっています。家畜のブタは鳥インフルエンザにも、人のインフルエンザにも感染してしまいます。

人への感染は感染した鳥と密接な関係にある人間に限られています。新型のインフルエンザウイルスを生みやすい環境は、畜産がさかんなアジアの開発途上国など、人間の住居と同じ敷地内でブタや鶏、牛を飼っているという衛生状態が十分でない農村地帯です。インフラも整っていない、家畜や人間が病気を発症しても適切な診断が困難な地域から、高病原性鳥インフルエンザは誕生しています。

そこからどのような経路で日本にやってくるのか?
海を越えて島国の日本にやってくるということもあり、渡り鳥の伝播だと報道されていますが、一週間という潜伏期間を考えると短時間で移動できる交通機関により、人間が靴底やカバンに付着させ持ち運んでいる可能性もあります。
  
空港の靴底消毒マット

ウイルスを野鳥が養鶏場へ運んでいるのか、過密な生息環境である養鶏場で感染が始まりそこへ野鳥やネズミなどの野生動物が入り込んで伝播しているのか、どちらも否定できません。

日頃注意しておくこと

外飼いの方は特に注意が必要
野鳥、ネズミなどの野生動物を寄せ付けない
・網や柵で囲った小屋で飼う。
・野鳥が訪れる水場、川や池などに連れて行かない。
・野外にある水場で水浴びをさせない。水を飲ませない。
・小屋を常に清潔に保つ。
・与えた餌は食べ切りで!すぐに片付ける。

私たち人間は、ペットの鳥に触れた後や小屋を掃除した後には必ず靴裏の消毒・手洗い・うがいをよくする。

湖や公園を訪れた人間が、ウイルスを靴や衣類に付けて持ち込む媒介者にならないよう注意が必要です。キャンプ地など水辺と飼育場を結ぶ行動は避けてください。


皆さんの予防策実例

鳥インフルエンザ対策 2011年宮崎県

鳥インフルエンザ対策 2016年鹿児島県

鳥インフルエンザ対策 2016年山梨県
石灰を敷き詰め、出入りする人の消毒を徹底的に

鳥インフルエンザ対策 2020年広島県会員テケチハさん


家に入る前に靴裏の消毒と手のアルコール消毒を気をつけています。気になる場所にはオスバン(逆性石鹸)を薄めたものをスプレーしています。鳥インフルエンザウイルスには次亜塩素酸水くらいのpHではあまり効果がないようなので逆性石鹸にしました。庭はフェンスやネットで野鳥や野生動物が入らないように気をつけています。小さな隙間は塞げませんが外で野鳥やネズミを呼び寄せる元になる餌を与えなければ入ってこないと思います。少しでも餌がこぼれていると目敏く見つけて入ってくるので。

2020-12-28
「鴨たちの外遊びを2時間に制限していましたが、いよいよ危機感が増してきたためこの冬は鴨たち、鶏たちの外遊びをやめる事にしました。春になって鳥インフルエンザが終息するまで完全室内飼いにします。皆様もどうかお気をつけてお過ごし下さい。」


一般の家庭で飼育されている家鴨(北京ダック、アイガモ)からは、鳥インフルエンザウイルスが検出された例は報告されていません。

埼玉県公園雌北京ダック保護

埼玉県の公園雌北京ダック保護 2021-07-22
調査:埼玉県会員町井さん 保護:埼玉県会員笠原さん 町井さん 東京都会員阿部さん 投稿者の方2名
保護者:笠原さん

お知らせ内容一覧
相談内容
調査
保護
診察
現在の様子
随時更新中


2020年の秋、埼玉県某公園に突然白いアヒルが現れたとのことでフォームメールより相談がありました。
3羽の雄アイガモがいる池に白い雌北京ダックが遺棄されているようです。

【相談内容】

「いつ頃からか、公園の池に3羽のあひる(正確にはアヒルかどうか分かりません。カモよりひとまわり大きいようで、飛翔能力はありません)がいて、時々様子を見ていました。
本日またいつものように公園に行ったところ、あきらかにあひると思われる真っ白な鳥が1羽、3羽と共にいました。素人目には、いつもの3羽もはじめて現れた1羽もガーガー言い合い戸惑っているように感じられました。昨日までは見当たらず、遺棄されてしまったのか、、

様子を見るしかないのですが、このまま3羽と馴染めるのか、または野外に適応できるのか、エサのことなど心配です。

公園管理事務所では、あひるに関しては居着いてしまっている、時期や遺棄されたなどの情報は不明、もちろん公園側では放したり、管理したりはしていないとのことでした。私の認識では白あひるは昨日現れたように思いますが、、周囲の人にはまだ聞いていません。

今朝出勤前に立ち寄りましたが、他の3羽ととりあえず一緒に泳いでいました。近くに寄れないのでよくわからないのですが、ケガは今のところ見当たりません。あひるが野外で生きるのは難しいと聞いて、元気なうちになんとかできないかと心配しすぎかもしれません。

このまま3羽と元気にいるかもしれない、様子をみてもいいのかなと思っています。」


埼玉在住の会員町井さんが調査に向かいました。

町井さんより
「かなり内陸なので、大人5人で囲い込んで保護しようと思います。
投稿者さんが公園管理事務所に連絡してくれました。あひるの状況を確認してくれ、保護について理解を示してくれました。保護実行まで、無事に過ごしてくれることを祈るばかりです。」
保護日実行日を7/22に設定

会員笠原さん宅へ移動

現在の様子

診察結果

2021-09-22
ドレミ♪ファ♪白ちゃん(笑)

2021-12-08
保護アヒルの白ちゃんですが、抱っこしても騒がなくなりました!シリュウ症も完治して健康です。

2021-12-31

埼玉県久喜市白ちゃん保護治療費用内訳

振込先口座
郵便局 ゆうちょ銀行
記号番号:振替:00130-2-259850
当座:〇一九店 259850
口座名義 あひるネットワーク

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会計報告

上野公園不忍池アヒル保護 

上野公園不忍池アヒル保護  2018-05-08
保護:東京都会員岩瀬理事、埼玉県町井さん、
岩瀬理事知人の方、相談者さん、管理事務所スタッフ
新しい飼い主:宮城県会員松葉さん 輸送者:埼玉県会員前田さん

