雌アヒル卵のトラブル 卵管脱 直腸脱 卵生腹膜炎など

卵管脱 直腸脱 卵性腹膜炎

このページは会員が経験したことや、掛かり付け院で診察を受けた後の経過を記載したものです。雌アヒルの卵のトラブルは病状がかなり進行している場合が多いので必ず病院で診てもらってください。


卵管脱、直腸脱は卵を産んだことのあるアヒルだけがなる病気ではありません。これからまだ産み始める若い雌アヒルにも起こることがあるという事例をまとめました。


関西会員ガーシュさんより 2009年6月報告

ご飯をあげようとアヒルたちの小屋に行くと小屋の中が血だらけだたので、びっくりして見ると、ピンキーが直腸脱になって腸を引きずっていました。

卵を産んでいる女の子のアヒル・アイガモの脱腸は掲示板で見たりしていましたが、卵を産んだことがないピンキーが?!前日の夜までいつも通り、zoofoodを食べて、水浴びをして、他のアヒルとも仲良く並んでくつろいでいたのにこんなことになるなんて想像もしていませんでした。

動物病院に連れて行って診てもらったのですが、「腸を引きずったことで、腸壁が破れていて壊死しかけているかなり厳しい状態です。後はピンキーちゃんの体力しだいです。」とのことでした。

腸壁の縫合をして腸を戻して貰い、抗生剤の注射と点滴、増血剤の投与をしていただいたのですが、病院からの帰りの車の中で、眠るように息をひきとりました。こんなに突然別れがくると思っていなかったのでどうしていいか戸惑っています。


他の会員さんからの報告でも、2007年10月北京ダックの雌アヒルが、腸か卵管が飛び出ている様子でフォーゲルさんで手術を受けています。卵管に砕けた卵の殻などが見つかり摘出されていますがその後入院中に亡くなっています。

「皆さんのアヒルはお尻が地面にくほど大きいですか?」

「肛門からピンク状の内臓のようなものがでています。」

今までにも掲示板でも雌アヒルのお腹の膨らみや卵管脱について相談がありました。

実際に雌アヒルさんを腹腔内の播種性の腫瘍で亡くされているアヒルの里さん(やまうさぎさん)より適切なアドバイスがその都度記載させていますので記載しておきます。


皆さんのアヒルはお尻が地面にくほど大きいですか?

卵を生んでいる雌のお腹が下がっているとのことですが、何通りかあるようです。

① ごく自然な体系

獣医さんの話では、産卵しやすいように骨盤が開くので下がるとのことです。うちでも、男の子のような体形だった子が卵を産み始めると、間もなくおなかが下がり、いわゆる女の子らしい体形になり、びっくりしたことがあります。羽が立っているため一見地面についているように見えても、実際にはお腹の皮はついていないこともありますよ。

② 腹水がたまっている場合

腹腔内腫瘍や卵管炎などによる腹膜炎が原因で腹水がたまっている場合

③ ヘルニア(脱腸、この場合は脱輸卵管というべきでしょうか)の場合

この場合はなだらかに全体が下がるので、なくたんこぶのようにぷくっと膨れた個所があります。

注意しなければいけないのは②と③です。

②の場合良性なら腹水が自然に吸収されることもありますが、悪性の場合はそうはなりません。うちの四歳の雌は、腹腔内の播種性の腫瘍で腹水がたまり命を落としました。

急に食欲が落ち、大好物のミカンも食べなくなり、絶食便が出ているほどなのに体重が増えていきました。

③の場合で命を落とした女の子もいます。ヘルニアの場合、急を要しませんが、腸閉そくになることがあります。

うちも発情していない体調の良い時に手術を予定していたのですが、先生が一番恐れていたことが起きてしまいました。朝起きたら、えさを大量に吐き戻していて、少し血も混ざっていました。

すぐ気がついて病院に行き手術を受けましたが間に合いませんでした。
ヘルニアだけならあわてることはないのですが、腸閉そくの場合は時間との勝負です。三通りとも私の経験したことですが、いつもの食欲元気があれば心配ないのではと思います。


肛門からピンク状の内臓のようなものがでています。

産卵している雌だと、卵管脱も考えられるのでは?

ただ、うちの子の場合は肛門がめくれかえったようになっていました。脱肛みたいな感じでした。卵管脱になってすぐだったのと長く出ているものではなかったので、粘膜を傷つけないように、きれいに洗った手のひらで押し戻すことができました。

卵管脱でも直腸脱でもあるいはその他が原因だとしても、今も出たままというのはあまり良いことではないと思います。できるだけ早く鳥を診られる動物病院に行かれたほうが良いのでは?

キレイに戻れば問題ないです。ただ、あくまでも卵管脱になって時間がたっていないこと、患部および掌の衛生状態に気をつけることが条件です。それに、私の場合は運も良かったのではと思っています。時間もですが、形状が戻しやすいものでした。

時間がたつと粘膜が乾いてしまい戻りにくくなっていますし、無理に戻せば粘膜に傷ができてしまいます。また外に出ている部分が炎症を起こしたり、壊死したりすでに危険な状態になっていることもあります。時間がたっている場合は鳥を診られる病院に行くことをお勧めします。


卵性腹膜炎に関しては、関西の会員春風さんが(けんこう)のページでまとめています。
(卵や卵の成分が腹腔内に落ち、そこで炎症を起こした状態)

あるひのあひる

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