早朝から大音量!!!雌アヒルの朝鳴き対策

会員facebook意見交換より

外飼いの雌アヒルさんの鳴き声対策は永遠のテーマ(*´Д`)
明け方家の中で物音がすると「ん?!朝やろ!??はよ起きんかぁぁーーーーい!!!ご飯くれ!遊んでくれ!顔見せろ!!!」と言わんばかりの大音量ガガガガガぁーーーー!!!と鳴き続けます。雌アヒルを飼ったことのある方ならわかりますよね、腹の底から全力で出すあのパワー音っ!遮光カーテンを利用した日照コントロールなど効果があった事例は以前から公開しておりますが、外飼い対策はどうなのか。会員の皆さんが意見を出し合い改善策を考えます。
日照時間をコントロール 遮光カーテンを利用

<池本さん>
我が家は掘り込み車庫(シャッター付き)の中に更に一部囲って防音サッシ付けてました。コール3とペキンの大合唱はそれでも、空気穴から聞こえてました。

<松葉さん>
発泡スチロール囲って張ると少しは防災になるかもですね

やはり防音小屋が必要か・・・?


<町井さん>
保護してから発情は初めてですか?大鳴きで困ったのは初めてですか?うちの子達も若い頃は発情して日の出前に大鳴きして困っていましたが、発情を抑えたり、生活リズムを覚えさせたら無駄鳴きで困ることはなくなりました。あと、年を取ったらこちらの事情も察してくれるようになりました(笑)白ちゃんはまだ若いですものね。
鳴き声は鳥からのメッセージ。防音も対策のひとつですが、要求を満たしてあげることも一策と思います。
発情に関しては、食事や光など色々ありますが、発情相手と離れるのもひとつです。
発情のトラブルを防ぐには

<相談者笠原さん>
保護してから発情は初めてですね、環境の変化でソレどころではなかったと思います、大音量ガン鳴き問題は始めからありましたが時間帯的にギリギリセーフ?でした、白ちゃんは視界からコールダックの兄弟が居なくなるとガーガー呼び鳴きするのですが、保護した時の左眼の白内障が右眼にも発症し今はかなり眼が悪いと思います!失明した可能性も有るかと思っています!シリュウ症も治って、群の仲間(私を含む)と仲良く平和に暮らしていたのですが新たな問題発生です!
騒音対策は本日から必要になりますので、とりあえず衣装ケースに入れて夜は室内に入れて見ます!御近所様も流石にお怒りの事と思いますし、早朝2時3時にガーと鳴けば外に出て餌をくれたり抱っこしたりが連日で私もマイッテしまいました!

<町井さん>
そうですね、衣装ケースに入れて玄関内など電気のあかりが届かないところで寝かせてあげてください。鳴けば餌をくれる、というのはアヒルはあっという間に覚えてしまいますから、しばらくは心を鬼にして、決まった時間まではどんなに鳴いてもご飯はあげない!がいいと思います。
我が家も何ヵ月もこんくらべ根くらべして、8時までは鳴かずに待つことを覚えました!白ちゃんは保護前、冬でもずっと発情していたから、体がまだ覚えているのかもしれませんね。白ちゃんが家族を好きになったのはとても素晴らしいこと。しばらく大変と思いますがよろしくお願いします。
何かあればいつでも連絡ください!

<相談者笠原さん>
ありがとうございます。


<群青さん>
女の子の鳴き声は大きいですよね💦
うちはコール達がいれば保護した最初はそこまで大きい声を出さなかったですがやはり呼び鳴きしてましたね。
今は慣れたのかコール達がいなくてもほとんど大きな声で鳴くことはなくなりました。家に来てからどれくらい経ちますか?

<相談者笠原さん>
ありがとうございます、白ちゃんは家に来てから7ヶ月ですね、半年ぐらいで慣れてきて、普通に抱っこも出来るようになって、無駄にガン鳴きもしなくなっていたのですが、発情が原因なのか?白内障の悪化で視力が極端に悪くなってしまった(失明した可能性も有ります)事で不安なのが原因?なのか?非常に困っております!

<群青さん>
見えないから不安なのかもしれませんね


<岩瀬さん>
うちで以前ペット可賃貸に住んでいたころに、苦情こそ来なかったけれど、けっこうな鳴き声で鳴いてくれた(;’∀’)ことがありました。そのときは、鳴き始めたらお風呂場にいてもらうようにして・・・そのうち、「あんまり鳴かないほうがいいみたい」と理解したかのようにたまにしか鳴かなくなり現在に至ります。現在は戸建ですが、室内のケージをメス同志にならないようにメンバー分けをしているためか、呼び鳴き皆無です。決定策ではないですが、なにかの参考になれば幸いです。

<相談者笠原さん>
ありがとうございます!カモ類は頭が良いので私の気持ちを理解してくれるカモしれません!本日から夜間は室内ですごしてもらって、発情を抑えるためのカロリー制限?たんぱく質制限?をやろうと思います!

アヒルとタンパク質
カルシウム摂取その時タンパク質は?


