2007年非営利団体の頃「ゴルフ場で取り寄せたアイガモたちの看病記録 ~発育不全や脚の湾曲~」というタイトルで実録看病を情報としてUPしていました。

「足をテーピングした後、私はカルビタバードという、液体状のカルシウム+ビタミン剤を飲み水に混ぜて与えていました。ビタミン剤は脚気や痛みの改善に効き、またビタミン剤を補給する事でよりカルシウムの吸収力が高まるのだそうです。」

この文中で紹介されていたカルビタバードについて

2022年現在、「水鳥な家禽たちには合っていないのではないか?」との意見が数件でています。家鴨アヒル(北京・アイガモ・コールダック)に関しての情報です。

・ニンニクエキス成分が不安
・クチバシが貧血で白くなってきた

獣医師さんおすすめも含めカルシウム補給には、

・ネクトンMSA
・こんぱまるで扱ってるカルシベット(液体タイプ)

このような情報が集められています(ご参考まで)

 

アヒルの骨折について

お知らせ内容一覧
骨折の原因と症状
安静に過ごす工夫
怪我の再発防止
もしアヒルの骨折が疑われる場合


我が家のアイガモ、テケが大腿骨を骨折したことについて怪我の経過など今後他の方の参考になればと纏めました。

骨折の原因と症状

骨折した原因はプールのフチから飛び降りたことが原因と思われます。アヒルやアイガモは野生の鴨より体重が重く段差を飛び降りたりした際に脚を痛めやすいです。

骨折した当初は立つことができずずり這いをする状態でした。すぐにかかりつけの動物病院へ行きレントゲンを撮ったところ右脚大腿骨の骨折でした。

病院では大腿骨はギプスができないのでピンを入れる手術をするしかなく手術をしないと元のようには歩けないだろうと言われました。アヒルの脚の骨は人間の膝下から足首までの骨に当たるひ骨・ふ脛骨と人間の足の甲の骨に当たるふ蹠骨(ふしょこつ)は外から見えている部分でギプスで固定することができます、しかし大腿骨は外側から固定することができず手術でピンを入れたりするほかありません。



ですが、アヒルの手術は麻酔が難しく骨がスカスカなので金具で固定することができないと聞いていたので、骨折の手術の経験者のあひるネットワークメンバーの稲垣さんに経験談を聞かせていただきました。モモちゃんの場合テケと同じく大腿骨の骨折で、ピンを入れる方法、プレートで繋ぐ方法、骨と骨を縛る方法と3通り手術を試みられましたがどれも上手くいかなかったそうです。やはりアヒルの骨に金具をつけることは難しいと分かり安静にして自然治癒を待つことにしました。折れた骨が内部を傷つけ炎症を起こす可能性もあるため鎮痛剤と抗生物質を1週間飲みました。


安静に過ごす工夫

他の鴨たちと一緒だとどうしても動こうとするため他の鴨たちとは別けてケージで安静に過ごさせることにしました。ミニバスタブにマットとペットシーツを敷いてミニバスタブごとケージに入れて飛び出すことを防ぎました。



水浴びも他の鴨たちとは分けてタライで浴びさせました。水の中だと脚への負担は減りますがずっと水に入れっぱなしも良くないそうです。テケの場合自分で立って羽繕いができましたが、立つことができない場合はタオルできれいに水気を拭き取りドライヤーで完全に乾かしてからスクワランオイルを羽に塗ってください。アヒルは尾脂線や目から出る脂を全身に塗って撥水しています。自分で脂を塗ることができなくなると水に浮かぶことができません。

安静に過ごしていると2日後には立ってヨタヨタと少し歩けるようになりました。もしもお座りアヒルになった時のために歩行補助カートの作り方を教えてもらい作ったのですが、カートに乗るのを全力で拒否するくらい元気だったのでカートは諦めました。

モモちゃんの飼い主さんの稲垣さんに骨折してない方の足に負担がかかることになるので趾瘤症に注意が必要と教えていただいたので安静と同時にダイエットもしました。怪我から1ヶ月経ってほぼ問題なく歩いたりできるようになったので隔離生活を終えて姉妹たちと合流しました。


 

怪我の再発防止

テケはアイガモにしてはよく飛ぶ子で着地を失敗して怪我をすることが心配でした。そのためテケのお気に入りの大きな石の上に登れないようにしました。骨折の原因となったと思われるプールのフチの下には飛び降りれないようスダレと園芸用支柱で塞ぎました。

