アイガモ農法の家鴨達
家鴨(アヒル・アイガモ)達の別の姿
アイガモ農法とは・・・・?
稲などの作物は食せず、田んぼの中の雑草や害虫を良く食べるアイガモを敷地内に放し、 田んぼの中を歩き回らせます。
雑草も生えにくくなり、常に田んぼの中の水と土をかき混ぜるという中耕を行います。稲の養分を供給する農薬や化学肥料を使わずにアイガモの糞を肥料の代替えとする。
マガモと家鴨の交雑種のアイガモ(※1)達は、こんな所でも活躍しています
私達は、家族の一員として家鴨(北京ダック)・アイガモを飼っていますが、
このページでは、何故家禽化されたかという本来の家鴨の姿を取りあげてみます。
アイガモ農法で活躍した家鴨達は、そのまま農家の庭先で飼われて、次の活躍の季節を待つ(※2)か、農家の方に肉に加工されて、「活躍してくれてありがとう」と感謝して食べられます。
田んぼで雛の時から仕事をして貰ったので、情が移ってしまい「可愛そうだから・・」と川や山へ放してしまうケースが各地で見られます。
川や山へ放されたアイガモ達が野生として生き続ける事は、とても困難なのです
どうか農家の方達は、活躍した家鴨達を感謝して食べてあげるか、里親さん(新しい飼い主さん)を見つけてください勝手に野外へ放さないでください
『きのうまでこの公園にはいなかったはずなのに、アイガモが4羽置き去りになっています。すぐ側に池があるのに入ろうとしません。ずっと、4羽で固まって行動をしています』
・・・あひるネットワークへ実際にあった連絡です(※3)
※1 食用アヒルについて
※2 鉄腕ダッシュ村のアイガモ達(日本TV)
※3 近所の方へ誘導されて、やっと池に入る事ができたアイガモ達
今、現在ペットショップで巡り会い、家庭で家族の一員として飼われている方には
「食べてしまうなんて・・可愛そう」と思ってしまうのですが、川や公園の池ででプカプ浮いているのが、家鴨本来の姿ではありません。
このような用途で改良されてきた水鳥が家鴨なのです。