2022-02-13 夜間室内に居場所を作成

皆様ありがとうございました!アドバイスをいただいて色々と試して見ましたが、ガン鳴きの白ちゃんはすっかり静かで良い子になりました!ありがとうございます!
すっかり仲良しになりました3羽です!白内障で目が不自由な白ちゃんですが、コールダックのモッチ&モコちゃんの音声ガイド?でなんとかなっています!和室の前の廊下をかたずけて夜間のアヒルの部屋にしました(笑)

岡山県酒津公園雄北京ダック保護

岡山県酒津公園雄北京ダック保護 2021-09-12
保護:岡山県会員林さん 林さん次男さん 相談者の方
保護者:林さん

お知らせ内容一覧
相談内容
今後のアヒルについて打ち合わせ
保護
診察結果
現在の様子
治療費用内訳
さよならジータン


岡山県酒津公園に立てなくなっている年齢不詳の白アヒルが1羽いるとフォームメールより相談がありました。いつも2羽で行動していたが1年前に死んでしまい、今現在は1羽のみ。市の公園では一切アヒルに関しては管理しておらず、貯水池には水利組合で建てられた浮き小屋があるとのことでした。

相談内容 2021-09-04

10日程前から池を泳ぎ回る事がなくなり、右足をかばってびっこを引くようになりました。立ち上がってもすぐ座り、浮き小屋か少し泳いで水辺のスロープで、ただじっとしています。餌が欲しい時は、それでも小屋から水に降りてきて投げた餌を食べたり、または水辺のスロープに置いてやったものを食べています。

近隣の私を含めた数人の方が餌をやっていますが、アヒルについて残念ながらあまり知識がありません。アヒルの病気についてネットで調べたりしていますが、個人で病院に連れて行くのは今現在難しい状況です。
足の痛みを軽減するために、ひとまず浮き小屋に人工芝を敷くことにはなりました。気休めかもしれませんが、最近飼料にドライの野菜を入れたり、ボレー粉という物も追加しようと思います。仮に関節炎の場合、市販の人間用の薬で代用できないでしょうか?
個人でできる事は少ないと思いますが、できる事があるでしょうか?

2021-09-07の様子

餌と呼びかけの誘導で、貯水池の中を約200メートル朝晩泳いで移動し、朝~夕方まで画像の自分で見つけた水辺の狭い場所で過ごし、夕方~朝までは動画の場所でじっとしています。浮き小屋(以前撮影)には、数日前からうまく上がれなくなりました。寒くなる前にこれも登り易くしてあげたいのですが、スロープ部分を改良したらよいでしょうか?聞いたところ、年齢はおそらく10才くらい、オスかと思われます。
高齢の域でしょうか? 今後年齢とともに動きも悪くなっていくのでしょうか?相棒をなくして一人ぼっちになってしまったがーちゃんですが、できる範囲で見守っていきたいと思います。

  

 

相談内容と送信された動画や画像を元に会員と意見交換

●関節炎の変形、高齢なようなのでこの場所にこのままは厳しいと思う。
●薬は炎症抑えと抗生物質になるが治るかどうか判断できない。
●折れている可能性もある。病院優先。
●左足関節炎の可能性あり、既に変形は強く体を支えられない状態に見える。
●眼脂も溜まっているようなので水に浮いて左足を持ち上げ目元をカイカイすることもできないのだと思う。
●両翼で体を支えているので羽根はすぐにボロボロになってしまう。
●人間用の消炎剤は犬猫でもアヒルでも代用はしない。
●この子の命を考えるならば「保護」が最優先。

岡山県会員の林さんが「脚が悪いと何かに襲われる可能性もありますしこのまま様子をみるのは可哀そうな気がします。」「シリュウ症なのか関節なのか診察してもらった方が良い。」「保護できれば治療を受けさせたい。」とのことで現地へ向かうことになりました。

相談者さんと連絡を取り保護場所へ

林さん宅へ到着

 

診察結果 2021-09-15

診察中に左足の踵に小さな傷を見つけて踵の関節を触ったらゴリゴリした感触がありレントゲンを撮ってもらいました。 レントゲンでは骨、関節に問題がなかったので傷口から細菌が入って炎症を起こしているのだろうという事でした。 抗生物質と痛み止めの注射を一本打って頂いて明日から2週間痛み止めと抗生物質の小さな粒を飲ませる事になりました。 骨、関節に問題がなくホッとしました。

病院で名前を尋ねられ思わずジータンと命名しました。

2021-09-27
換羽で下半身はパサパサです。池で泳がせたりもするのですが換羽の加減かプカッと浮かず半分沈みそうな感じです。用事をしている時はこんな感じですぐに見られる所で遊ばせてます。

換羽がやってきた

目の周りが涙で固まってしまうのですが指で擦って洗い流しています。
(※脚にトラブルがあり上手く立てないアヒルは羽根繕いがやりづらく目もカキカキできない状態でガビガビになりがちです)

保護をするために現地へ向かったときジータンは、水面ギリギリの草むらに隠れるように身を潜めていたようです。池の周辺を確認するとジータンの白い羽根の他にカラスの黒い羽根が所々に混ざって落ちていたとのこと。カラスは頭がいいです。弱って動けなくなっていくアヒルたちを見逃しません。羽根を毟り取りながら攻撃してきます。アヒルは水鳥の仲間なので泳ぎの名選手、グングンと潜水も得意なはずなのですが、脚の調子が悪くなり上手く立てない上に換羽で羽根が生え揃っていないジータンは、羽根にどんどんと水が染み込み最悪沈んでしまうというよくない状況でした。このプラスチックの浅い水浴び場は大羽根でよいしょっと自身のペースで移動可能で溺れる心配もありません。ゆっくりと療養中です。

2021-11-21
ジータン訪問
立てなくなったアヒルは常にお腹を地べたに付けたままになるので蒸れて床擦れのような状態になってしまいます。少しでも症状を和らげようと籾殻入りの専用クッションを作りジータンを乗せていました。脚にも負担が掛らずとても良いアイディアだと思いました。クッションカバーは洗ってまた使い、古くなった籾殻は土に還すとのことです。ジータンは大羽根を使い移動するため羽根の先が擦れてなかなか次の羽根が生えてこないようですが、ストローのような芯の先から新しい羽根が見えています。後ろに投げ出している脚には痛みがあるのか熱が感じられました。 西田