また体の大きなアヒルやアイガモは脚に負担がかかり怪我をしやすくなるため継続的な体重管理をしていきます。


もしアヒルの骨折が疑われる場合

もしもあなたが飼育しているアヒルが急に立てなくなったり脚を引きずるようになったら先ずは急いで獣医師の診察を受けてください。アヒルの骨折は手術が難しいなら様子を見ようと自己判断で決めてはいけません。テケも最初は卵が原因で立てないのかもしれないという見立てでしたがレントゲンを撮って骨折が判明しました。また、ひ骨・ふ脛骨、ふ蹠骨であればギプスでの固定も可能です。

また骨折の原因が産卵などによるカルシウム欠乏症である場合は栄養面の改善が必要です。骨折や捻挫以外にも立てなくなる原因はあります。卵や腫瘍、肥大した内臓が神経を圧迫して脚に問題が起きる場合もあるので病院で診察を受けることが大切です。


This article was written by member (鴨サンチームテケチハさん)

2018年3月9日入会広島県在住
2016年9月9日生まれの女子アイガモのテケチハちゃん2羽の飼い主さん。数々のツイッター投稿でバズっている有名アイガモちゃんたち。
保護活動:広島県鷹野橋ガチョウのガーコ保護
故ナンヨウハギさんのカールちゃん引き取り

アヒルのおむつ

小型コールダックを飼う方が多くなり、以前から改良を重ね利用してきたアヒルのおむつも進化しています。

保護アヒルピピちゃんのいる名古屋春日井市のプチカナールさん、小物雑貨を販売するカフェです。コールダック、北京ダックと体型も大きさも違うアヒルたちのおむつを販売中。

アヒルのオムツ  カントリー雑貨の通販 un petit canard. [プチカナール]

コールダック用


 

北京ダック雄用 北京ダック雌用

 

お座りアヒルの補助サポートカート

補助サポートカート 使用例

随時更新お知らせ内容
補助サポートマニュアル完成

メイちゃん
カルーちゃん
new!
ガモちゃん
ピピちゃん現在の様子


ファンディングの概要に掲げていた補助サポートカートマニュアル完成


カートを作ろうと思った経緯:リーダーますみさん

体重の重みで歩くことが困難になり、お座りが多くなったため食欲が落ちてきたがーちゃんに身体を支えて、ダイエットをしながら、水浴び以外で足のリハビリできるものとして考えたのがきっかけでした。動きを妨げないように細めの作りにしました。これでリハビリを続けて再び歩けるようになったのです。

アヒルにとっての利点(パンフ内説明)

カートの高さに合わせて水飲みを置いてあげると上手に飲めます。カートの上で嘴を背中に入れて眠ることもできます。ピピはお座りで過ごした時は、使える足で移動をするのですが、思うようにいかず、くるくる回ってしまったり、そのうが圧迫されるためか、食欲が落ち餌を食べてくれない日もありました。
カートを利用するようになり、足を動かしたり、限られたスペース内とはいえ、羽繕いも出来 動けるため食欲も出てきました。現在も1日中カートで過ごしています。カートに乗せ足を下ろす姿勢は、本来のアヒルの姿勢に近い為、良いそうです。

会員ますみさん 雑貨屋 un petit canard. [プチカナール]

補助サポートカート制作費用


さっそく保護アヒルメイちゃん が使用中


あひるすきーさん カルーちゃん使用 2019-12-03





新規作成

会員あひるすきーさん ハンドメイドアヒル雑貨CARURU


新規作成
会員笠原さんアイガモガモちゃんのケース  2021-10-30

カートはホームセンターで棚を作る部品とナイロンベルトなどで作りましたプチプチとタオル、ペットシートを切ったものを敷いて、乗せます。カートはあひるネットワークのサイトを参考にさせて頂きました。

床擦れ対策

枕は寝たきり老人の褥瘡ケアからの発想です!褥瘡には毎日ワセリンを塗りました。立てなくなると、床擦れが出きるので、歩行器と、梱包材のプチプチで作った枕が有効でした!枕はプチプチをユルく丸めたモノをビニール袋に入れ半分に切ったタオルでくるみます、重りのゴム板と、車内で使う網みたいな滑り止めのゴムを輪ゴムで止めています。

プチプチを丸めたものにタオルを丸めて被せました、プチプチを敷いた上にペットシートを敷いています!これでヒドイ床擦れが直りました!参考になれば幸いです!