お知らせ内容一覧
保護までの経緯
調査保護
診察
治療費用内訳
保護後の様子
new!
現在の様子


2018-04-20
当webサイト問い合わせフォームより、区民の方から相談
[主な相談内容]
・近所の池(東京都台東区不忍池。上野動物園の隣)で、2羽のアヒルらしき鳥を発見した。
・通常この池は野生のカモやユリカモメなどはいるが、アヒルはいなかったので遺棄されたのだと思う。
・対処方法とアドバイス。
・アパートなので一時保護、里親にはなれない。
・毎朝池の近くを通って通勤している。様子を見ることは可能。
・「協力できることがありましたらなんでもおっしゃってください。」


相談者さんは、SNSでアヒルたちの情報を毎日発信されていました。
その上野にある不忍池関連のSNSでは、4月8日に「今まで見かけなかったアヒルが3羽いる。」との投稿があり、その頃突然に姿を現したアヒル達は、元は3羽一緒にいたことがわかりました。4月8日前に遺棄されたのだと思います。



[上野恩賜公園事務所 責任者へ確認]

・アヒルの姿を発見したのは4月に入ってから、アヒルだと確認はできていないが1羽の死骸を回収している。今は白いアヒルを2羽確認済み。
(のち、池で死んでいたのは同じ白いアヒルだと判明。)
・夜間も入ることができるので捨てられているのだと思う。
・ずっとアヒルの遺棄はなかった。

去年保護をしたアヒルたちに、人為的らしき骨折の後が数箇所あった事を説明。同じ場所にいた1羽が死んでいることもあり、健康なうちに新しい飼い主さんを見つけ、保護を試みたいと伝えたところ同意されました。
・全面的に協力する。ボートを出すのは可能。

[保護までのアヒルたちの様子]

・ボートをこぐ人たちがよく近づいては写真を撮っているが、2羽ともまったく恐れず近寄るので危険を感じる。
・1羽脚を伸ばしたままで腫れているように見える。
・段差があって岸部分には上がってこれない。

行政へアヒルの迷子届けや問い合わせが入っていないかを確認。捕獲保護の許可申請。

・上野警察署 ※警察署には近辺でアヒルがいなくなったなど、通報や連絡はないか引き続き確認。
・東部公園緑地事務所(都の管轄の為、区役所からの紹介)


2018-05-08捕獲保護 

お腹が空いている朝を狙っての出動、6:45頃。相談者と待ち合わせ。

いつものようにご飯をもらえるとアヒルたちが岸の付近まで寄ってきました。アヒルフードを与えると1羽目の方がかなり近くまで接近、捕獲保護。

もう1羽には警戒され逃げられてしまう。1羽と離ればなれになったせいか鳴きながら近づいてくるも、付近までおびき寄せることはできるが保護まで至らず、3時間後、管理事務所職員さんたちがボートを出動。
網を持って追いかけるも捕まらず、「ボートから保護」⇒「ボートで追い込み、岸で保護」に変更。
岸で待機中だった会員たちと連携して無事保護することに成功。10:30頃

協力をしてくださった方たちやスタッフの皆様ありがとうございました。

    

 
1羽は脚が湾曲気味で関節も腫れています。立ち上がることが困難で池にいる間もずっと足を伸ばして座っていたようです。ここには葦の生えている狭い部分しか陸地がない。段差があってアヒルは岸辺には上がれないのです。若いアヒルなら水に浸かったままでも生き延びられるかもしれません。具合の悪いアヒルの場合は、羽根繕いも満足にできずに羽根や体に水が浸み込み沈んでしまうでしょう。

ここにはアヒルが3羽いたんだ。
1羽はもういない。冷たかったよね。
外敵がやってきたの?怖かったよね。
病気だったのかな?
足が悪かったのかな?

ここは不安だったよね。仲間たちとずっといたかったよね。
一緒に連れて行ってあげたかったよ。



[診療結果] 検便、触診、聴診、インフルエンザ検査異常なし。

・1羽目保護アヒル:体重 3,58㌔ 雌
・2羽目保護アヒル:体重 2,78㌔ 雌
右足/湾曲、左足/関節の腫れ、左足が痛いのか一瞬しか立てません。
水浴び場でも無理して右足のみで立っている状態ですが、いざとなると少しは歩行可能。消炎剤の処方。左目に涙(体液)が溜まってしまう。再度、足のレントゲン検査を受ける予定。

 


2018-05-09アヒルたちの様子 一時保護者:会員町井さん 

[足の悪い子]
短い時間ですが右足で立つことができ、羽繕いで立ったまま体をブルブルしたりもできます。胸に床擦れはありません。右足が根元のほうから湾曲しているので、かかしのように一本足で立てるのかもしれません。普段はオットリとしているのですが、何かあった時に気が強いのはこの子です。

[体の大きい子]
かなりやんちゃで、今朝、植木鉢を踏み越えて隣の野菜が植えてあるエリアまで遊びに行っちゃう騒ぎを起こしました。(その後、ネットを張りました。)泥んこ遊びも大好きです。怖がりで文句が多いのですが、とても甘えん坊で寝床では撫でさせてくれます。足は左足の擦り傷の他、右足の真ん中の関節のところに趾瘤症があり、痛いようで今日は少し安心したのか右足を気にして座っていました。

この子はすごく水を飲みます。我が家の子が腎不全になってしまったときにものすごく水を飲んでたのでちょっと心配です。


86gとしっかりとした卵を産んでいます。
人を怖がらず穏やかなアヒルたち、人と接しながら暮らしていたのでしょう。まだ1歳くらいの若いアヒルだと思います。
遺棄されたアヒルは感染症にかかりやすく、 呼吸器のトラブルは完治に時間も費用もかかります。 野外に放り出さずに新しい飼い主さんを探してください。
■動物の殺傷は2年以下の懲役または200万円以下の罰金<第四十四条>
■動物虐待・遺棄は100万円以下の罰金<第四十四条>
「動物の愛護及び管理に関する法律」(動物愛護管理法)


アヒルたちの居場所は宮城県。輸送リレーのご協力ありがとうございました。2羽の雌アヒルには、おまつとおいち、まつ姫、いち姫との名前が付けられ、緑豊かな会員松葉さん宅で過ごしています。毎日大きな卵も産んでいます。

 

 


まつ姫いち姫たちが、栃木県のアヒさみにやって来ました。
ぬるめにした効能のある温泉に浸からせて少しの間リハビリです。



2018-10-14
足の腫れはまだ酷く立ち上がったときには水搔きが裏返しになり、足の甲で体を支えている状態。水の中で浮いている方が体の重みがないので楽です。  





2018-12-30
どじょうで栄養付けて寒さを乗り越えます!