2021-11-24
心配なことにジータンが昨夜からご飯をご飯を食べなくなり嘴も冷たいとのことで、今現在ジータンの居場所にはエアコンが付けたままの状態でペットヒーターもあり温め万全で様子を見ていました。
「ヒーターの側に座ってジーッとしてます。 水をあげても飲まずご飯を手の上に置いてもプイッとソッポを向いて知らん顔してます。」
林さんは急遽夕方動物病院へ向かっています。

診断結果

いつものように5時半頃、ご飯を水に浸しながらジャブジャブ食べていたのですが10時過ぎ日光が差し出したので抱っこして散歩に行こうと準備していたらジータンが眠るように旅立ちました。
ジータンの後頭部をかいてあげたり涙の跡をスポイトで流してあげると気持ちよさそうにしていてジータンの喜ぶツボを発見するのが楽しみでした。


林さんは床擦れが少しでも緩和できるようにとクッションやロープを利用してお腹が擦れないように工夫を重ねていました。保護場所の貯水地に10年ほど前から十数羽いたという仲間たちは既にいなくなり、たった一羽になってしまったジータン。白血病という診断を受けていましたが寿命だったのかもしれません。ジータンの最期の居場所はたくさんの動物たちが暮らす自然の和かい風が吹く場所でした。静かに目を瞑っているジータン。苦しくて痛いこともない、いつもどおりご飯を食べて眠ってしまいました。

保護アヒルたちは何を食べてどのような生活をしていたのか、実際には何歳なのかもわかりません。保護の後に治療を受けてもそこから回復するアヒルはほんのわずかです。保護アヒルのお世話をするわたしたちは、看取り役という悲しい現実も一緒に引き受けているということをわかっていただければ幸いです。

アヒルを野外に放すということは 感染症・寿命

NPO法人あひるネットワーク


岡山県酒津公園ジータン治療費用内訳

ご協力へのお礼 *ご支援に感謝致します*

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

 

東京都大田区宝来公園保護愛護センターより引き取り

東京都大田区宝来公園雌アヒル引き取り 2016/01/27

保護:東京都めいさん
新しい飼い主さん:栃木県会員原澤理事

内容一覧
保護の経緯
宝来吉治療の日々
宝来吉のことでわかったこと
ご報告 ~ありがとうございました~
治療費 会計報告

 


公園で泥だらけになり動けなくなっていたところを発見され、発見者さんが警察へ通報後、東京都動物愛護相談センターへ収容されていた雌アヒルです。愛護センターで手続きを行い引き取りました。2016/01/19

栃木県会員の原澤さん宅で今後飼育することになりました。東京都のアヒルが診療できる恵比寿バードクリニックへの通院となります。

骨折箇所は3箇所、脚は片方、関節炎。立てない為座ったままですが、何とか関節炎だけでも完治させてあげたいです。「名前は宝来吉、ほうさんです。」

 

 

原澤さん宅で療養中の宝来吉に会ってきました。温かい部屋でお昼寝中。骨折箇所が見られる片足にはギプスをはめていますが、関節炎のある片方で踏ん張り移動しています。 2016/02/10


靭帯、神経の回復期間は過ぎている可能性はあるのですが(いつからこのような状態になったか不明な為)歪みの矯正も含めた固定となります。

関節の歪みの矯正はひとまず経過は良好。「足に刺激を与えても反応は薄く、「まっすぐになった」足を、間接を曲げようとはせずにまっすぐの状態のままでした。歪みの矯正は良好なものの、左足を使って歩けるようになるかはまだわかりません。26日に再診します。そこで、おおよその判断が下るのではないかと予測しています。今日もギプスで固定してきました。」


足と体の保護に秘密兵器を仕入れました。これはウレタンなのかな。クッションの中身です。2枚で6㎝の厚さなので弾力性があり使えそうです。お腹を付けたままの状態なので床擦れを緩和する為工夫をされています。2016/02/22

左足のかかと先神経、靭帯とも切れていなかったとの診断です!

「脱臼については、まだ外れやすい状況です。ギプスで固定していたので、かかと先からのねじれは解消できました。つまり、まっすぐな状態です。そして、神経、靭帯が生きていたので、かかとを曲げようとするしぐさも見られました。2週間前はあしがピンとまっすぐな状態で、かかとを曲げようとはしていませんでした。神経と靭帯の回復されつつある証です。脱臼箇所、つまり、骨と骨をつなぐ靭帯が切れてさえいなければ、脱臼は改善されるとのことです。逆にこの箇所の靭帯が切れてしまっていると、脱臼は完治しません。また、ねじれる可能性もあります。正念場です。また、2週間後に行ってきます。」


ほうさんが庭の池で水浴びをはじめました。 2016/03/06

ギプスが外れました。リハビリを始めます。ようやくギプスが外れました!今のところ、関節も外れていません!予断は許しませんが、今後は本来の足の位置で座る、立つ、歩く、のリハビリに入る予定です。もし、関節が外れたら一からやり直しですが辛抱強くケアしていきます。目下、足に負担がかからない『座位保持』をどうするかを考えています。ひとまず、神経、靭帯(間接箇所、かかと先)共に生きていました。本当によかったです。