冊子にも登場しているピピちゃん 2022-04-09

 

早朝から大音量!!!雌アヒルの朝鳴き対策

会員facebook意見交換より

外飼いの雌アヒルさんの鳴き声対策は永遠のテーマ(*´Д`)
明け方家の中で物音がすると「ん?!朝やろ!??はよ起きんかぁぁーーーーい!!!ご飯くれ!遊んでくれ!顔見せろ!!!」と言わんばかりの大音量ガガガガガぁーーーー!!!と鳴き続けます。雌アヒルを飼ったことのある方ならわかりますよね、腹の底から全力で出すあのパワー音っ!遮光カーテンを利用した日照コントロールなど効果があった事例は以前から公開しておりますが、外飼い対策はどうなのか。会員の皆さんが意見を出し合い改善策を考えます。
日照時間をコントロール 遮光カーテンを利用

<池本さん>
我が家は掘り込み車庫(シャッター付き)の中に更に一部囲って防音サッシ付けてました。コール3とペキンの大合唱はそれでも、空気穴から聞こえてました。

<松葉さん>
発泡スチロール囲って張ると少しは防災になるかもですね

やはり防音小屋が必要か・・・?


<町井さん>
保護してから発情は初めてですか?大鳴きで困ったのは初めてですか?うちの子達も若い頃は発情して日の出前に大鳴きして困っていましたが、発情を抑えたり、生活リズムを覚えさせたら無駄鳴きで困ることはなくなりました。あと、年を取ったらこちらの事情も察してくれるようになりました(笑)白ちゃんはまだ若いですものね。
鳴き声は鳥からのメッセージ。防音も対策のひとつですが、要求を満たしてあげることも一策と思います。
発情に関しては、食事や光など色々ありますが、発情相手と離れるのもひとつです。
発情のトラブルを防ぐには

<相談者笠原さん>
保護してから発情は初めてですね、環境の変化でソレどころではなかったと思います、大音量ガン鳴き問題は始めからありましたが時間帯的にギリギリセーフ?でした、白ちゃんは視界からコールダックの兄弟が居なくなるとガーガー呼び鳴きするのですが、保護した時の左眼の白内障が右眼にも発症し今はかなり眼が悪いと思います!失明した可能性も有るかと思っています!シリュウ症も治って、群の仲間(私を含む)と仲良く平和に暮らしていたのですが新たな問題発生です!
騒音対策は本日から必要になりますので、とりあえず衣装ケースに入れて夜は室内に入れて見ます!御近所様も流石にお怒りの事と思いますし、早朝2時3時にガーと鳴けば外に出て餌をくれたり抱っこしたりが連日で私もマイッテしまいました!

<町井さん>
そうですね、衣装ケースに入れて玄関内など電気のあかりが届かないところで寝かせてあげてください。鳴けば餌をくれる、というのはアヒルはあっという間に覚えてしまいますから、しばらくは心を鬼にして、決まった時間まではどんなに鳴いてもご飯はあげない!がいいと思います。
我が家も何ヵ月もこんくらべ根くらべして、8時までは鳴かずに待つことを覚えました!白ちゃんは保護前、冬でもずっと発情していたから、体がまだ覚えているのかもしれませんね。白ちゃんが家族を好きになったのはとても素晴らしいこと。しばらく大変と思いますがよろしくお願いします。
何かあればいつでも連絡ください!

<相談者笠原さん>
ありがとうございます。


<群青さん>
女の子の鳴き声は大きいですよね💦
うちはコール達がいれば保護した最初はそこまで大きい声を出さなかったですがやはり呼び鳴きしてましたね。
今は慣れたのかコール達がいなくてもほとんど大きな声で鳴くことはなくなりました。家に来てからどれくらい経ちますか?

<相談者笠原さん>
ありがとうございます、白ちゃんは家に来てから7ヶ月ですね、半年ぐらいで慣れてきて、普通に抱っこも出来るようになって、無駄にガン鳴きもしなくなっていたのですが、発情が原因なのか?白内障の悪化で視力が極端に悪くなってしまった(失明した可能性も有ります)事で不安なのが原因?なのか?非常に困っております!

