高病原性へはニワトリで変化

水鳥がもつ病原性のないH5亜型のインフルエンザウイルスを実験的にニワトリに接種していくと、やがて種の壁を越えニワトリに感染し、効率よく増殖できるようになります。

このようにウイルスはニワトリに対する病原性が低い(低病原性インフルエンザ)のですが、ニワトリで感染が繰り返すうち、やがてはニワトリを殺すような強い病原性をもつ高病原性ウイルスに変異します。

これと同じことが野外環境で起こり、水鳥由来のインフルエンザウイルスが養鶏場などのニワトリの間で感染を繰り返し高病原性の鳥インフルエンザウイルスが出現したと考えられています。

野鳥が高病原性鳥インフルエンザで死亡するのは、ニワトリから野外に漏れ出したウイルスに感染して病気になったためと考えられています。

野鳥では種によって高病原性ウイルスへの抵抗性にちがいがあり、自然宿主のカモ類などでは、一定の抵抗性を示す種類がいることもわかっています。しかし、カモと同じ水鳥の仲間であっても、ハクチョウの仲間では死亡例も数多く報告されています。

このように、高病原性のウイルスに感染しても野鳥の種類によって、はっきりとした症状を示さない場合(不顕性感染)や死に至る場合などその症状は多様です。

ニワトリが感染した場合、多くは1~2日後に発症し、元気がなくなったり、神経症状などが出たりした後、3~5日後程度で死亡します。また無症状で急死する例もある。


ニワトリが大量死するのは・・・?

高病原性鳥インフルエンザは多種多様な鳥に感染します。ニワトリだけではありません。感染のしやすさや・症状の出方・感染拡大の規模については、種や個体によって差があります。

野鳥の場合個体差(遺伝的な多様性)によって、ウイルスに対する感受性に多様性があると、感染を繰り返すうちに感受性の高い性質の個体が減少し、感受性の低い個体が相対的に増加することになります。

その結果、長い時間の経過とともにやがてはウイルスと宿主の共存という平衡関係(バランス関係)が生まれる可能性があります。

一方、家禽であるニワトリは遺伝的に比較的均一であることに加え、ウイルス感染で死亡しても同様の感受性をもつ個体が人為的に次々と供給されるため、ウイルスとの間に自然発生的に平衡関係が生まれる可能性は低いと考えられています。


宿主の多様性

野鳥には個体差があるので、ウイルスに感染するものもいれば感染しないものもいる。感染しても、弱いものは死に強いものが生き残る。最終的には淘汰され、感染しなかったものや感染しても抵抗力のあったものが生き残る。

遺伝子的に均一なニワトリは個体差が少ない。過密な生息環境も影響し一度感染したら一気に拡がり被害も大きくなる。


感染経路 ウイルスの排出は1~2週間

野鳥を殺すような高病原性の鳥インフルエンザウイルスでも、感染した個体が死亡したあと、ウイルスが次の鳥へと感染しなければ、やがてウイルスは感染性を失い、環境中から消えていきます。動物の体外では、高温・乾燥・日光に弱く、低温に強い。-70℃以下では数年間感染力を維持する。

ウイルスに感染し発症・死亡するような鳥の場合、発症により長距離移動がむずかしくなったり、死亡したりします。そうすることでウイルスの排出期間が短くなり、ウイルスが次の宿主へと感染する機会が減り、感染の拡大やスピードが抑えられる可能性もあります。

一方、不顕性感染(感染したにも関わらず発症しない)する鳥の場合、感染した個体は1~2週間にわたって、呼吸器や糞便からウイルスを排出し続けることがあります。この場合、その間に他の野鳥やニワトリなどの家禽に感染を広げてしまう運び屋になってしまうという問題もあります。

感染が確認された猛禽類、ハヤブサ、フクロウ、オオタカは感染した鳥を捕食したことが原因と考えられている。


野鳥間では水を介して伝播

ウイルスは宿主の細胞内でしか増えることができません。腸管や呼吸器で増えたウイルスは、糞便や唾液などと共に体外へ排出されますが、野外に放置された状態では、やがてウイルスは感染性を失います。動物の体外の環境下では、日光、紫外線、高温に対してそれほど強くないことも知られています。

野鳥間でのウイルスの伝播には水が重要な役割を果たしていると推察され、感染した個体がウイルスを含む糞便等を湖沼などの水中に排出し、この水を別の個体が飲むなどして感染が広がると考えられています。水温が低いほうが環境中でより長く感染性を維持します。


鳥インフルエンザの呼び方

高病原性鳥インフルエンザ 強毒タイプ 高病原性 H5またはH7

高病原性鳥インフルエンザ 弱毒タイプ 低病原性    

鳥インフルエンザ       低病原性 H5、H7以外

日本では、家禽(ニワトリ、アヒル、ウズラ、シチメンチョウ、キジ、ホロホロチョウ)にH5亜型および、H7亜型が認められた場合、その病原性にかかわらず、家畜伝染病(法定伝染病)として、すべて殺処分の対象となっている。家畜伝染予防法より