ほうさんの左足、残念ながら脱臼してしまいました。恐らくここまで固定して治らなかったので無理かもしれません。腫れもひどくなってきました。しかし、水かきが反転しているわけではないので、見た目は保護当初よりは少しはましかと思います。早々にマイ先生に診てもらい、今後の方針を決めますが、私としては残された機能でどう生活ができるかを模索していく覚悟は決まっています。 2016/03/15

ようやくギプスが取れ様子を見ていこうとしていた矢先に、動くことが自由になった宝来吉の脚は脱臼してしまったようです。


宝来吉の様子を見に行ってきました。脱臼してしまった脚は若干腫れていましたが、深く盛った牧草の上にちょこんと座っている宝来吉は、直接地べたにお腹を付けることもなく、脚への負担もかなり軽減されているようでウトウトお昼寝をしていました。

脱臼がそのまま長期間放置されると、修復が困難になるため早期の治療が必要になるのですが、宝来吉の場合、いつから関節を痛めていたかが不明な為、原澤さんと恵比寿バードクリニックの先生との話し合いにより、ギプスを巻いて最善の治療を行っていただきました。保護時の時よりも脚は綺麗になっていますが、立ち上がって通常のアヒルのように歩くことは難しそうです。これから宝来吉がベストな状態で過ごせるよう、原澤さんはいろいろと考えてくださっていました。野菜中心の食事にもだいぶ慣れてきたようです。 2016/03/16西田



歌吉ちゃんと芝生で並んで日向ぼっこするほうさん。ほうさんの日向ぼっこ用に縁側を作ってみました。プラ船で遊ばせて、縁側で日向ぼっこです。色ももう塗りました。左足は結局、内転してしまいました。でも、ふかふかのマットの上なので気分は良さそうです。障害を持っても、自分にとって一番理想的な姿勢を自分で工夫したのだと思います。元の状態なのですが、水浴び日向ぼっこできるので、楽しんでくれればと思っています。 2016/03/27


「ほうさんの縁側、完成🐤」
間接の腫れは相変わらずで、リンパ液によるむくみをとるために、消炎剤とテーピング療法を続けています。2016/04/24


内転した脚の関節は膿が溜まり、取り除く治療での通院と自宅では毎日傷口への手当て(1人が押さえ、1人が消毒)が欠かせなくなってきました。デュオアクティブを切り貼りしています。 2016/06/21

「 ほうさんの化膿の治療は自宅では毎日消毒、毎週恵比寿にて処置、という状況です。膿の根治には時間がかかりそうです。一番最初よりはよくなっています。その時には固まった膿の摘出でしたので。その後は、とにかく続けるしかないという話です。関節部分の炎症は敗血症になりうる危険な箇所らしいです。私としては、足を温存するためには、膿を取り除き炎症を根治させるために頑張るしかないと考えています。」


2ヶ月前の脚の状態です。毎週通院を続けこの頃よりもだいぶ良くなっているとの報告です。
ほうさんは、だいぶよくなりました。傷口はほぼふさがり、乾燥した膿も少量になりました。3週に一度の頻度になりました。よかったです。


「ほうさんの足、かなり良くなってきました。」元々の患部は完治です。しかし、皮膚が柔らかく少しでも傷つくと化膿してしまいます。その化膿箇所も良くなってきました。今は一ヶ月に一度の通院です。2016/10/27


また傷ができて化膿して、かさぶたになって消毒しての繰り返しですが、頑張っています! 2016/11/09


ほうさん、もう少しかかりそうです。
皮膚の再生が一進一退です。2016/12/20


消毒後、テーピングです。2017/03/04

 


あい変わらず足の化膿と戦っています。患部は辛そうに見えますが他はいたって元気です。 2017/10/02

 


折れた足の患部がどうしても瘡蓋から復活しません。通院が続いています。2017/11/30


 

2018/03/10

一時期の酸素室生活が続いていた宝来吉ですが、酸素室からは出て通常の生活に戻っています。随分と良くなりました。あしの化膿は治りかけています。
2018/12/8 通院 特殊検査


足の関節の骨折箇所は、約1年半ほどかけてここまで状態が戻りました。

 

全身状態は以前より良いですが、気管支の狭窄でたまに呼吸が息苦しくなります。また、肝臓機能が低下しているようです。2ヶ月毎日、その後の2ヶ月は苦しくなったら酸素室に入れました。一時、かなり辛そうでしたが今は少し回復して落ち着きを取り戻してきています。
酸素室(酸素テント・酸素発生機)以前水ちゃんが呼吸困難になったときも使用

復活したように見えましたが、レントゲンを撮ったら狭窄は、さほど改善はしてませんでした。ほうさんなりの、呼吸法を身につけて前よりはましになったのかもしれません。


2018/12/24


悪いなりに頑張ってくれています。 関節の化膿は治まりました。 気管支の狭窄はほぼ改善していません。 肝臓の値もよくないです。穏やかには過ごせていますので病気や怪我と向き合いながらの生活になります。

2019/03/03


宝来吉のことでわかったこと

宝来吉は東京都の宝来公園にいたかなり前からいたアヒルらしいです。その公園でうずくまり動けなくなった宝来吉を区民の方が警察を呼び、動物愛護センターに引き取られていました。
センターにいられる期間は1週間ほどです。センターの獣医師さんに手当してもらった足は腫れあがりプラプラでした。

宝来吉は台所でガサガサという音が聞こえると、何か食べるものがもらえるのかと首を長くしてワクワクして待っていました。公園にやってくる人にパンやスナック菓子をもらうときの袋の音に似ていたからだと思います。保護の後宝来公園にやってくる人々は、「あのアヒルどこかに連れて行かれたらしいよ。」とまるで連れ去られたように言っていたそうです。宝来吉は公園に棄てられたアヒルだったのでしょう。数年前から宝来公園で宝来吉をみかけていた方が2016年の保護後に数年間公園にいた頃の画像を送ってくださいました。