<群青さん>
見えないから不安なのかもしれませんね


<岩瀬さん>
うちで以前ペット可賃貸に住んでいたころに、苦情こそ来なかったけれど、けっこうな鳴き声で鳴いてくれた(;’∀’)ことがありました。そのときは、鳴き始めたらお風呂場にいてもらうようにして・・・そのうち、「あんまり鳴かないほうがいいみたい」と理解したかのようにたまにしか鳴かなくなり現在に至ります。現在は戸建ですが、室内のケージをメス同志にならないようにメンバー分けをしているためか、呼び鳴き皆無です。決定策ではないですが、なにかの参考になれば幸いです。

<相談者笠原さん>
ありがとうございます!カモ類は頭が良いので私の気持ちを理解してくれるカモしれません!本日から夜間は室内ですごしてもらって、発情を抑えるためのカロリー制限?たんぱく質制限?をやろうと思います!

アヒルとタンパク質
カルシウム摂取その時タンパク質は?


2022-02-13 夜間室内に居場所を作成

皆様ありがとうございました!アドバイスをいただいて色々と試して見ましたが、ガン鳴きの白ちゃんはすっかり静かで良い子になりました!ありがとうございます!
すっかり仲良しになりました3羽です!白内障で目が不自由な白ちゃんですが、コールダックのモッチ&モコちゃんの音声ガイド?でなんとかなっています!和室の前の廊下をかたずけて夜間のアヒルの部屋にしました(笑)

岡山県酒津公園雄北京ダック保護

岡山県酒津公園雄北京ダック保護 2021-09-12
保護:岡山県会員林さん 林さん次男さん 相談者の方
保護者:林さん

お知らせ内容一覧
相談内容
今後のアヒルについて打ち合わせ
保護
診察結果
現在の様子
治療費用内訳
さよならジータン


岡山県酒津公園に立てなくなっている年齢不詳の白アヒルが1羽いるとフォームメールより相談がありました。いつも2羽で行動していたが1年前に死んでしまい、今現在は1羽のみ。市の公園では一切アヒルに関しては管理しておらず、貯水池には水利組合で建てられた浮き小屋があるとのことでした。

相談内容 2021-09-04

10日程前から池を泳ぎ回る事がなくなり、右足をかばってびっこを引くようになりました。立ち上がってもすぐ座り、浮き小屋か少し泳いで水辺のスロープで、ただじっとしています。餌が欲しい時は、それでも小屋から水に降りてきて投げた餌を食べたり、または水辺のスロープに置いてやったものを食べています。

近隣の私を含めた数人の方が餌をやっていますが、アヒルについて残念ながらあまり知識がありません。アヒルの病気についてネットで調べたりしていますが、個人で病院に連れて行くのは今現在難しい状況です。
足の痛みを軽減するために、ひとまず浮き小屋に人工芝を敷くことにはなりました。気休めかもしれませんが、最近飼料にドライの野菜を入れたり、ボレー粉という物も追加しようと思います。仮に関節炎の場合、市販の人間用の薬で代用できないでしょうか?
個人でできる事は少ないと思いますが、できる事があるでしょうか?

2021-09-07の様子

餌と呼びかけの誘導で、貯水池の中を約200メートル朝晩泳いで移動し、朝~夕方まで画像の自分で見つけた水辺の狭い場所で過ごし、夕方~朝までは動画の場所でじっとしています。浮き小屋(以前撮影)には、数日前からうまく上がれなくなりました。寒くなる前にこれも登り易くしてあげたいのですが、スロープ部分を改良したらよいでしょうか?聞いたところ、年齢はおそらく10才くらい、オスかと思われます。
高齢の域でしょうか? 今後年齢とともに動きも悪くなっていくのでしょうか?相棒をなくして一人ぼっちになってしまったがーちゃんですが、できる範囲で見守っていきたいと思います。

  

 

相談内容と送信された動画や画像を元に会員と意見交換

●関節炎の変形、高齢なようなのでこの場所にこのままは厳しいと思う。
●薬は炎症抑えと抗生物質になるが治るかどうか判断できない。
●折れている可能性もある。病院優先。
●左足関節炎の可能性あり、既に変形は強く体を支えられない状態に見える。
●眼脂も溜まっているようなので水に浮いて左足を持ち上げ目元をカイカイすることもできないのだと思う。
●両翼で体を支えているので羽根はすぐにボロボロになってしまう。
●人間用の消炎剤は犬猫でもアヒルでも代用はしない。
●この子の命を考えるならば「保護」が最優先。