鳥インフルエンザ 動物園の鳥たちも野鳥も被害者

鳥たちは人間の間で新たに流行するインフルエンザを誕生させないために、犠牲になっている。鶏の肉や卵を食べることで鳥インフルエンザは人間には感染することはないです。
2016-12-14

目次
2016年名古屋市東山動物園
鳥インフルエンザはどこからやってくるのか

 


2016年12月現在、高病原性の鳥インフルエンザへの感染が過去最多との報道がありました。

名古屋市の東山動物園では、簡易検査では陰性だった絶滅危惧種のシジュウカラガンからも感染が確認されています。このように広がり続けると、同様な症状にある鳥たちへの影響が懸念されます。

高病原性鳥インフルエンザウイルスは、元々鳥たちの体の中に潜んでいる病原体ではありません。動物園内のコクチョウやシジュウカラガンは不運な被害者です。どのような経路で感染したのかはっきりしていませんが、飛来してきた野鳥からだとしても、その野鳥も被害者なのです。日本中のすべての鳥たちが迷惑しています。

地域で警戒が呼び掛けられてもすぐに鳥たちには感染しません。処分を考えたり、野外に遺棄することはやめてください。こんなときだからこそ、終生飼養の責任を呼び掛けたいです。飼っている鳥たちの様子をよく観察してください。そして正しく理解してください。過敏になることはありませんよ。
2018-07-02
高病原性鳥インフルエンザに感染したにもかかわらず 生き延びた コクチョウとマガモを再び公開

 


なぜ、高病原性鳥インフルエンザが、ニュースで取り上げられて騒がれているのか?
なぜ、生きている健康な鳥たちまで痛ましい殺処分になるのか?

鳥インフルエンザが、他の動物に感染してウイルスが変異を起こす新型のインフルエンザになる場合を恐れての処置となっています。家畜のブタは、鳥インフルエンザにも、人のインフルエンザにも感染してしまいます。

人への感染は、感染した鳥と密接な関係にある人間に限られています。新型のインフルエンザウイルスを生みやすい環境は、畜産がさかんなアジアの開発途上国など、人間の住居と同じ敷地内でブタや鶏、牛を飼っているという衛生状態が十分でない農村地帯です。インフラも整っていない、家畜や人間が病気を発症しても適切な診断が困難な地域から、高病原性鳥インフルエンザは誕生しています。


そこから、どのような経路で日本にやってくるのか?

海を越えて島国の日本にやってくるということもあり、渡り鳥の伝播だと報道されていますが、一週間という潜伏期間を考えると短時間で移動できる交通機関により、人間が靴底やカバンに付着させ持ち運んでいる可能性もあります。
  
空港の靴底消毒マット

野鳥が養鶏場へウイルスを伝播していることも、その逆で過密な生息環境である養鶏場で感染が始まり、その養鶏場から野鳥やネズミなどの野生動物が入り込んで伝播することも、どちらも否定できません。


日頃注意しておくこと 

野鳥・ネズミなどの野生動物を寄せ付けない

・網や柵で囲った小屋で飼う。
・野鳥が訪れる水場、川や池などに鳥を連れて行かない。
・野外の水溜り、水場の水を飲ませてはいけない。
・小屋を常に清潔に保つ。
・与えた餌は食べ切りで!すぐに片付ける。

私たち人間は、ペットの鳥に触れた後や小屋を掃除した後は、必ず靴裏の消毒、手洗い、うがいをよくする。

湖や公園を訪れた人間が、ウイルスを靴や衣類に付けて持ち込む 媒介者にならないよう注意が必要です。キャンプ地など、水辺と飼育場を結ぶ行動は避けてください。

予防方法は、人間のインフルエンザの予防と同じですが、鳥インフルエンザのワクチン予防は、日本では実用化されていません。ワクチンは発症を抑えるもので、完全に体内から追い出す為の“特効薬”ではありません。襲いかかってきたときに、症状を潜伏期間内に留め軽減するものだと認識してください。
元々の病原体から作られ事前に接種することによって、体内に抗体(免疫を付ける)を作ることです。

一般の家庭で飼育されている家鴨(北京ダック、アイガモ)からは、鳥インフルエンザウイルスが検出された例は報告されていません。

 

被災地癒し隊 小さなアヒルたち

 

被災地癒し隊 小さなアヒルたち 2011.6月  会員岩瀬さん 

会員の方でALL BiRDSという愛鳥家専門誌に飼育記を掲載されている方がいらっしゃいます。ここでは、その専門誌に掲載されていた心温まる記事を抜粋し紹介したいと思います。