保護される数カ月前から座っていることが多く立てなくなっていたようだと、画像を提供してくださった方から伺いました。

元の飼い主は、池や川の水場があるから自由に生きていけると思ったのでしょうか。しばらくは人々から餌をもらい、外敵から必死で身を守りながら過ごしていけるかもしれません。それでも怪我をしたり病気になり動けなくなったら死を待つだけです。アヒルは飛ぶことができないので、すぐに逃げることができません。川や池にアヒルがいれば人々はご飯をあげたり眺めたり、アヒルのしぐさや行動に癒されるでしょう。でも野外でアヒルが暮らしていくことは多くの困難や危険が待っているのです。辛い思いをさせないでください。アヒルが飼えなくなったら、野外に放り出さずに新しい飼い主さんを探してください。遺棄は犯罪です。アヒルへの罪も大きいです。


<ご報告>2019/04

保護あひるの宝来吉(ほうらいきち・通称ほうさん)が4月6日、11:30頃に亡くなりました。ご報告が遅くなり申し訳ございません。

保護時には左足関節部分の脱臼により足ひれが内転し既にたつことが困難な状態でした。(その後、神経の断裂及び間接の骨折の診断を受け歩行を断念。)外傷も数々ありました。

亡くなるまで幾多もの疾病と戦い晩年は「気管支狭窄症」と肝臓を患っていました。動く右脚一本と両羽を使いなんとか移動して自分なりの自由で懸命に生きたのだと思います。

死と向き合うその場面はいつも後悔が残ります。自分はこの命ともっと時間を共有できはしなかったのだろうか、と。死の直前、あひるは両羽を激しくばたつかせ、首を垂直に持ち上げます。最後の体力と気力を使っての動作かと思います。

さながら、飼い主に死を知らせるための「合図」のようにも、また、天に羽ばたくための「儀式」のようにも見えます。その姿は、それまでの「戦」の数々となぞらえると気高くもあり美しい姿です。そして悲しい「前捌き」でもあります。

今回、ほうさんはその「合図」・「儀式」を私の腕の中で見せてくれました。そのおかげで夫婦で「最期」に立ち会うことが出来ました。

頭がよく、優しいほうさんらしい惜別の所作です。

多くの皆様の善意によって購入させて頂きました酸素濃縮器の酸素の流入により若干なりとも最期が穏やかなものになったことと思います。また、幾度となく命の危機に瀕しても医療的なケアをし続けることが出来たのも皆様からのご支援があってこそでした。

ここに、ほうさんの「最期」を報告をさせて頂くと共に、永きにわたりご支援頂きましたことへの感謝を申し上げて、「宝来吉」の最後のご報告とさせて頂きます。

ありがとうございました。


ご協力へのお礼 

収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告

東京都宝来公園より収容引き取り保護宝来吉治療費用報告

宝来吉の治療費は、皆様からの寄付金/募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されています。

2021-11 改定まとめ

オンラインイベント「あつまれあひるの森」

イベント終了後も閲覧可能です♪


click!
あつまれあひるの森
you tubeで誰でも参加できて、全国どこからでもあひる好きさん達が集えるイベントです。全国どこからでも誰でもスマホでもパソコンでも閲覧可能。
youtubeでアカウントを作成する方法googleアカウントがある方なら※チャット画面には映らず画面横に出る文字のみ参加できます。

あひるネットワークの会員だけじゃなくて、アヒル飼ってる人もこれから飼いたいと思ってる人も参加できます。

主な進行内容予定

■あひるネットワークの紹介
■アヒルの飼育方法の話(理事ahira2goさん)
屋外飼い、室内飼い、餌について病気など
オンライン質疑応答※チャット方式
「ライブ配信は、オンタイムでご覧頂いている方にはチャットから質問を送って頂けます。アーカイブに残すので後からも見れます。」
■「シャク爺の物語」の朗読(会員TOMOKOさん荒木さん)
昨年クラウドファンディングで製作した絵本の朗読です。
■捨てられたアヒルのレスキュー体験談とアヒルのその後(会員林さん)
岡山県酒津公園北京ダック保護ジータン

■あひる関連イベント、あひるグッズショップなどのを紹介します


アヒルのリハビリ、介助法・介護器具 目から涙?嘴の黒い点々は?

お知らせ内容一覧

立てなくなったアヒルの相談
目に涙?嘴の黒い点々は?

立てなくなったアヒルの改善法
進化している補助カート
ウレタンや牧草利用
タオルやストッキングを使用した介助
随時更新中



立てなくなったアヒルの相談

2017.8月掲示板での相談

生後6週間のラブは 立てません。左足の膝?(関節)が 外向きで 大丈夫かな、と思っていたのですが、3日前くらいから立てなくなりました。今は子供用浮き輪に乗せて、引っくり返らないように 座らせています。ラブは 立ちたいと思っているのか、手を離すと立とうとして、こけてしまい、いろんな所を怪我しています。病院にも行きました。痛み止めとサプリをもらいました。

ラブを購入した、ペットショップにも行きました。カルシウムやビタミン剤など紹介してもらいました。そして、いろいろ調べた所、割り箸などで固定するということを知りました。でも、何でどうすればいいのか分かりません。固定はどうすればいいですか?そして、他にも ラブにとって楽なこと、少しでも良くなる方法が知りたいです。あと、体験談などあればありがたいです。教えて下さい。ラブを助けてあげたいです。お願いします。