岡山県会員の林さんが「脚が悪いと何かに襲われる可能性もありますしこのまま様子をみるのは可哀そうな気がします。」「シリュウ症なのか関節なのか診察してもらった方が良い。」「保護できれば治療を受けさせたい。」とのことで現地へ向かうことになりました。

相談者さんと連絡を取り保護場所へ

林さん宅へ到着

 

診察結果 2021-09-15

診察中に左足の踵に小さな傷を見つけて踵の関節を触ったらゴリゴリした感触がありレントゲンを撮ってもらいました。 レントゲンでは骨、関節に問題がなかったので傷口から細菌が入って炎症を起こしているのだろうという事でした。 抗生物質と痛み止めの注射を一本打って頂いて明日から2週間痛み止めと抗生物質の小さな粒を飲ませる事になりました。 骨、関節に問題がなくホッとしました。

病院で名前を尋ねられ思わずジータンと命名しました。

2021-09-27
換羽で下半身はパサパサです。池で泳がせたりもするのですが換羽の加減かプカッと浮かず半分沈みそうな感じです。用事をしている時はこんな感じですぐに見られる所で遊ばせてます。

換羽がやってきた

目の周りが涙で固まってしまうのですが指で擦って洗い流しています。
(※脚にトラブルがあり上手く立てないアヒルは羽根繕いがやりづらく目もカキカキできない状態でガビガビになりがちです)

保護をするために現地へ向かったときジータンは、水面ギリギリの草むらに隠れるように身を潜めていたようです。池の周辺を確認するとジータンの白い羽根の他にカラスの黒い羽根が所々に混ざって落ちていたとのこと。カラスは頭がいいです。弱って動けなくなっていくアヒルたちを見逃しません。羽根を毟り取りながら攻撃してきます。アヒルは水鳥の仲間なので泳ぎの名選手、グングンと潜水も得意なはずなのですが、脚の調子が悪くなり上手く立てない上に換羽で羽根が生え揃っていないジータンは、羽根にどんどんと水が染み込み最悪沈んでしまうというよくない状況でした。このプラスチックの浅い水浴び場は大羽根でよいしょっと自身のペースで移動可能で溺れる心配もありません。ゆっくりと療養中です。

2021-11-21
ジータン訪問
立てなくなったアヒルは常にお腹を地べたに付けたままになるので蒸れて床擦れのような状態になってしまいます。少しでも症状を和らげようと籾殻入りの専用クッションを作りジータンを乗せていました。脚にも負担が掛らずとても良いアイディアだと思いました。クッションカバーは洗ってまた使い、古くなった籾殻は土に還すとのことです。ジータンは大羽根を使い移動するため羽根の先が擦れてなかなか次の羽根が生えてこないようですが、ストローのような芯の先から新しい羽根が見えています。後ろに投げ出している脚には痛みがあるのか熱が感じられました。 西田

2021-11-24
心配なことにジータンが昨夜からご飯をご飯を食べなくなり嘴も冷たいとのことで、今現在ジータンの居場所にはエアコンが付けたままの状態でペットヒーターもあり温め万全で様子を見ていました。
「ヒーターの側に座ってジーッとしてます。 水をあげても飲まずご飯を手の上に置いてもプイッとソッポを向いて知らん顔してます。」
林さんは急遽夕方動物病院へ向かっています。

診断結果

いつものように5時半頃、ご飯を水に浸しながらジャブジャブ食べていたのですが10時過ぎ日光が差し出したので抱っこして散歩に行こうと準備していたらジータンが眠るように旅立ちました。
ジータンの後頭部をかいてあげたり涙の跡をスポイトで流してあげると気持ちよさそうにしていてジータンの喜ぶツボを発見するのが楽しみでした。


林さんは床擦れが少しでも緩和できるようにとクッションやロープを利用してお腹が擦れないように工夫を重ねていました。保護場所の貯水地に10年ほど前から十数羽いたという仲間たちは既にいなくなり、たった一羽になってしまったジータン。白血病という診断を受けていましたが寿命だったのかもしれません。ジータンの最期の居場所はたくさんの動物たちが暮らす自然の和かい風が吹く場所でした。静かに目を瞑っているジータン。苦しくて痛いこともない、いつもどおりご飯を食べて眠ってしまいました。