先週まではうっすらな雪だったのに、かなり積もってきました。


2019-01-31再診

とても興奮したせいか、レントゲン室で暴れた際に引っ掻いてしまい、腫れて炎症を起こしていた箇所がカサブタが取れるように剥がれてしまいました。

獣医師さんの処置で止血剤など処方されています。表面に巻き付けているのは、サポーターです。アヒル専用の物はないので、小型犬用のサポーターを代用してもらいました。




2019-03-01再診

市姫はバランスが悪いので、プールでバタバタ水浴び中に角にぶつけたらしく、大羽根の根元一歩手前で折れてプラプラな状態に・・・。急遽病院へ。

大羽根部分の太い羽根なので、レーザーで焼いてもらいました。止血剤と消毒液が処方されています。獣医師さんより、急な出血で血が止まらない場合は、お線香で傷口焼いても良いとの事です。急遽対処方とのこと。アヒルは体温高いから化膿しにくいようです。



2019-03-30
アヒルはこのような狭い所が好きなのです。東北の春はまだまだ遠そう・・・


2019-06-01再診
「お市のお薬もらいに通院しました。これ以上悪くならない様に現状維持です。」


足の悪いお市ちゃんを抱っこして草むらに座らせると、元気の良いお松が「がぁがぁ!(自分で歩け)」と怒ります。 笑



2019-07-19
2羽とも殻のしっかりした卵を産んでいます。田んぼのタニシやどじょう効果か?!


2019-08-27
いつも元気いっぱいなお松ちゃん、今日はいつもと様子が違いました。体全体で息をしているようで、軟卵が力んでも出なくしんどかったようです。病院へ行き、カルシウムの注射と薬も処方していただきました。


2019-10-29
台風の被害もなく、お松もお市も元気です。脚は擦れないようにコットンを付けて補助するなど工夫が必要です。長期で処方されている薬を飲んでいる状態です。



2020-03-25

市松2人とも病気は無くただ松はもうお玉子産まないお年頃ですかね全然そぶりも無いです。


2020-06-13 通院日

2020-07-03 通院日

2020-08-19

2020-09-10
雨降りでもへっちゃら♪
市様の気持ち良さげなお顔見てあげてください。

2020-10-09
みんな自由にしてるね外は金木犀の香りが充満してます。

2020-10-31

2020-12-09

2020-12-20

2021-02-08

雪でも水浴び♪

2021-04-09

この間目から泡が出て病院に行って来ました。市様でした。それとテーピングやパッドや絆創膏などで手当てしています。

2021-04-29


「昨日市様病院に行った来ました。目の治りが悪いのと羽根の生え変わりで身体がついていかないのか、首や身体が怠いのか、食欲は有りますがご飯だけでは羽根に栄養持っていかれてるようです。肝機能も低下気味との事でネクトンBIOとお薬頂きました。」

「尻尾もクイっと曲がってしまってでも食欲は有りいっぱい食べます先生はまだまだ大丈夫って言ってくれました。」
「市様は寡黙なタイプのアヒルさんであんまりお返事してくれないけど😅時折お怒りモードで騒ぐ時あって松様とはタイプが全然違います。」
松葉

2021-11-22



上野不忍池お市お松治療費内訳

市姫、松姫の治療費は、皆様からの寄付金/募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されています。

振込先口座
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当座:〇一九店 259850
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会計報告

東京都大田区宝来公園保護愛護センターより引き取り

東京都大田区宝来公園雌アヒル引き取り 2016/01/27

保護:東京都めいさん
新しい飼い主さん:栃木県会員原澤理事

内容一覧
保護の経緯
宝来吉治療の日々
宝来吉のことでわかったこと
ご報告 ~ありがとうございました~
治療費 会計報告

 


公園で泥だらけになり動けなくなっていたところを発見され、発見者さんが警察へ通報後、東京都動物愛護相談センターへ収容されていた雌アヒルです。愛護センターで手続きを行い引き取りました。2016/01/19

栃木県会員の原澤さん宅で今後飼育することになりました。東京都のアヒルが診療できる恵比寿バードクリニックへの通院となります。

骨折箇所は3箇所、脚は片方、関節炎。立てない為座ったままですが、何とか関節炎だけでも完治させてあげたいです。「名前は宝来吉、ほうさんです。」

 

 

原澤さん宅で療養中の宝来吉に会ってきました。温かい部屋でお昼寝中。骨折箇所が見られる片足にはギプスをはめていますが、関節炎のある片方で踏ん張り移動しています。 2016/02/10


靭帯、神経の回復期間は過ぎている可能性はあるのですが(いつからこのような状態になったか不明な為)歪みの矯正も含めた固定となります。

関節の歪みの矯正はひとまず経過は良好。「足に刺激を与えても反応は薄く、「まっすぐになった」足を、間接を曲げようとはせずにまっすぐの状態のままでした。歪みの矯正は良好なものの、左足を使って歩けるようになるかはまだわかりません。26日に再診します。そこで、おおよその判断が下るのではないかと予測しています。今日もギプスで固定してきました。」


足と体の保護に秘密兵器を仕入れました。これはウレタンなのかな。クッションの中身です。2枚で6㎝の厚さなので弾力性があり使えそうです。お腹を付けたままの状態なので床擦れを緩和する為工夫をされています。2016/02/22

左足のかかと先神経、靭帯とも切れていなかったとの診断です!

「脱臼については、まだ外れやすい状況です。ギプスで固定していたので、かかと先からのねじれは解消できました。つまり、まっすぐな状態です。そして、神経、靭帯が生きていたので、かかとを曲げようとするしぐさも見られました。2週間前はあしがピンとまっすぐな状態で、かかとを曲げようとはしていませんでした。神経と靭帯の回復されつつある証です。脱臼箇所、つまり、骨と骨をつなぐ靭帯が切れてさえいなければ、脱臼は改善されるとのことです。逆にこの箇所の靭帯が切れてしまっていると、脱臼は完治しません。また、ねじれる可能性もあります。正念場です。また、2週間後に行ってきます。」


ほうさんが庭の池で水浴びをはじめました。 2016/03/06

ギプスが外れました。リハビリを始めます。ようやくギプスが外れました!今のところ、関節も外れていません!予断は許しませんが、今後は本来の足の位置で座る、立つ、歩く、のリハビリに入る予定です。もし、関節が外れたら一からやり直しですが辛抱強くケアしていきます。目下、足に負担がかからない『座位保持』をどうするかを考えています。ひとまず、神経、靭帯(間接箇所、かかと先)共に生きていました。本当によかったです。