アヒルのラブちゃん情報
・アヒルの年齢:7月7日の生後2週間に購入。2ヶ月。
・体重 1.7キロ
・購入したときから関節が曲がっていたことに気が付いていた。

・食事内容
・バーディー
・トマト
・ボレー
・ビタミン剤
・関節のサプリ(犬、猫用)
・ミネラル
・痛み止め
(ペレット待ち)

回答アドバイス  会員軽部さん

ラブのママさん こんにちは。
私は過去に何羽か足が不自由なアヒルさんアイガモさんを育ててきました。雛の時に足が不自由になってしまったアヒルさん達は、治すのが非常に難しいです。
添付写真のアイガモさんは両足が内側に向いてしまい、歩くことも立つ事も座ることも出来ませんでした。そして、足が重なっているので痛いらしく とても可哀そうでした。(ペットショップで正しい飼い方をしなかった為に、このような足になってしまいました。)発泡スチロールを使い、足が前に向くようにしていたところ、1年後くらいから足先が前を向いてきました。

アヒルさんによって足の状態はそれぞれ違います。同じアヒルさんでも、少しずつ変わってくるので毎回調整しなければなりません。添え木をお考えでしたら、くっつく包帯が便利かもしれません。足に傷がつかないように添え木を巻いたり、足に巻くのに使います。締め付けすぎると血が止まってしまうので注意して下さい。
それから、捻挫をしてしまったアヒルさんの治療に天かすをとる網のようなオタマやフワフワした物が巻いてある丈夫な針金を使った事もあります。(100円ショップにあります)
色々試してみて下さい。

回答 会員大久保さん ※食事内容・羽根のケア

アヒルは ひよこからの成長が とっても速いんですよ、ここからは経験したことを書きます。完璧ではありません。支えにはなるかな、
6週の中雛だね。 雄なら2kg弱 雌は1kg強 位かな ペットショップで買ったんだね 今 何キロ位かな。

たくさんご飯もらって大きくなりすぎたのかな? 成長に足が負けて関節炎を起こしたか?先天性の奇型か?わからないけど 足の負担を少なくしないといけないね。

ご飯は バーディー20g+キャベツ トマト 小松菜 少々 1日2回か3回位かな。パン ほうれん草は ダメだよ。鳥さん用のカルシウム ボレイコも 混ぜるといいなぁ。
後は、深いタライでプカプカする時間を多くして足の負担を少なくする。クリーム色の羽は水をはじく力が少ないから沈まないように見ていないと危険です。皮膚まで濡れたらドライヤー送風で乾かすよ。陸にいるときは 興奮して暴れないようにケージがいいかな。

相談の続き

発泡スチロールの間に入れているのは なんですか?やってみようと思います。
天かすをとる網のようなオタマというのは、どう使うのですか?
質問だらけですみません🙇 あと、水に入ると 傾いてしまい、難しそうなのですが、いい方法はないですか?水中は、リハビリにもなるので、入れてあげたいのですが、背泳ぎになりそうなくらい、傾いています。いろいろ試してみます!
本当にありがとうございます。

回答 会員ななママさん

フワフワした針金と天かす用のオタマみたいなのがありましたので写真添付します。

>発泡スチロールの間に入れているのは なんですか?

お風呂で体を洗うタオルみたいなヤツです。
乾くのが早いのでお腹の下に挟んでいました。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、図のようにアヒルさんの足とオタマと針金を並べて、くっつく包帯を巻いて固定しました。足をひきずっていて病院でもう歩けるようにならないと言われてしまったのですが、走れるまでになりました。

足が曲がってしまっているアヒルさんにはどうかな。発泡スチロールの家で少しずつ矯正していく方が良いかな。それから、アヒルさんはご紹介した発泡スチロールに座らせると暴れます。

アヒルさんの体に合わせて筒状に布を縫い、両端にゴムを通して着せて、その服に紐を通して家に固定すると良いです。過去の記事でも紹介しています。

>水に入ると 傾いてしまう

只今ウチに下半身不随で両足が全く動かないアイガモちゃんがいます。プールに浮かべるとふ~らふ~ら傾きながら上手にバランスをとって水浴びをします。大人なので なんとか水浴びが出来るのだと思います。
雛ちゃんは大久保さんがおっしゃるように溺れてしまう事がありますので、絶対に目を離さず浅い水深のプールが良いかもしれません。障害のあるアヒルさんは体のバランスが良くない事が多いです。
ラブちゃんは、もう少し体が大きくなったらウチのアイガモちゃんみたいに上手に水に浮かぶ事が出来るかな。


目に涙? くちばしの黒いそばかすのようなものは何?

相談「目の周りのガビガビは、優しく洗って、拭いてあげると治りました。ご心配をお掛けしました🙇涙のことなんですけど、泡も出てないし、化膿もしていません。 きれいな水が、ポロッと出るんです。何が原因なんでしょう?
あと、アヒルのくちばしに出る、点々は何ですか?