以前より東北地方へ依頼があり、アヒルを届けるなどして交流があった被災地域、
残念なことに今回の災害でそのアヒルたちはすべて亡くなってしまったそうです。

飼育されていたのは子供会の会長さん。家屋も職場も多大なる被害を受け、子供たちと心を通わせ育てていたペットたちも失ってしまった。

会長さんは「子供会の会長として、災害で心に傷を負った子供たちを元気にしたい。」辛いながらも気持ちを切り替え、前に進もうと立ち上がっていました。

このような連絡を受け、会員の方は「一体今自分に何ができるのだろう」と模索していました。今現在飼育している動物たちの為に家を空けることはできず、募金という形でしか表せない・・・
歯がゆい。という気持ちでいられたそうです。

そんな中、有精卵の卵を送付しようと思いついたのですが、
「まだまだ混乱の中ペットどころではない。」「強引に送れば迷惑になるかもしれない」 迷いながらも会長さんに問い合わせをされたそうです。

返事は「ぜひ!お願いします。電気もやっと通ったところで、子供たちに話したところ目を輝かせています!」との内容で、まだまだ通常の郵送ルートが整っていないだろうけど、どうにかして送付までこぎ着けたようです。

到着した卵は無事に孵化し、新しい命は誕生しました。

「あなたが東北に春を届けてくれました。ありがとう。」

会員の方は、無力な自分がほんの少しだけど力になれた。とこの一件についてある雑誌のコラムで伝えています。

「生きるか死ぬかの状況で、ペットなんていらないと思っていたがそれは違っていた」

そう綴っています。


被災地の映像やニュースを観ている限りでは、ペットは二の次だろうと思わずにはいられません。

被災された方たちを応援したい。何か力になりたいと、
芸能人や著名人の方たちは、炊き出しをしたり、歌を届けたりと様々な方法で
「自分にできること」を探し、実行しています。

私は、自宅に戻れなく避難所へ居られる方たちが何を求めているのか?
炊き出しも、歌も、ショーも、その後にその方たちが去った後はとても寂しさが残るのではないか?と思ってしまうのです。

以前あった普通の暮らし。

アヒルたちを飼育していくことは、毎日面倒を見ていく、掃除もする、餌も調達する。そして、アヒルの成鳥をみていく。見守る。
一時の楽しさよりも継続した何かがあります。

普通の暮らしを少し取り戻す。

そんな感覚を「被災地癒し隊」の小さな命たちは、子供達だけでなく大人達にも
かけがえのないものになっていくのではないかと感じました。

元気に育ってね ( ´-`)

被災地のアヒル引き取り報告とその後

あひるネットワークのTOPからもお知らせしている被災地のアヒル引き取りの呼びかけより

被災地のアヒル一時預かり、里親可能です。
東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
また一日も早い復興をお祈り申し上げます。

あひるネットワークでは、被災されアヒルを飼うことができなくなった方々や、
行き場の無くなったアヒルたちの為に、何か力になれたらと考えております。

栃木県の会員宅を中継にして、アヒルを一時預かり、または新しい飼い主として
引き受けることが可能ですので、ご連絡ください。


<報告>①

宮城県石巻市より依頼 2011年4月

はじめまして、HPのTOPの被災者へのメッセージを見てメールを差し上げました。アヒルの雄(2才)1羽を飼っている者です。

宮城県仙台市の新港付近に住んでおり、3月11日東日本大震災で地震と津波の被害を受け全壊しました。今は家に住むことが出来なくなり、親戚の家に身をよせております。なんとかアヒルを飼うことが出来ておりますが、親戚の家にずっとお世話になり続ける事も難しく、いずれは手離さなければならなくなるかもしれない状況です。
今後の見通しがつかず、愛するアヒルと少しでも一緒にいたい気持ちとまだ若いアヒルの為にもアヒルの大好きな方、大事にしてくださる方に里親になって頂き、幸せに生きてほしいという気持ちの狭間で揺れています。

また、手離さなければならない時に里親さんを見つけてあげられるかどうかが不安でどうしたらいいのか思い悩んでおります。
大変恐縮ですが、出来る限り一緒に入れる期間まで一緒にいたいという気持ちを諦められずギリギリまで飼い、手離す場合引き取って頂ける里親さんを今から探すという事は可能でしょうか?また、それが難しい場合手離す事が決まりましたらお願いをする事は可能でしょうか?