ほうさんの左足、残念ながら脱臼してしまいました。恐らくここまで固定して治らなかったので無理かもしれません。腫れもひどくなってきました。しかし、水かきが反転しているわけではないので、見た目は保護当初よりは少しはましかと思います。早々にマイ先生に診てもらい、今後の方針を決めますが、私としては残された機能でどう生活ができるかを模索していく覚悟は決まっています。 2016/03/15

ようやくギプスが取れ様子を見ていこうとしていた矢先に、動くことが自由になった宝来吉の脚は脱臼してしまったようです。


宝来吉の様子を見に行ってきました。脱臼してしまった脚は若干腫れていましたが、深く盛った牧草の上にちょこんと座っている宝来吉は、直接地べたにお腹を付けることもなく、脚への負担もかなり軽減されているようでウトウトお昼寝をしていました。

脱臼がそのまま長期間放置されると、修復が困難になるため早期の治療が必要になるのですが、宝来吉の場合、いつから関節を痛めていたかが不明な為、原澤さんと恵比寿バードクリニックの先生との話し合いにより、ギプスを巻いて最善の治療を行っていただきました。保護時の時よりも脚は綺麗になっていますが、立ち上がって通常のアヒルのように歩くことは難しそうです。これから宝来吉がベストな状態で過ごせるよう、原澤さんはいろいろと考えてくださっていました。野菜中心の食事にもだいぶ慣れてきたようです。 2016/03/16西田



歌吉ちゃんと芝生で並んで日向ぼっこするほうさん。ほうさんの日向ぼっこ用に縁側を作ってみました。プラ船で遊ばせて、縁側で日向ぼっこです。色ももう塗りました。左足は結局、内転してしまいました。でも、ふかふかのマットの上なので気分は良さそうです。障害を持っても、自分にとって一番理想的な姿勢を自分で工夫したのだと思います。元の状態なのですが、水浴び日向ぼっこできるので、楽しんでくれればと思っています。 2016/03/27


「ほうさんの縁側、完成🐤」
間接の腫れは相変わらずで、リンパ液によるむくみをとるために、消炎剤とテーピング療法を続けています。2016/04/24


内転した脚の関節は膿が溜まり、取り除く治療での通院と自宅では毎日傷口への手当て(1人が押さえ、1人が消毒)が欠かせなくなってきました。デュオアクティブを切り貼りしています。 2016/06/21

「 ほうさんの化膿の治療は自宅では毎日消毒、毎週恵比寿にて処置、という状況です。膿の根治には時間がかかりそうです。一番最初よりはよくなっています。その時には固まった膿の摘出でしたので。その後は、とにかく続けるしかないという話です。関節部分の炎症は敗血症になりうる危険な箇所らしいです。私としては、足を温存するためには、膿を取り除き炎症を根治させるために頑張るしかないと考えています。」


2ヶ月前の脚の状態です。毎週通院を続けこの頃よりもだいぶ良くなっているとの報告です。
ほうさんは、だいぶよくなりました。傷口はほぼふさがり、乾燥した膿も少量になりました。3週に一度の頻度になりました。よかったです。


「ほうさんの足、かなり良くなってきました。」元々の患部は完治です。しかし、皮膚が柔らかく少しでも傷つくと化膿してしまいます。その化膿箇所も良くなってきました。今は一ヶ月に一度の通院です。2016/10/27


また傷ができて化膿して、かさぶたになって消毒しての繰り返しですが、頑張っています! 2016/11/09


ほうさん、もう少しかかりそうです。
皮膚の再生が一進一退です。2016/12/20


消毒後、テーピングです。2017/03/04

 


あい変わらず足の化膿と戦っています。患部は辛そうに見えますが他はいたって元気です。 2017/10/02

 


折れた足の患部がどうしても瘡蓋から復活しません。通院が続いています。2017/11/30


 

2018/03/10

一時期の酸素室生活が続いていた宝来吉ですが、酸素室からは出て通常の生活に戻っています。随分と良くなりました。あしの化膿は治りかけています。
2018/12/8 通院 特殊検査


足の関節の骨折箇所は、約1年半ほどかけてここまで状態が戻りました。

 

全身状態は以前より良いですが、気管支の狭窄でたまに呼吸が息苦しくなります。また、肝臓機能が低下しているようです。2ヶ月毎日、その後の2ヶ月は苦しくなったら酸素室に入れました。一時、かなり辛そうでしたが今は少し回復して落ち着きを取り戻してきています。
酸素室(酸素テント・酸素発生機)以前水ちゃんが呼吸困難になったときも使用

復活したように見えましたが、レントゲンを撮ったら狭窄は、さほど改善はしてませんでした。ほうさんなりの、呼吸法を身につけて前よりはましになったのかもしれません。


2018/12/24


悪いなりに頑張ってくれています。 関節の化膿は治まりました。 気管支の狭窄はほぼ改善していません。 肝臓の値もよくないです。穏やかには過ごせていますので病気や怪我と向き合いながらの生活になります。

2019/03/03


宝来吉のことでわかったこと

宝来吉は東京都の宝来公園にいたかなり前からいたアヒルらしいです。その公園でうずくまり動けなくなった宝来吉を区民の方が警察を呼び、動物愛護センターに引き取られていました。
センターにいられる期間は1週間ほどです。センターの獣医師さんに手当してもらった足は腫れあがりプラプラでした。

宝来吉は台所でガサガサという音が聞こえると、何か食べるものがもらえるのかと首を長くしてワクワクして待っていました。公園にやってくる人にパンやスナック菓子をもらうときの袋の音に似ていたからだと思います。保護の後宝来公園にやってくる人々は、「あのアヒルどこかに連れて行かれたらしいよ。」とまるで連れ去られたように言っていたそうです。宝来吉は公園に棄てられたアヒルだったのでしょう。数年前から宝来公園で宝来吉をみかけていた方が2016年の保護後に数年間公園にいた頃の画像を送ってくださいました。




保護される数カ月前から座っていることが多く立てなくなっていたようだと、画像を提供してくださった方から伺いました。

元の飼い主は、池や川の水場があるから自由に生きていけると思ったのでしょうか。しばらくは人々から餌をもらい、外敵から必死で身を守りながら過ごしていけるかもしれません。それでも怪我をしたり病気になり動けなくなったら死を待つだけです。アヒルは飛ぶことができないので、すぐに逃げることができません。川や池にアヒルがいれば人々はご飯をあげたり眺めたり、アヒルのしぐさや行動に癒されるでしょう。でも野外でアヒルが暮らしていくことは多くの困難や危険が待っているのです。辛い思いをさせないでください。アヒルが飼えなくなったら、野外に放り出さずに新しい飼い主さんを探してください。遺棄は犯罪です。アヒルへの罪も大きいです。