回答 目から出る涙のように見えるものは体液です。

回答   会員大久保さん
嘴のテンテンは ほとんど雌に出るよ。出てくる時期や模様はみんなバラバラで 理由は わかりません
葉っぱや池の藻を食べたりするからとか、日に焼けてとか、先祖還りとかでもほとんど雌だけだから、ホルモンとかの関係かなぁ
食事にキャベツ 小松菜 ヒジキとかも食べたほうがいいと思います。


嘴の傷に藻の成分が入り込み広がっていくという説もあり。

ガビガビは これくらいかな?気をつけて ひどくなってきたらお医者さんかな?泡涙は写真がないけど傷が付いて化膿したみたいです。

回答 会員塚本さん

うちもさつきちゃん、目の周りどうしようっていうくらいがびがびだったけど、教わったすりごま・ひじきで勝手にきれいになっちゃいましたよ。

すりごま、ひじき、おから、コラーゲンパウダーと、大量のボレー粉♪


立てなくなったアヒルの改善法

「あひるネットワークでは立てなくなったアヒルの補助カートや改善法を会員やアヒル飼いの方たちから情報を集めその都度紹介してきました。2020年には補助カートのマニュアルを作成し、今現在もお座りアヒルの負担を少なく楽に過ごせるよう発信を続けております。」

ブックラックを改造した車椅子の例

市販の園芸用ネットを利用したハンモックの例 

このラックを改造した車椅子の進化系 ガーちゃんカート↓

店長アヒル ガーちゃん

会員塚本さん作成 ガーちゃんカートさつき号

車輪が付いているので自力で移動可能

ガーちゃんカート 進化型 ピピちゃん号


メイちゃんはクッションで脚を支えています。楽チン♪

進化した補助サポートカートファンディングではマニュアル化達成
カートの作り方あり


お座りアヒルの宝来吉は、牧草のベット(足への負担を軽減)
ウレタンマットも利用


るーちゃんのケース 2021-10-30 会員ちなさん

るーちゃんは2月から歩けなくなって介護生活です。お座りさんになると、床擦れだけでなく、歩行筋力の低下とともに、消化能力や排便能力も落ちてしまい、体調を崩してしまうこともあるようです。まだ足が動くようでしたら毎日短い時間でもいいので介助して歩かせてあげるといいと思います。

我が家はカートが動かせるような平地ではなく草ボーボーなのでタオルで介助具を作りました。ご参考下さい。また、プールも同じように衣装ケースにストッキングを張って浮けるようにしています。

足を投げ出すことについて。足を畳んで座っていると足の付け根の部分がずっと突っ張っている感じで、年を取るとその付け根の部分が突き出てきます。うちのるーちゃんはそこが痛いようで、足を曲げずに居られるようにクッションに乗せたら足を投げ出さなくなりました。プチプチでクッションを作る場合も床擦れ対策はもちろんのこと、足がどうなると楽か考えてあげるといいかなと思います。

保護後の届け出について

保護後の届け出について

野外にいるアヒルについて相談される方は、私たちに相談する前に公園の管理事務所や市役所環境課など連絡されていると思います。その行政の管轄担当は各地によって様々です。

私たちは保護後に近隣の交番や交番がなければ管轄警察署へ保護の一報を入れていますが、その連絡は野外に遺棄されている動物に「迷子届け(遺失物)が提出されていないか。」の確認です。
長年遺棄され続けそのような届け出の可能性はないと思いながらも連絡を入れています。


警視庁のマニュアルや各地域の動物保護に記載されている内容

怪我をした動物を見つけた場合
「庭や公園等で傷病鳥獣を見つけたら、まずケガや衰弱の具合を見ることが大切です。 ケガをしていても、逃げる元気がある場合は、人が保護しようとして追い回すことで衰弱することもあります。 野生動物はある程度のケガでも自然に回復するたくましさを持っています。」
野鳥の場合

動物が迷子になった場合
まず、いなくなった場所の保健所、自治体(動物愛護センター・動物保護センター)、交番、警察署(遺失物の届出の手続きを取る)に問い合わせをしましょう。さらに、動物が逸走する範囲を考えて、保護される可能性が考えられる地域の警察や保健所、動物愛護センター、動物保護センターなどにも連絡や届け出をしましょう。


保護後の届け出について

行政への連絡のたらい回しでなぜか保護をしたわたしたちが遺失物届けを提出するケースもあったような気がします。保護後の連絡ですが相談者さんが連携をとっていた行政(管理事務所や市役所環境課)、近隣の交番または管轄警察署への遺失物届け(迷子届け)が提出されていないかの確認。この2か所のみとなります。

警察への連絡は、野外にいた動物に迷子届け(探している人がいないか)が提出されてるかの確認となります。

わたしたちは見知らぬ地域へ向かい保護するケースがほとんどです。初めて保護に携わるスタッフもいます。到着したとき保護ができる陸にいることは稀です。池に飛び込んだり、逃げ回ったりと多くの困難を乗り越えての保護になりますことをご理解ください。

保護後の連絡は、相談者さんや相談者さんと共に見守ってきた地域の方、保護現場に居合わせた方々、そしてわたしたちあひるネットワークで手分けして進めていけたらと思います。


参考URL
拾得物件預り書

ペットを拾ってしまったら 遺失物法改正

所有者の判明しない犬または猫その他の動物が拾得された場合の取り扱い等についての内容

環境省自然環境局→動物愛護管理主管部(局)宛て

 

 

外飼いの方へ 外敵の注意

アヒル飼いの外敵注意について

・夜間はしっかり戸の閉まる小屋に入れてあげてください。
・庭にご飯の食べ残しを置いておかない。
・雨の降っている日にやってくることが多い。
・小屋の敷き床は土や砂で良いのですが、その下はコンクリートか板を敷いて侵入を防ぐ。

お知らせ内容一覧

new!外敵たちの繁殖時期注意・室内にも侵入?
外敵昼間みかけるイタチ対策
空からやってくる外敵とは
外飼い小屋への注意
外小屋にアナグマがやってきた


アライグマの被害報告を受けた会員さんからの呼び掛け
「みなさま、くれぐれも目の届かない範囲で、特に夜間、外に出しっぱなしはやめましょう!