保護アヒルたちは何を食べてどのような生活をしていたのか、実際には何歳なのかもわかりません。保護の後に治療を受けてもそこから回復するアヒルはほんのわずかです。保護アヒルのお世話をするわたしたちは、看取り役という悲しい現実も一緒に引き受けているということをわかっていただければ幸いです。

アヒルを野外に放すということは 感染症・寿命

NPO法人あひるネットワーク


岡山県酒津公園ジータン治療費用内訳

ご協力へのお礼 *ご支援に感謝致します*

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

 

東京都大田区宝来公園保護愛護センターより引き取り

東京都大田区宝来公園雌アヒル引き取り 2016/01/27

保護:東京都めいさん
新しい飼い主さん:栃木県会員原澤理事

内容一覧
保護の経緯
宝来吉治療の日々
宝来吉のことでわかったこと
ご報告 ~ありがとうございました~
治療費 会計報告

 


公園で泥だらけになり動けなくなっていたところを発見され、発見者さんが警察へ通報後、東京都動物愛護相談センターへ収容されていた雌アヒルです。愛護センターで手続きを行い引き取りました。2016/01/19

栃木県会員の原澤さん宅で今後飼育することになりました。東京都のアヒルが診療できる恵比寿バードクリニックへの通院となります。

骨折箇所は3箇所、脚は片方、関節炎。立てない為座ったままですが、何とか関節炎だけでも完治させてあげたいです。「名前は宝来吉、ほうさんです。」

 

 

原澤さん宅で療養中の宝来吉に会ってきました。温かい部屋でお昼寝中。骨折箇所が見られる片足にはギプスをはめていますが、関節炎のある片方で踏ん張り移動しています。 2016/02/10


靭帯、神経の回復期間は過ぎている可能性はあるのですが(いつからこのような状態になったか不明な為)歪みの矯正も含めた固定となります。

関節の歪みの矯正はひとまず経過は良好。「足に刺激を与えても反応は薄く、「まっすぐになった」足を、間接を曲げようとはせずにまっすぐの状態のままでした。歪みの矯正は良好なものの、左足を使って歩けるようになるかはまだわかりません。26日に再診します。そこで、おおよその判断が下るのではないかと予測しています。今日もギプスで固定してきました。」


足と体の保護に秘密兵器を仕入れました。これはウレタンなのかな。クッションの中身です。2枚で6㎝の厚さなので弾力性があり使えそうです。お腹を付けたままの状態なので床擦れを緩和する為工夫をされています。2016/02/22

左足のかかと先神経、靭帯とも切れていなかったとの診断です!

「脱臼については、まだ外れやすい状況です。ギプスで固定していたので、かかと先からのねじれは解消できました。つまり、まっすぐな状態です。そして、神経、靭帯が生きていたので、かかとを曲げようとするしぐさも見られました。2週間前はあしがピンとまっすぐな状態で、かかとを曲げようとはしていませんでした。神経と靭帯の回復されつつある証です。脱臼箇所、つまり、骨と骨をつなぐ靭帯が切れてさえいなければ、脱臼は改善されるとのことです。逆にこの箇所の靭帯が切れてしまっていると、脱臼は完治しません。また、ねじれる可能性もあります。正念場です。また、2週間後に行ってきます。」


ほうさんが庭の池で水浴びをはじめました。 2016/03/06

ギプスが外れました。リハビリを始めます。ようやくギプスが外れました!今のところ、関節も外れていません!予断は許しませんが、今後は本来の足の位置で座る、立つ、歩く、のリハビリに入る予定です。もし、関節が外れたら一からやり直しですが辛抱強くケアしていきます。目下、足に負担がかからない『座位保持』をどうするかを考えています。ひとまず、神経、靭帯(間接箇所、かかと先)共に生きていました。本当によかったです。


ほうさんの左足、残念ながら脱臼してしまいました。恐らくここまで固定して治らなかったので無理かもしれません。腫れもひどくなってきました。しかし、水かきが反転しているわけではないので、見た目は保護当初よりは少しはましかと思います。早々にマイ先生に診てもらい、今後の方針を決めますが、私としては残された機能でどう生活ができるかを模索していく覚悟は決まっています。 2016/03/15