お手数をおかけしますが、ご返答宜しくお願いします。

栃木県会員軽部さんが対応、6月に引き取りに向かいました。


<報告>②

石川県金沢市のペットショップ「被災地からやってきたアヒル」 2011年6月
※環境の悪いペットショップで弱ったアヒルが売られているとあひるネットワークへ連絡があり、その一方でmixiから里親募集の掲示あったケース

石川県金沢市のペットショップに「被災地のアヒル」と掲げられ、里親募集されていた。

3羽の北京ダック
1羽の歩けなくなっている北京ダック
1羽の羽を切られているアイガモ

調査とやり取り

●アヒルたちは被災地のペットショップ(仙台)からやってきた
●ホームセンタームサシがアヒルたちの里親募集を引き受けている
●女性スタッフが、アヒルたちの面倒を主にみている
●前は水浴びをさせていたが時間がなく最近はできなくなった
●足の悪いアヒルが気になる
●早く新しい飼い主さんを見つけてあげたい
●できるだけ清潔に飼育しているつもりです

はやゆみママさんが7月に全羽引き取り、自宅敷地内で飼育されています。

はやゆみママさんの日記(mixiより)

宮城県石巻住吉公園雄アヒル保護 ガー 

宮城県石巻市の川岸にいる足の腫れたアヒル  フォームメールより投稿
2011/09/06


「宮城県石巻市の被災者です。川岸に足をけがしたあひるがいます。
あひるは震災前から川に生息していて、4~5年前から幼稚園で飼われていたものが脱走、野生化したものだとの近隣の情報です。

私は3月11日の被災から4日後にあひるに遭遇し、パンやソーセージを時々あげているものです。しばらく不在して石巻に戻ってくると、同じパンあげ人のおじさんからあひるのけがを知らされました。見た感じでは、人間でいうところの右足首がぷっくりと腫れていて、びっこをひいています。2本足で立つ事はできるようなので、骨折ではないかもしれません。

4日前から獣医さんに相談をして、ソーセージに抗生物質をいれて食べさせていますが、足の腫れはひきません。それに台風の影響でウミネコが増えて、薬入りのソーセージもうまくあげれなくなりました。
川も被災地なのでまだまだ環境が戻らないので、捕獲して怪我を治して、どこかでゆっくり余生を送ってもらいたいと思います。なんとか助けてもらうことは可能でしょうか?あひるという特殊な生き物なので詳しい生体もわかりません。一度ご連絡ください。」


あひるネットワークの返信 アヒルの生態を伝える。

「その獣医師さんは、直接その川にいるアヒルさんのところへ出向き診断されていますか?抗生物質は足の痛みを軽減できていると感じますが、腫れの症状はすぐに改善できないと思います。餌をあげている人、見守っている人、足を怪我しているという変化に気が付いてあげられる人、そこで暮らしているアヒルを取り巻く方たちのアヒルへの想いもありますよね。獣医師さんの指導の元、餌をあげている方たちとこのまま経過観察を続けていけるかもしれません。私たちあひるネットワークもアドバイス等、フォローしていきます。」

「その場所が被災後、水位が増量して安全な岸が無い、中ノ島が無い、とてもアヒルが住めるような環境ではないようなら移動が必要でしょう。アヒルの様子や周囲の環境を確認したいので、アヒルがいる場所の画像、アヒルの画像を数点送信ください。」


投稿者の方より           9/8

「獣医さんはアヒルを診ていません。患畜としても診たことがありません。飼っている猫たちがお世話になっていた先生です。石巻ではアヒルを診る先生は少ないと思います。捕獲して連れていかなければ診てくれません。私の独断で相談してアヒルの平均体重と平均身長から割り出した量の薬を無料でくれました。動物病院も被災しています。」

「半野生のアヒルを自然のままにしておくことが良いだろうとは私も思いますが、アヒルの生活環境がだいぶ壊れた石巻で、怪我をした姿をみると、なんとかならないものかと思ってしまうのです。アヒルを見守る人たちも特に面倒をみているわけではありません。避難所から通うおじさんと私の二人がメインでしょうか。私も仕事を得るために石巻にはずっとはおりません。これがアヒルを取り巻く現実です。石巻にいるあいだは経過観察を続けます。」


進行状況 9/9

投稿者の方は、被災した地で足を痛めて過ごしているアヒル君(画像より雄アヒルと判断)を「何とか安全な地で治療を受けながら暮らして欲しい」という気持ちで相談されています。第二次避難場所で石巻市に来ていて、アヒル君に出会ったこともわかりました。画像からは関節が腫れていることがわかり、片足を浮かせているのは趾瘤(シリュウ)症が悪化しているのかもしれないと想像しています。

[保護、新しい飼い主さん募集にあたりアヒル君の情報まとめ]

・川岸は広いがご飯を持っていくと側まで寄ってくる。

・アヒル君の移動範囲はほぼ決まっていて狭い。

・昼間ご飯を持っていくとウミネコや他の水鳥に取られてしまうので夕暮れに持っていっている。(ご飯、パン、菜っ葉ご飯、キャットフード他)
※パンや焚いたご飯は改善するとのこと

・毎日経過観察可能。

・投稿者の方は、東京で過ごすこともある。

・投稿者の親戚の方が、犬・猫専門の餌/薬/獣医さんの派遣、物資の提供に携わっていて、東京から石巻市へ向かうことがあり、輸送等依頼可能(土日メイン)

・保護時には、アヒルを保護した経験やアヒルに携わっている方の指示の元行いたい。


 