<ご報告>2019/04

保護あひるの宝来吉(ほうらいきち・通称ほうさん)が4月6日、11:30頃に亡くなりました。ご報告が遅くなり申し訳ございません。

保護時には左足関節部分の脱臼により足ひれが内転し既にたつことが困難な状態でした。(その後、神経の断裂及び間接の骨折の診断を受け歩行を断念。)外傷も数々ありました。

亡くなるまで幾多もの疾病と戦い晩年は「気管支狭窄症」と肝臓を患っていました。動く右脚一本と両羽を使いなんとか移動して自分なりの自由で懸命に生きたのだと思います。

死と向き合うその場面はいつも後悔が残ります。自分はこの命ともっと時間を共有できはしなかったのだろうか、と。死の直前、あひるは両羽を激しくばたつかせ、首を垂直に持ち上げます。最後の体力と気力を使っての動作かと思います。

さながら、飼い主に死を知らせるための「合図」のようにも、また、天に羽ばたくための「儀式」のようにも見えます。その姿は、それまでの「戦」の数々となぞらえると気高くもあり美しい姿です。そして悲しい「前捌き」でもあります。

今回、ほうさんはその「合図」・「儀式」を私の腕の中で見せてくれました。そのおかげで夫婦で「最期」に立ち会うことが出来ました。

頭がよく、優しいほうさんらしい惜別の所作です。

多くの皆様の善意によって購入させて頂きました酸素濃縮器の酸素の流入により若干なりとも最期が穏やかなものになったことと思います。また、幾度となく命の危機に瀕しても医療的なケアをし続けることが出来たのも皆様からのご支援があってこそでした。

ここに、ほうさんの「最期」を報告をさせて頂くと共に、永きにわたりご支援頂きましたことへの感謝を申し上げて、「宝来吉」の最後のご報告とさせて頂きます。

ありがとうございました。


ご協力へのお礼 

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

東京都宝来公園より収容引き取り保護宝来吉治療費用報告

宝来吉の治療費は、皆様からの寄付金/募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されています。

2021-11 改定まとめ

オンラインイベント「あつまれあひるの森」

イベント終了後も閲覧可能です♪


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あつまれあひるの森
you tubeで誰でも参加できて、全国どこからでもあひる好きさん達が集えるイベントです。全国どこからでも誰でもスマホでもパソコンでも閲覧可能。
youtubeでアカウントを作成する方法googleアカウントがある方なら※チャット画面には映らず画面横に出る文字のみ参加できます。

あひるネットワークの会員だけじゃなくて、アヒル飼ってる人もこれから飼いたいと思ってる人も参加できます。

主な進行内容予定

■あひるネットワークの紹介
■アヒルの飼育方法の話(理事ahira2goさん)
屋外飼い、室内飼い、餌について病気など
オンライン質疑応答※チャット方式
「ライブ配信は、オンタイムでご覧頂いている方にはチャットから質問を送って頂けます。アーカイブに残すので後からも見れます。」
■「シャク爺の物語」の朗読(会員TOMOKOさん荒木さん)
昨年クラウドファンディングで製作した絵本の朗読です。
■捨てられたアヒルのレスキュー体験談とアヒルのその後(会員林さん)
岡山県酒津公園北京ダック保護ジータン

■あひる関連イベント、あひるグッズショップなどのを紹介します


アヒルのリハビリ、介助法・介護器具 目から涙?嘴の黒い点々は?

お知らせ内容一覧

立てなくなったアヒルの相談
目に涙?嘴の黒い点々は?

立てなくなったアヒルの改善法
進化している補助カート
ウレタンや牧草利用
タオルやストッキングを使用した介助
随時更新中



立てなくなったアヒルの相談

2017.8月掲示板での相談

生後6週間のラブは 立てません。左足の膝?(関節)が 外向きで 大丈夫かな、と思っていたのですが、3日前くらいから立てなくなりました。今は子供用浮き輪に乗せて、引っくり返らないように 座らせています。ラブは 立ちたいと思っているのか、手を離すと立とうとして、こけてしまい、いろんな所を怪我しています。病院にも行きました。痛み止めとサプリをもらいました。

ラブを購入した、ペットショップにも行きました。カルシウムやビタミン剤など紹介してもらいました。そして、いろいろ調べた所、割り箸などで固定するということを知りました。でも、何でどうすればいいのか分かりません。固定はどうすればいいですか?そして、他にも ラブにとって楽なこと、少しでも良くなる方法が知りたいです。あと、体験談などあればありがたいです。教えて下さい。ラブを助けてあげたいです。お願いします。

アヒルのラブちゃん情報
・アヒルの年齢:7月7日の生後2週間に購入。2ヶ月。
・体重 1.7キロ
・購入したときから関節が曲がっていたことに気が付いていた。

・食事内容
・バーディー
・トマト
・ボレー
・ビタミン剤
・関節のサプリ(犬、猫用)
・ミネラル
・痛み止め
(ペレット待ち)

回答アドバイス  会員軽部さん

ラブのママさん こんにちは。
私は過去に何羽か足が不自由なアヒルさんアイガモさんを育ててきました。雛の時に足が不自由になってしまったアヒルさん達は、治すのが非常に難しいです。
添付写真のアイガモさんは両足が内側に向いてしまい、歩くことも立つ事も座ることも出来ませんでした。そして、足が重なっているので痛いらしく とても可哀そうでした。(ペットショップで正しい飼い方をしなかった為に、このような足になってしまいました。)発泡スチロールを使い、足が前に向くようにしていたところ、1年後くらいから足先が前を向いてきました。

アヒルさんによって足の状態はそれぞれ違います。同じアヒルさんでも、少しずつ変わってくるので毎回調整しなければなりません。添え木をお考えでしたら、くっつく包帯が便利かもしれません。足に傷がつかないように添え木を巻いたり、足に巻くのに使います。締め付けすぎると血が止まってしまうので注意して下さい。
それから、捻挫をしてしまったアヒルさんの治療に天かすをとる網のようなオタマやフワフワした物が巻いてある丈夫な針金を使った事もあります。(100円ショップにあります)
色々試してみて下さい。

回答 会員大久保さん ※食事内容・羽根のケア

アヒルは ひよこからの成長が とっても速いんですよ、ここからは経験したことを書きます。完璧ではありません。支えにはなるかな、
6週の中雛だね。 雄なら2kg弱 雌は1kg強 位かな ペットショップで買ったんだね 今 何キロ位かな。