ようやくギプスが取れ様子を見ていこうとしていた矢先に、動くことが自由になった宝来吉の脚は脱臼してしまったようです。


宝来吉の様子を見に行ってきました。脱臼してしまった脚は若干腫れていましたが、深く盛った牧草の上にちょこんと座っている宝来吉は、直接地べたにお腹を付けることもなく、脚への負担もかなり軽減されているようでウトウトお昼寝をしていました。

脱臼がそのまま長期間放置されると、修復が困難になるため早期の治療が必要になるのですが、宝来吉の場合、いつから関節を痛めていたかが不明な為、原澤さんと恵比寿バードクリニックの先生との話し合いにより、ギプスを巻いて最善の治療を行っていただきました。保護時の時よりも脚は綺麗になっていますが、立ち上がって通常のアヒルのように歩くことは難しそうです。これから宝来吉がベストな状態で過ごせるよう、原澤さんはいろいろと考えてくださっていました。野菜中心の食事にもだいぶ慣れてきたようです。 2016/03/16西田



歌吉ちゃんと芝生で並んで日向ぼっこするほうさん。ほうさんの日向ぼっこ用に縁側を作ってみました。プラ船で遊ばせて、縁側で日向ぼっこです。色ももう塗りました。左足は結局、内転してしまいました。でも、ふかふかのマットの上なので気分は良さそうです。障害を持っても、自分にとって一番理想的な姿勢を自分で工夫したのだと思います。元の状態なのですが、水浴び日向ぼっこできるので、楽しんでくれればと思っています。 2016/03/27


「ほうさんの縁側、完成🐤」
間接の腫れは相変わらずで、リンパ液によるむくみをとるために、消炎剤とテーピング療法を続けています。2016/04/24


内転した脚の関節は膿が溜まり、取り除く治療での通院と自宅では毎日傷口への手当て(1人が押さえ、1人が消毒)が欠かせなくなってきました。デュオアクティブを切り貼りしています。 2016/06/21

「 ほうさんの化膿の治療は自宅では毎日消毒、毎週恵比寿にて処置、という状況です。膿の根治には時間がかかりそうです。一番最初よりはよくなっています。その時には固まった膿の摘出でしたので。その後は、とにかく続けるしかないという話です。関節部分の炎症は敗血症になりうる危険な箇所らしいです。私としては、足を温存するためには、膿を取り除き炎症を根治させるために頑張るしかないと考えています。」


2ヶ月前の脚の状態です。毎週通院を続けこの頃よりもだいぶ良くなっているとの報告です。
ほうさんは、だいぶよくなりました。傷口はほぼふさがり、乾燥した膿も少量になりました。3週に一度の頻度になりました。よかったです。


「ほうさんの足、かなり良くなってきました。」元々の患部は完治です。しかし、皮膚が柔らかく少しでも傷つくと化膿してしまいます。その化膿箇所も良くなってきました。今は一ヶ月に一度の通院です。2016/10/27


また傷ができて化膿して、かさぶたになって消毒しての繰り返しですが、頑張っています! 2016/11/09


ほうさん、もう少しかかりそうです。
皮膚の再生が一進一退です。2016/12/20


消毒後、テーピングです。2017/03/04

 


あい変わらず足の化膿と戦っています。患部は辛そうに見えますが他はいたって元気です。 2017/10/02

 


折れた足の患部がどうしても瘡蓋から復活しません。通院が続いています。2017/11/30


 

2018/03/10

一時期の酸素室生活が続いていた宝来吉ですが、酸素室からは出て通常の生活に戻っています。随分と良くなりました。あしの化膿は治りかけています。
2018/12/8 通院 特殊検査


足の関節の骨折箇所は、約1年半ほどかけてここまで状態が戻りました。

 

全身状態は以前より良いですが、気管支の狭窄でたまに呼吸が息苦しくなります。また、肝臓機能が低下しているようです。2ヶ月毎日、その後の2ヶ月は苦しくなったら酸素室に入れました。一時、かなり辛そうでしたが今は少し回復して落ち着きを取り戻してきています。
酸素室(酸素テント・酸素発生機)以前水ちゃんが呼吸困難になったときも使用