9/17 投稿者の方が、東京に滞在しているとのことでこれからの計画と、状況把握の為にお会いしました。

投稿者の方は、宮城県で仕事を持ち生活されていましたが、震災後仕事のこともあり東京での暮らしに切り替える予定でいられるようです。「アヒル君のことを見守られるのもあと僅かになるかもしれない。」とても心配そうな顔をされていました。

このアヒル君は、大きな災害の後全く生き物がいなくなった川に震災の4日後にひょっこりと現れ、1羽の雄カモと行動するようになり、その後ウミネコが2羽合流し暫くは4羽で共に行動していたようです。今でこそ多くのウミネコやカモが集まっていますが、その当時はとても生き物が暮らしていく状況ではなく、アヒル君はあまり水に入ろうとしなかったそうです。

今のアヒル君の状態は、足は腫れているが元気はある。ソーセージに入れて与えている抗生物質もやめる予定でいるとのこと。アヒル君の今現在の居場所を知る為に、紙に地図を書いてくださっていたときのこと、「住吉公園」という公園名が出てきました。

住吉公園?

「震災後にどうやって戻ってきたのか??住吉公園で暮らしていたアヒルがひょっこり戻ってきた。」という、新聞のネット記事を思い出しました。伺ってみると何と?!そのアヒル君とこの川にいるアヒル君は同一アヒル君だと判明しました。毎日新聞のネット記事だと「二週間後」と記載されていますが、他の方のブログ記事を確認すると、やはり投稿者の方が仰っていたとおりの震災の4日後となっています。

(参照記事毎日jpより※2013年現在 記事が期限切れに。
毎日新聞さんへ記事復活の問い合わせをしましたが復活ならず。

Photo

投稿者さんから受け取っていた画像の風景と、この住吉公園に戻ってきたアヒル君が記載された記事の風景は同じでした。

あの油と泥にまみれて被災した街を眺めていたアヒル君なんだ。
今も投稿者の方を含め、多くの方に見守られまた勇気づけている。

海の側にいながら、あの大きな災害を乗り越え、再び住吉公園に戻ってきたというアヒル君を何とか復興のシンボルアヒル君として、石巻市の安全な場所で飼い主に飼われ暮らしていくことはできないだろうか・・・?

保護になるか?
石巻市で過ごしていくのか?

市役所や石巻市長さんへこの現状を知って貰おうと考えていましたが、実際に石巻動物救護センターでボランティアをされていた三重県の会員からの報告を伺うと、人間の暮らしもままならない現状で、近隣の方たちの庭先で飼うなどということは、やはり大変無理があると感じました。

またアヒル君の画像をみた会員の方より、羽根が下がっていることが気になると一報を受けています。公園のアヒル保護に関わってきたので、アヒルたちは野外の鳥(鳩)から肺炎の一種の病気に感染しているケースが多い。このアヒル君はウミネコから感染しているかもしれない。


三重県の会員さんより 9/23

ボランティアで関わっていた石巻動物救護センターのスタッフと連絡を取り合い、保護→治療→収容という流れで、現地でアヒルに携われるスタッフたちへお願いすることの報告あり。


投稿者の方より 画像 9/23

台風で増水した川にも関わらず、アヒル君は頑張っていました。流されずに住吉公園付近へ留まっています。足の腫れは以前よりも酷くなっているとの連絡あり。


投稿者の方より 9/24 

昼頃、救護センターの方2名とガーコ君へご飯をあげる。救護センターの2名の方からも手からご飯を食べていたと報告あり。

保護日までの経過

「保護(捕まえる)できるかもしれない。」が、捕獲時に取り逃がした場合、二度と近づかなくなるのではないか?と心配されていました。

「保護経験者の方がいた方がよい。」との要請あり。

救護センターでの一時保護は、救護センターが閉鎖される9月末までと一時保護場所も犬や猫と同じ室内となり、アヒルが落ち着けるかどうかとの意見もあり、現地の事情やガーコ君の状態をすべて把握できていませんでしたが、もし救護センターの方が保護時にお手伝いしてくださるのなら、9月中しかないとも思えてきました。

急遽宮城県石巻市へ向かう 9/26

急遽予定を合わせ石巻へ向かいました。保護に携われる時間は僅かしかありません。慣れていない人たちからもご飯を貰いに寄ってくることと、手からご飯を食べること。またその場所が広い岸辺という情報で、人数がいれば取り逃がすことはないだろうと判断していました。

でもその日その時と状況が違うということも、今までの経験でわかっていました。川も大きく、アヒル君の行動範囲も広い。

到着した頃、ガーコの居場所は広い川岸ではなくすぐに逃げ込めるヘドロのような土の付いた滑り易い狭いコンクリートの土手でした。   焦ってこの場所で保護を試みても水に飛び込んでしまう。そう判断して、川岸へ移動するのを待つことに・・・・