たくさんご飯もらって大きくなりすぎたのかな? 成長に足が負けて関節炎を起こしたか?先天性の奇型か?わからないけど 足の負担を少なくしないといけないね。

ご飯は バーディー20g+キャベツ トマト 小松菜 少々 1日2回か3回位かな。パン ほうれん草は ダメだよ。鳥さん用のカルシウム ボレイコも 混ぜるといいなぁ。
後は、深いタライでプカプカする時間を多くして足の負担を少なくする。クリーム色の羽は水をはじく力が少ないから沈まないように見ていないと危険です。皮膚まで濡れたらドライヤー送風で乾かすよ。陸にいるときは 興奮して暴れないようにケージがいいかな。

相談の続き

発泡スチロールの間に入れているのは なんですか?やってみようと思います。
天かすをとる網のようなオタマというのは、どう使うのですか?
質問だらけですみません🙇 あと、水に入ると 傾いてしまい、難しそうなのですが、いい方法はないですか?水中は、リハビリにもなるので、入れてあげたいのですが、背泳ぎになりそうなくらい、傾いています。いろいろ試してみます!
本当にありがとうございます。

回答 会員ななママさん

フワフワした針金と天かす用のオタマみたいなのがありましたので写真添付します。

>発泡スチロールの間に入れているのは なんですか?

お風呂で体を洗うタオルみたいなヤツです。
乾くのが早いのでお腹の下に挟んでいました。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、図のようにアヒルさんの足とオタマと針金を並べて、くっつく包帯を巻いて固定しました。足をひきずっていて病院でもう歩けるようにならないと言われてしまったのですが、走れるまでになりました。

足が曲がってしまっているアヒルさんにはどうかな。発泡スチロールの家で少しずつ矯正していく方が良いかな。それから、アヒルさんはご紹介した発泡スチロールに座らせると暴れます。

アヒルさんの体に合わせて筒状に布を縫い、両端にゴムを通して着せて、その服に紐を通して家に固定すると良いです。過去の記事でも紹介しています。

>水に入ると 傾いてしまう

只今ウチに下半身不随で両足が全く動かないアイガモちゃんがいます。プールに浮かべるとふ~らふ~ら傾きながら上手にバランスをとって水浴びをします。大人なので なんとか水浴びが出来るのだと思います。
雛ちゃんは大久保さんがおっしゃるように溺れてしまう事がありますので、絶対に目を離さず浅い水深のプールが良いかもしれません。障害のあるアヒルさんは体のバランスが良くない事が多いです。
ラブちゃんは、もう少し体が大きくなったらウチのアイガモちゃんみたいに上手に水に浮かぶ事が出来るかな。


目に涙? くちばしの黒いそばかすのようなものは何?

相談「目の周りのガビガビは、優しく洗って、拭いてあげると治りました。ご心配をお掛けしました🙇涙のことなんですけど、泡も出てないし、化膿もしていません。 きれいな水が、ポロッと出るんです。何が原因なんでしょう?
あと、アヒルのくちばしに出る、点々は何ですか?


回答 目から出る涙のように見えるものは体液です。

回答   会員大久保さん
嘴のテンテンは ほとんど雌に出るよ。出てくる時期や模様はみんなバラバラで 理由は わかりません
葉っぱや池の藻を食べたりするからとか、日に焼けてとか、先祖還りとかでもほとんど雌だけだから、ホルモンとかの関係かなぁ
食事にキャベツ 小松菜 ヒジキとかも食べたほうがいいと思います。


嘴の傷に藻の成分が入り込み広がっていくという説もあり。

ガビガビは これくらいかな?気をつけて ひどくなってきたらお医者さんかな?泡涙は写真がないけど傷が付いて化膿したみたいです。

回答 会員塚本さん

うちもさつきちゃん、目の周りどうしようっていうくらいがびがびだったけど、教わったすりごま・ひじきで勝手にきれいになっちゃいましたよ。

すりごま、ひじき、おから、コラーゲンパウダーと、大量のボレー粉♪


立てなくなったアヒルの改善法

「あひるネットワークでは立てなくなったアヒルの補助カートや改善法を会員やアヒル飼いの方たちから情報を集めその都度紹介してきました。2020年には補助カートのマニュアルを作成し、今現在もお座りアヒルの負担を少なく楽に過ごせるよう発信を続けております。」

ブックラックを改造した車椅子の例

市販の園芸用ネットを利用したハンモックの例 

このラックを改造した車椅子の進化系 ガーちゃんカート↓

店長アヒル ガーちゃん

会員塚本さん作成 ガーちゃんカートさつき号

車輪が付いているので自力で移動可能

ガーちゃんカート 進化型 ピピちゃん号


メイちゃんはクッションで脚を支えています。楽チン♪

進化した補助サポートカートファンディングではマニュアル化達成
カートの作り方あり


お座りアヒルの宝来吉は、牧草のベット(足への負担を軽減)
ウレタンマットも利用


るーちゃんのケース 2021-10-30 会員ちなさん

るーちゃんは2月から歩けなくなって介護生活です。お座りさんになると、床擦れだけでなく、歩行筋力の低下とともに、消化能力や排便能力も落ちてしまい、体調を崩してしまうこともあるようです。まだ足が動くようでしたら毎日短い時間でもいいので介助して歩かせてあげるといいと思います。

我が家はカートが動かせるような平地ではなく草ボーボーなのでタオルで介助具を作りました。ご参考下さい。また、プールも同じように衣装ケースにストッキングを張って浮けるようにしています。

足を投げ出すことについて。足を畳んで座っていると足の付け根の部分がずっと突っ張っている感じで、年を取るとその付け根の部分が突き出てきます。うちのるーちゃんはそこが痛いようで、足を曲げずに居られるようにクッションに乗せたら足を投げ出さなくなりました。プチプチでクッションを作る場合も床擦れ対策はもちろんのこと、足がどうなると楽か考えてあげるといいかなと思います。

お座りアヒルの補助サポートカート

補助サポートカート 使用例

随時更新お知らせ内容
補助サポートマニュアル完成

メイちゃん
カルーちゃん
new!
ガモちゃん


ファンディングの概要に掲げていた補助サポートカートマニュアル完成


カートを作ろうと思った経緯:リーダーますみさん

体重の重みで歩くことが困難になり、お座りが多くなったため食欲が落ちてきたがーちゃんに身体を支えて、ダイエットをしながら、水浴び以外で足のリハビリできるものとして考えたのがきっかけでした。動きを妨げないように細めの作りにしました。これでリハビリを続けて再び歩けるようになったのです。