復活したように見えましたが、レントゲンを撮ったら狭窄は、さほど改善はしてませんでした。ほうさんなりの、呼吸法を身につけて前よりはましになったのかもしれません。


2018/12/24


悪いなりに頑張ってくれています。 関節の化膿は治まりました。 気管支の狭窄はほぼ改善していません。 肝臓の値もよくないです。穏やかには過ごせていますので病気や怪我と向き合いながらの生活になります。

2019/03/03


宝来吉のことでわかったこと

宝来吉は東京都の宝来公園にいたかなり前からいたアヒルらしいです。その公園でうずくまり動けなくなった宝来吉を区民の方が警察を呼び、動物愛護センターに引き取られていました。
センターにいられる期間は1週間ほどです。センターの獣医師さんに手当してもらった足は腫れあがりプラプラでした。

宝来吉は台所でガサガサという音が聞こえると、何か食べるものがもらえるのかと首を長くしてワクワクして待っていました。公園にやってくる人にパンやスナック菓子をもらうときの袋の音に似ていたからだと思います。保護の後宝来公園にやってくる人々は、「あのアヒルどこかに連れて行かれたらしいよ。」とまるで連れ去られたように言っていたそうです。宝来吉は公園に棄てられたアヒルだったのでしょう。数年前から宝来公園で宝来吉をみかけていた方が2016年の保護後に数年間公園にいた頃の画像を送ってくださいました。




保護される数カ月前から座っていることが多く立てなくなっていたようだと、画像を提供してくださった方から伺いました。

元の飼い主は、池や川の水場があるから自由に生きていけると思ったのでしょうか。しばらくは人々から餌をもらい、外敵から必死で身を守りながら過ごしていけるかもしれません。それでも怪我をしたり病気になり動けなくなったら死を待つだけです。アヒルは飛ぶことができないので、すぐに逃げることができません。川や池にアヒルがいれば人々はご飯をあげたり眺めたり、アヒルのしぐさや行動に癒されるでしょう。でも野外でアヒルが暮らしていくことは多くの困難や危険が待っているのです。辛い思いをさせないでください。アヒルが飼えなくなったら、野外に放り出さずに新しい飼い主さんを探してください。遺棄は犯罪です。アヒルへの罪も大きいです。


<ご報告>2019/04

保護あひるの宝来吉(ほうらいきち・通称ほうさん)が4月6日、11:30頃に亡くなりました。ご報告が遅くなり申し訳ございません。

保護時には左足関節部分の脱臼により足ひれが内転し既にたつことが困難な状態でした。(その後、神経の断裂及び間接の骨折の診断を受け歩行を断念。)外傷も数々ありました。

亡くなるまで幾多もの疾病と戦い晩年は「気管支狭窄症」と肝臓を患っていました。動く右脚一本と両羽を使いなんとか移動して自分なりの自由で懸命に生きたのだと思います。

死と向き合うその場面はいつも後悔が残ります。自分はこの命ともっと時間を共有できはしなかったのだろうか、と。死の直前、あひるは両羽を激しくばたつかせ、首を垂直に持ち上げます。最後の体力と気力を使っての動作かと思います。

さながら、飼い主に死を知らせるための「合図」のようにも、また、天に羽ばたくための「儀式」のようにも見えます。その姿は、それまでの「戦」の数々となぞらえると気高くもあり美しい姿です。そして悲しい「前捌き」でもあります。

今回、ほうさんはその「合図」・「儀式」を私の腕の中で見せてくれました。そのおかげで夫婦で「最期」に立ち会うことが出来ました。

頭がよく、優しいほうさんらしい惜別の所作です。

多くの皆様の善意によって購入させて頂きました酸素濃縮器の酸素の流入により若干なりとも最期が穏やかなものになったことと思います。また、幾度となく命の危機に瀕しても医療的なケアをし続けることが出来たのも皆様からのご支援があってこそでした。

ここに、ほうさんの「最期」を報告をさせて頂くと共に、永きにわたりご支援頂きましたことへの感謝を申し上げて、「宝来吉」の最後のご報告とさせて頂きます。

ありがとうございました。


ご協力へのお礼 

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

東京都宝来公園より収容引き取り保護宝来吉治療費用報告

宝来吉の治療費は、皆様からの寄付金/募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されています。

2021-11 改定まとめ