救護センターの獣医師さんは、ガーコの足の腫れた部分を外診され「骨折してその部分が固まってしまっているかもしれない。」と仰っていました。座っていることが多くなったというガーコ君、足の病気が悪化しているのかもしれない。  抗生物質を入れたウインナーでおびき寄せる作戦です。

ウインナーはガーコ君の大好物  一時間後、広い川岸へ向かうとガーコ君がいました。

「いつもはもっと岸側に来ているのに!」投稿者さんがつぶやきます。

これではすぐに川へ逃げられてしまいます。

投稿者さんの姿を見て、ガーコ君が寄ってきました。 宮永もウインナーを持ちガーコ君の側まで近寄ります。投稿者の方は水辺側へ周り、

もうこのチャンスを逃したら、水に入って泳いで行ってしまう・・・

立ち上がった宮永にガーコ君は咄嗟に水辺へ向かい翼を広げ逃げ出しました。

飛び掛かり保護(捕獲)。

何度経験してもこれは捕獲だ。
アヒルにとってはとても怖い瞬間だと思う。

だからチャンスは数回もない。

捕まえたガーコ君を素早くケージに入れる。

「ガーコよかったね!ガーコ!」

そう叫んでいる投稿者さんの、元気になってもらいたいという気持ちが伝わってきました。   被災地を訪れ津波の恐ろしさを目の当たりにしました。
ガーコ君のいる北上川の住吉公園付近もコンクリートが削られたり、石碑がもぎ取られたままの状態です。

あの日、ガーコ君はどうやって逃げたの?

この大きな川が溢れかえり、周囲の建物はえぐられ流されるほど威力のある津波にどうやって耐えていたの?

みんなあなたに聞きたいのよ・・・

ケージに入れられたガーコ君は、
「フーフー」と威嚇していた。


診断結果とこれから 9/27

神奈川県に戻りガーコの診断結果を水上先生(アヒル飼いになるの医療監修獣医師さん)の仰ったことを元に報告。

体重:3.4㌔

糞便検査:トリコモナス症がみられるが、「食欲がない」「下痢をしている」などの症状がなければ経過観察でよい。


腫瘍なのか?骨肉腫なのか?関節炎なのか?細胞を取って調べないと結果はでない。
プヨプヨしているのが気になる。

この腫れた患部を取り除くということは、足を切断することになる。
腫れの始まった頃から診ていれば、治療を進められたかもしれないがもう段階がない。治療は、抗生剤(進行を止める)(痛みやわずらわしさを取り除く)など。


レントゲンより肺炎像がみられる
普通気嚢が黒く、肺は白く映るが全体的に白く差がない。

肺炎の可能性がある。マイコプラズマなら鼻水、くしゃみといった症状が出る。
暫く、他のアヒルとは一緒にしないよう注意する。

脾臓
脾臓が腫れている。

床ずれ
血が出ている。
ジクジクしている。

足は治療の見込みがなく、手術をしたら病名はハッキリするかもしれないが治らない。足を切断してしまうと立てなくなり、床ずれはもっと悪化してしまうことが想像できる。

抗生剤を一ヶ月投与し、容態の様子をみることとなりました。
抗生剤には、バイトル50(錠剤)とメタカム(シロップタイプ)が処方されています。

足の他にも病気を抱え、ガーコはしんどくて座っていることが多くなってきたのだと思います。赤くカサブタになり、ジクジクと出血している床ずれ具合がその進行を物語っています。

 

ガーコ君の居場所を作成。

住吉公園北上川の1/100000位にもならないプラフネの水場ですが・・・
( ´-`;

近づくと逃げようと緑のネットに体当たりしていたが、
家に入り様子を見ていると、zoofoodをバクバクと食べ、プラフネの水を飲み、ゴシゴシと羽繕いそして、大きく背伸びをして羽ばたきをするガーコ君。

リラックスできたかな?

足は治らないけど、痛みや腫れは和らいでくるよ。

大震災と台風を乗り越えたスーパーアヒルのガーコ。

長生きして欲しい。みんなの願いだよ。

(住吉公園周辺への報告)

・ガーコのいた北上川交番に保護の報告
・ガーコを見守って来た方たちへの報告
・保護報告を住吉土手、中州中央にある電柱へ貼り付け

 

その後のガーの様子(あたしはあひる。カテゴリー、ガー)

ガーは2014年9月12日に天国へ。ガーを支えてきてくださったあひるネットワークの皆様や、募金をしてくださった方々に感謝致します。

宮永(西田弥生)

被災地のアヒル引き取り報告とその後 福島県まるせい果樹園 ファンファン君 

 

 

被災地のアヒル引き取り報告とその後(2)

あひるネットワークのTOPからもお知らせしている被災地のアヒル引き取りの呼びかけより 2012年


被災地のアヒル一時預かり、里親可能です。
東日本大震災の被害に遭われた皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また一日も早い復興をお祈り申し上げます。