アヒルにとっての利点(パンフ内説明)

カートの高さに合わせて水飲みを置いてあげると上手に飲めます。カートの上で嘴を背中に入れて眠ることもできます。ピピはお座りで過ごした時は、使える足で移動をするのですが、思うようにいかず、くるくる回ってしまったり、そのうが圧迫されるためか、食欲が落ち餌を食べてくれない日もありました。
カートを利用するようになり、足を動かしたり、限られたスペース内とはいえ、羽繕いも出来 動けるため食欲も出てきました。現在も1日中カートで過ごしています。カートに乗せ足を下ろす姿勢は、本来のアヒルの姿勢に近い為、良いそうです。

会員ますみさん 雑貨屋 un petit canard. [プチカナール]

補助サポートカート制作費用


さっそく保護アヒルメイちゃん が使用中


あひるすきーさん カルーちゃん使用 2019-12-03





新規作成

会員あひるすきーさん ハンドメイドアヒル雑貨CARURU


新規作成
会員笠原さんアイガモガモちゃんのケース  2021-10-30

カートはホームセンターで棚を作る部品とナイロンベルトなどで作りましたプチプチとタオル、ペットシートを切ったものを敷いて、乗せます。カートはあひるネットワークのサイトを参考にさせて頂きました。

床擦れ対策

枕は寝たきり老人の褥瘡ケアからの発想です!褥瘡には毎日ワセリンを塗りました。立てなくなると、床擦れが出きるので、歩行器と、梱包材のプチプチで作った枕が有効でした!枕はプチプチをユルく丸めたモノをビニール袋に入れ半分に切ったタオルでくるみます、重りのゴム板と、車内で使う網みたいな滑り止めのゴムを輪ゴムで止めています。

プチプチを丸めたものにタオルを丸めて被せました、プチプチを敷いた上にペットシートを敷いています!これでヒドイ床擦れが直りました!参考になれば幸いです!

 

 

保護後の届け出について

保護後の届け出について

野外にいるアヒルについて相談される方は、私たちに相談する前に公園の管理事務所や市役所環境課など連絡されていると思います。その行政の管轄担当は各地によって様々です。

私たちは保護後に近隣の交番や交番がなければ管轄警察署へ保護の一報を入れていますが、その連絡は野外に遺棄されている動物に「迷子届け(遺失物)が提出されていないか。」の確認です。
長年遺棄され続けそのような届け出の可能性はないと思いながらも連絡を入れています。


警視庁のマニュアルや各地域の動物保護に記載されている内容

怪我をした動物を見つけた場合
「庭や公園等で傷病鳥獣を見つけたら、まずケガや衰弱の具合を見ることが大切です。 ケガをしていても、逃げる元気がある場合は、人が保護しようとして追い回すことで衰弱することもあります。 野生動物はある程度のケガでも自然に回復するたくましさを持っています。」
野鳥の場合

動物が迷子になった場合
まず、いなくなった場所の保健所、自治体(動物愛護センター・動物保護センター)、交番、警察署(遺失物の届出の手続きを取る)に問い合わせをしましょう。さらに、動物が逸走する範囲を考えて、保護される可能性が考えられる地域の警察や保健所、動物愛護センター、動物保護センターなどにも連絡や届け出をしましょう。


保護後の届け出について

行政への連絡のたらい回しでなぜか保護をしたわたしたちが遺失物届けを提出するケースもあったような気がします。保護後の連絡ですが相談者さんが連携をとっていた行政(管理事務所や市役所環境課)、近隣の交番または管轄警察署への遺失物届け(迷子届け)が提出されていないかの確認。この2か所のみとなります。

警察への連絡は、野外にいた動物に迷子届け(探している人がいないか)が提出されてるかの確認となります。

わたしたちは見知らぬ地域へ向かい保護するケースがほとんどです。初めて保護に携わるスタッフもいます。到着したとき保護ができる陸にいることは稀です。池に飛び込んだり、逃げ回ったりと多くの困難を乗り越えての保護になりますことをご理解ください。

保護後の連絡は、相談者さんや相談者さんと共に見守ってきた地域の方、保護現場に居合わせた方々、そしてわたしたちあひるネットワークで手分けして進めていけたらと思います。


参考URL
拾得物件預り書

ペットを拾ってしまったら 遺失物法改正

所有者の判明しない犬または猫その他の動物が拾得された場合の取り扱い等についての内容

環境省自然環境局→動物愛護管理主管部(局)宛て

 

 

愛知県長久手市杁ヶ池公園アイガモ保護

治療中 愛知県長久手市杁ヶ池公園のアイガモ保護 2020-06-28
調査保護者:愛知県会員永井さん

お知らせ内容一覧
保護までの経緯
調査保護
診察
治療費内訳
更新現在の様子


保護までの経緯
2019年の11月に掲示板へ公園の池にいるアヒルについて相談がありました。

・2年前からアヒルが1羽で住み着いている
・とても人懐っこいので元々は人に飼われていたと思う
・冬場は多くの渡り鳥の鴨がやって来るが夏場は1羽でいる
・餌などどうしているのか気になる

アヒルの画像や居場所の地図など詳しい情報は不明のまま、会員の永井さんが現地へ向かうもアイガモや白アヒルといった家鴨(アヒル)は見当たらず、渡り鳥が多数いたとのことでした。

2020-6-18に再度相談有り、

数日前から姿が見えないため探したら池のほとりに卵を産んでじっとしています。池に放たれた直後と思われる半月ほどは警戒心も薄く公園内を歩き回っていましたが、その後は池から上がっているのを見た事はありませんでした。公園内で野良猫を見た事は何度もあります。また、猫の他にも何か小動物がいるかもしれないです。日中は公園内を散歩している人もいるので大丈夫そうですが、夜間に猫などに襲われないかを心配しています。これは見守るしかないでしょうか?また、卵が有精卵でひなが孵る可能性はあるのでしょうか?