あひるネットワークでは、被災されアヒルを飼うことができなくなった方々や、行き場の無くなったアヒルたちの為に、何か力になれたらと考えております。

栃木県の会員宅を中継にして、アヒルを一時預かり、または新しい飼い主として引き受けることが可能ですので、ご連絡ください。


<報告>③ まるせい果樹園佐藤さんが引き取っています 雄北京ダックファンファン

宮城県石巻市より依頼 2012年6月

4歳の男の子で真っ白なアヒルです。名前を呼べば返事をしながら近付いてきて人によく馴れていると思います。ただ素肌を見ると噛んでくるのが残念な点です。健康状態は良好だと思いますが、近いうちに一度健康診断に獣医さんに診ていただいてから譲渡したいと考えています。
旦那の転勤が突然(6月12日に勧告されました…)決まり、7月1日づけで秋田の職場に
うつることになりました。借り上げ住宅に住むにあたりアヒルの飼育が出来なくなりますので新しい飼い主さんを探しています。

その他ご質問があれば何でもどうぞどうかよろしくお願いします。

栃木県会員軽部さんが対応、まるせい果樹園の佐藤さんが引き取っています。

飼い主さんの元にいられたときから、関節の腫れが目立っていました。健康状態は良好なのだけれど足の腫れは、「もう治らないだろう」と獣医師さんから言われていたそうです。

・ちょっとの段差でもこけてしまう
・左足を引きずる
・足首は完全に右足の倍近くあるように見える
・ほとんど座っている
・バランスの悪い羽ばたきをする

このような報告が入っています。足の腫れを和らげる薬を送付し様子をみることにします。ファンファン君は、座ったままでいるので床擦れもみられ、心配なことが多いのだけれども、体重が脚に掛からないよう水場でゆったりと泳いで一日を過ごしています。


ファンファン君が天国へ

「昨日、ファンファンが息をひきとりました。うまく歩けないものの、元気にしていました・・・・。」

皆さんのお陰で順調に過ごしていたのですが、眠るように昨日の夕方、私の腕の中で旅立って行きました。
こんなに早くサヨナラされるなんて思ってもいませんでしたが、昨日は、昼ごろから、ぼーっとしたような様子が見られ、「ふぁんふぁん」と呼ぶと「クワァ」といつもより返事が小さく気になり仕事もしないで、そばについていました。

精一杯努力してきたつもりでしたが、里親になり1年とたたないうちに失うこととなり、喪失感でいっぱいです。今月、10日には無理を言って愛犬の通う動物病院の先生に来てもらい診てもらったのですが、専門ではないので、なんとも診断は出来ないが、心音が気になると言われました。
(この時点では特に気になることもなかったのですが、念のためお願いして来てもらいました)
胸の床ずれもきれいになり、一緒に温かい春を迎えることを楽しみにしていましたが
とても、残念です。今朝、私が管理している花畑に埋葬しました。春から秋にかけて、沢山の花が咲く場所です。
家族で話し合い、彼の名前をこの場所につけることにしました。
次男が板に「ファンファンの庭」と文字を書き彫刻刀で作ってくれると言ってくれました。
残念で、悲しくて仕方ありません。 一生懸命回復しようと戦っているアヒルたちには、今年のこの寒さがとても堪えていたのだと・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消毒・対策例 鹿児島県出水市

鹿児島県出水市のニワトリ飼いさんの対策
2016-12-11

国内最大のツルの越冬地出水市で、ペットのニワトリを飼育されている方からの情報です。

2016-11-22に越冬ヅルより高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された後、市役所に飼養届提出の連絡を入れていたことで、出水市より予防対策としての消毒液が届いたそうです。

「鶴は大事な観光財産なので、町中の道路は石灰と消毒マットだらけです。必死で対策していますよ。」とのこと。

以前は鳥インフルエンザの発生が確認された後、厳戒態勢に入り、鶴の餌場に近づけないよう閉鎖されていたようですが、今シーズンは道路に石灰を撒いたり、消毒マットでの対応のみで通常どおり観光客を受け入れているようです。

ピヨちゃんは、完全室内飼育のニワトリ君。
施設内(自宅室内)で飼い、野鳥と接触がある放し飼いではないので、飼い主さんやピヨちゃんと過ごすご家族の方たちが、外から鳥インフルエンザを持ち込まないよう、発生地へ近づかないこと。また、海外の発生地域への旅行は控える。そして、通常のインフルエンザ予防と同様、手洗いとうがいを心掛けるようお願いします。

<配布されている消毒液>

鳥を直接消毒する薬ではありません。普通のせっけんのような洗浄力はなく、細菌を殺菌する事を目的としている逆性石鹸です。
石鹸でよく手を洗った後、うすめた消毒液で使用した器具を拭いたり、噴霧します。

 

 

鳥インフルエンザ予防対策 宮崎県より

2011年3月末に2ヶ月ぶりに宮崎県の鳥インフルエンザの、移動制限がやっと解除されました。

県内13カ所の範囲に及んだ移動制限区域内では、家畜伝染予防法に基づき殺処分された鶏は101万羽となっています。

宮崎県在住の会員pi-koさんがどのようにしてウイルスを持ち込まないよう対策をとっていたか、こちらでは画像と共にその対策をお伝えします。

 

人間が靴裏などに付着したウイルスを持ち込んでしまうのではないか・・・?