【あひるネットワークより返信】
1羽でいるとのことで無精卵の可能性が高いのですが、家鴨が卵を温めて孵すといった行動はどのアヒルにも身についているわけではないのですが、稀に産んだ卵に執着して野鳥のカルガモ母さんのようにとことん温め孵そうとするアヒルがいるのです。実際に公園のアヒルが飲まず食わずで卵を温め孵した事例もあるのですが、それは近隣の方たちがアヒルの居場所を整えたり、見守って安全を確保していたから実現できたケースだと思います。でもその後は温めようとする卵をアヒルがいない間に土に埋めて見えないようにしていたとのことでした。アヒルが人目に付く場所でも動かずに温めるので、アヒルには可哀そうなのですが公園という場所にいるための処置だったのだと思います。

2020-6-19
池を泳ぐアヒル、卵の様子、池の見取り図を受信。画像よりアヒルとはアイガモのことだとわかりました。

2020-06-25再度相談有り


調査保護 2020-06-28
幾度も相談を受け、このまま温め続け体力が消耗しないように、巣と卵をアイガモの目の付かないところへ処分してもらったほうがよいかもしれないと考えていましたが、画像より卵を温めている場所が岸辺の人目につきやすいということもあり、外敵に狙われたりいたずらされることが心配という意見がありました。また数年1羽で過ごしているようで、ここに居させたままだと「仲間がいるから大丈夫。」と他のアヒルが棄てられる遺棄の連鎖もあると感じ、捕獲救出できればこの場所から保護をして新しい飼い主を探す。保護できなければ巣と無精卵であろうその卵をアイガモの目に付かないよう処分をした方がいい。という打ち合わせ結果になりました。

アイガモがいる場所が急斜面になっているため捕獲保護は難航。時間をおいて何度も試みる。怖がらせないよう網などの道具は使わず、ペレットを投げ与えながら少しずつ近づくご飯でおびき寄せる作戦で徐々に距離を縮めていきました。
 12時30分過ぎに無事保護。

保護時に側にいた散歩中の方や通りかかった方たちには当法人のパンフレットを渡し、保護の経緯を伝えました。

翌日、アイガモの卵と巣を処分。管轄の管理事務所へ保護報告


公園の管轄愛知警察署会計ハタノさんへ保護の一報とともに迷子届け(落とし物)がないか確認。
遺失物届無し、報告受理。


2020-07-01

診察
・遺伝子検査(マイコプラズマ/アスペルギルス/オウム病)検査結果三週間後
・糞便検査
糞便検査は線虫がいて(ダンゴムシとか食べると感染する)野外の保護アヒルに多い。
注射で駆除:基本的には一発で駆虫できる。

2020-07-09
再診 検便

2020-0718
再診 抗生物質内服
検査結果
「遺伝子検査の結果、マイコプラズマが陽性だったので、近日中にニューキノロン系抗生剤で治療します。」

2020-07-19
再診
「昨日ニューキノロン系バイトリルを処方された。 しかし飼い鳥の半数以上がマイコプラズマを保菌している現状を知った事もあり、 マイコプラズマへの対応について他の選択肢がないかを伺いに、品野ペットクリニック(他の保護アヒルが通院する動物病院)にセカンドオピニオンもらいに受診。 「先生の意見としては マイコプラズマはそれ自体が怖いのではなく2次感染が怖いとの事。 マイコプラズマは普通の飼い鳥にもみられる細菌であって共生していても問題はないので、当院では症状がない場合は抗生物質の投与はしない方針。獣医師で考え方は違って、抗生物質での治療をするかしないか、どちらか一方が正しいという事ではない。」 症状がない場合、マイコプラズマと共生していくのか(他に同居鳥がいた場合、接触させるのか完全に別居させるのか)、 それとも治療を行うのか(行うとしたらどの地点をゴールとするのか) は、最終的には飼い主の考え方(線の引き方)次第との事でした。」

野外にアヒルを放すということは 感染症

2020-08-06
「投薬期間終了したので、 先住ぐー&メイちゃんとお庭で楽しんでいます。 とっても寂しがりやで、 ぐーのあとをついてまわっています♡ ぐーを見失うと私に助けを求めにやってきます(笑)」

2020-09-06

すいれんちゃん、元気はとてもあるのですが、1ヶ月前くらいから食欲が少しずつなくなって(葉物野菜は食べるのですが、フードをあまり食べません)、メイちゃんが亡くなった頃に更に食欲がなくなり体重が1.9kgまで落ちてしまったので病院にかかりました。

糞便検査、レントゲンともに異常なしでした。そ嚢炎等の感染症の可能性もあるのでスペクトルの広い抗生物質を処方してもらいました。

1日2回の食事では食べられる量が少ないので常にごはんは置いておくようにしています。先住アヒルがいると遠慮して食べなくなるので、隔離して食べさせています。

2020-12-21

すいれんちゃん、とても元気にしています。
あれから徐々にゴハンも食べるようになりました。
メイちゃんがいなくなった事がショックだったのかもしれません。
元々食が細い、アヒル特有?のガツガツ食べる子ではなく、少しずつ食べる子のようです。
体重は2~2.2キロを保っています。
秋には卵を合計6個産みました。
卵を産むのはやはり大変なようで、産んだ日はすいちゃんの寝床が糞でとても荒れていました。

相変わらず先住アヒルの事が本当に大好きです!

2021-06-08

「2月からほぼ毎日産卵が続いているため、すいれんちゃんを獣医さんに連れていきました。 レントゲンを撮ってもらい、全く異常なく、カルシウム沈着も起こしていないとの事でした。 ただ卵胞がまだまだ沢山あり、これからも産卵は続くとの事でした。 アイガモは元々産業動物として改良された動物であり、 太って沢山産卵するようにつくられているからアイガモとしてはこれが正常で、 治療対象にはこちらの病院ではしないとの事でした。 できるのは 紫外線に沢山当てることと カルシウム補給を十分にする事。 今回ぷよぷよの異常卵が出来たのは恐らくダイエットが原因だろう。 との事でした。 とりあえずまだ卵胞がスタンバイしているので、きな粉を増やしペレットもやや増やしてみることにします。 そして遮光をもう少し頑張ります。 (我が家の事情で、完全な遮光がなかなか難しいのがネックですが、やれるだけやります)」

2021-09-14
すいちゃんの産卵、無事止まりました。過去のあひるネットワークの情報から完全に遮光しなくても効果がある場合がある事を知り、できる限り遮光頑張ったら落ち着きました。

9歳の先住アヒルのくちばしの調子が悪くて(ずっと脱皮したまま、付け根がボコボコ、たまに傷をつくって出血)、疥癬じゃないかと疑って
すいちゃんも受診させました。

疥癬ではなく、むしろすいちゃんの便から沢山の鞭毛虫、しかも鳥類では珍しい種類のものが検出されてしまい(先住からも少量検出)
フラジール250mg 1/2錠一日一回服用になりました。



すいれんちゃん治療費用内訳

振込先口座
郵便局 ゆうちょ銀行
記号番号:振替:00130-2-259850
当座:〇一九店 259850
口座名義 あひるネットワーク

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会計報告