この対策には、家の敷地内に入る前に徹底とした消毒を行っていました。

野鳥を近づけない、エサを置きっぱなしにしないこと、野鳥や他の鳥たちを近づけないよう庭にネットを張り上空からの侵入を防いでいます。

また、ベランダにもやってくる野鳥たちの対策に「キラキラした光る物に弱い」との鳥の習性より、ベランダにキラキラモールを張り巡らせました。

 

自宅だけでなく、鳥インフルエンザ対策は、街全体に広がっていて、地域の方々全員がウイルス対策を行っていました。

鳥インフルエンザとアヒル

 

学校飼育・飼育状況見回り

学校飼育の見回り、触れ方 2016年3月1日栃木県壬生町ありんこ保育園(栃木県会員軽部、西田)

学校でのアヒルの飼育状況を知るために、栃木県内のありんこ保育園へお邪魔しました。園長さんの方針で園内の遊具は木製が多くすべて手作り、園舎は平屋で太陽の光がたっぷりと降り注がれ、どこか懐かしい雰囲気があります。

動物の世話を主に任されているのは31名の年長さんたち、園内にいる動物たちはヤギ、ヒツジ、犬、猫、ウサギ、鶏、うこっけい、アヒルです。その数は1頭2頭、1羽2羽だけでなく、牧場にやってきたかのような数でした。

この多くの動物たちの小屋掃除はもちろんのこと、驚いたことにご飯作りから分担され任されています。園児がまな板を敷き、包丁を持って野菜を刻んでいました。そして使った容器や包丁も自分たちで洗います。
真剣に取り組んでいる子供たちを見守りながら手伝っている先生方も素晴らしいです。
 

飼育小屋に入った長靴は消毒液で殺菌、徹底しています。1時間以上かけた作業が終わるときちんと小屋に鍵をかけ、やっと遊ぶ時間がやってきました。素足で竹馬に乗っています。これも手作りでした。

「私たちもお世話してみたい。」と、憧れている年少さんたちは、年長さんの姿を見て学び、自分たちが年長になったときにはリーダシップを取りながらお世話をする。このように26年間飼育は受け継がれてきたようです。

年度が替わる4月頃は発情期を迎えているアヒルたちは、新しく年長さんになった園児たちに向かっていくこともあり、なかなか抱っこやスキンシップをとることが難しく、アヒルは園児たちにとって怖い存在に・・・。
「モップを向けると防御できる」と言い伝えられているらしく、アヒル小屋に入るときにはモップを盾に入室。

確かにオスは、メスがいてもいなくても飼い主さんのことが大好きで、皮膚が見えている膝の裏や腕を噛みつくことがありますね。またとても攻撃的になったりで。学校飼育としてのアヒルは小学校の低学年くらいまでは難しいかもしれません。噛み付かれ、追い回されて手に負えない存在になってしまう可能性もありますね。

「アヒルの接し方がわからないだけで近寄れないのかもしれません。」そのようにおっしゃってくださったので、少しアヒルについてお話しさせていただきました。

アヒルにはにんげんがとてもおおきくみえるよ

「アヒルはあしがよわいよ。おいかけないでね。おなかやあしにケガをしていないかな?」

先生方には感染症についての説明とアヒル飼いになる本を。

26年間代替えを繰り返し、今現在アヒルは2羽のオスのみ。3羽いたときには1羽が羽根を毟られるほどの集中攻撃にあったということで、今の状況でメスを迎えるとメスの負担になるので控えた方が良いと伝えました。

・1羽が羽根に艶が少なく、嘴も薄い黄色だったので注意が必要。

・飲み水入れをバケツに変更。(深い方が目や鼻が洗えて一石二鳥)

・炊いたお米やパンはご飯に混ぜない。

小屋の傷んだ箇所や破れた金網などの指導は家畜保健所の職員さんが見回りに来られるということです。

私が近づくとバタバタと逃げ回るアヒルたち。ぐっと抱っこするとプルプルと興奮していて・・・。

子供たちとアヒル。鶏は抱っこできるけどアヒルは大きいものね。

小さい子供たちには怖く感じることも理解できました。

 

第11回小鳥いい友クラブ品評会参加

 

H29.7.2(日)群馬県大泉町文化村
作品の展示、活動紹介、遺棄防止の呼びかけ、グッズ販売、募金箱の設置。

寄附金の3,185円は、保護アヒルたちの治療費用に使用させていただきます。
皆様のご支援に感謝致します。ありがとうございました。