この時期は外敵たちも繁殖時期で狩りには熱心です。」

屋根の隙間に注意(室内)
室内でも目の離れた場所は危険イタチの侵入
「夜間だけでなく早朝や夕方も日が長くなって油断しがちですが気をつけなくてはいけないと思います。いつもより早い時間に外に出したら襲われたという話しもありました。屋内にも侵入されて襲われた例もあります。屋内に侵入出来そうな場所を塞ぐ対策を!屋根の隙間やちょっとした通風口の隙間などからも侵入します。」


外敵 昼間みかけるイタチ 2019/04呼び掛け

昼間近所の畑道を歩いていると、すばしっこく動く胴体の長い金色っぽい茶系の生き物を発見。「猫じゃない。リス?」・・・イタチでした。人間に気が付くとそのイタチはスルリと納屋の隙間に入っていった。

このような姿※画像お借りしました※

栃木県でもイタチが飼っているアイガモたちに接近(会員facebook報告)


改善後

イタチは、光が苦手なはず。夜行性じゃないの?調べてみると昼間も行動するようです。強い光が苦手でなので、イタチ避けにはアルミホイルやCDを吊り下げるなど効果があるとのこと。家庭にあるもので臭い対策できるものは、「お酢」や「漂白剤」。においの強い木酢液やクレゾール石鹸液は薄めて使うと効果を発揮し、バルサンなどの動物忌避剤も効果的。

侵入できる隙間は防ぐ

イタチは細長い体を利用して、3cmの隙間があれば、侵入できてしまいます。小屋の隙間はしっかり塞いでおきましょう。金網やパンチングメタル、防獣ネットを使って侵入口を塞ぎます。

昼間にイタチをみかけたと報告が相次いでいます。十分注意してください。

会員テケチハさん
「イタチ対策で鴨の遊び場の出入り口の網戸に金網を張って補強したところでした。留守にする時は家の中で留守番させてます。イタチはこのタイプの金網も破るんですよね(心配)日中短時間目を離すときの時間稼ぎ程度に思ってます。」


空からやってくる外敵~アヒル飼いMさんより~ 2007年6月8日西田ブログ掲載
「庭からアヒルがいなくなった。」「足跡も外敵がやって来た形跡もない。」「何度も続くのでおかしい。」このような報告が相次いだ頃まとめていた空からやってくる外敵についての報告です。

<ブログより抜粋>
Mさん宅の庭で飼っている多数のアイガモ、北京ダック、鶏たちが外敵の被害に遭っている原因がわかったとのことで、その内容に「まさかっ!!?」と驚き、今まで全国の方たちからの報告を思い出していた。「突然アヒルがいなくなった。」「自宅から離れた場所で亡骸を見つけたが狸やイタチが連れて行くには距離がある。人間のいたずらでしょうか?」などでした。

また最近では、急にいなくなったアヒルを探していると自宅から250メートル程離れた場所に横たわっていて、動物に襲われたのか人間にいたずらされて捨てられたのかどうかは判断できないが、お腹には穴が開いて頭が無くなっていたとの報告がありました。

空からやってくるの?

Mさん宅は神奈川県内です。元農家のお家だった庭先で今現在鶏の他、アイガモの雌3羽・北京のつがいと保護アイガモ雛1羽を飼育されています。この空からの襲撃者にアヒルやアイガモたちだけでも8羽も被害にあっているというのです。

Photo_43 Photo_44

鷹でした。

Mさん宅のアイガモが襲われているその瞬間を目撃して捕獲した時の画像です。

丹沢の山方面からやってくるというこの鷹は、朝方や夕方に庭に出ているアイガモやアヒルたちを襲っていったようです。

鷹を捕獲したMさんが鷹の保護団体に連絡をしたところ、「生態系を崩してはいけないので捕獲したその場で逃がしてください。」とアドバイスを受けたようです。しかし、家の庭で放してしまってはまたアヒルたちが襲われてしまうと車を走らせ少し離れた川で放したとのことでした。鷹は野鳥で保護動物となります。

一度居場所を確認したせいなのか、同じ鷹なのかわかりませんが、度々やってきてはアヒルたちを襲っていったようです。それもしっかりした柵や網を張った小屋に入れても少しの隙間を見つけ(顔が入る隙間なら入れてしまう)侵入しアヒルたちを襲い、アヒルやアイガモたちだけでなく鶏にまで被害は及んでいきました。

襲われたアヒルたちの亡骸は悲惨なもので、固い頭部分は残して首は鋭利な刃物でも使ったかのようにスッパリと切れていて、胴体やお腹は鳥の標本のように綺麗に骨を残し肉部分は啄んでいったように肉が跡形もなかったと。どうやってもアヒルが飛び越えられないような柵を越えた場所で亡骸が同じような状態で見つかったり、自宅側の学校校舎の裏でやはり胴体が標本のように肉が無くなり骨だけになったアヒルも見つかっています。

どんなに対策を練ってしっかりした金網を張ってもやってくるという空からの外敵、鷹。

今現在、Mさん宅に居るアヒルたちの数羽も鷹に頬肉を突っつかれて傷を負った子もいると、鷹は低空飛行で静かにやってくるらしいのです。

また、同じような被害にあっている方が東京都にもいるようで、今まで四つ足のイタチ・狸・ハクビシン・アライグマなどの動物の仕業だと思っていたのですが、空からやってくる外敵もいるのだと驚くばかり・・・。

調べてみると、鷹を呼び寄せ餌を与えるイベントやショーなどもあるようで鷹の餌付け画像や映像もありました。鷹は完全な肉食です。


外飼いの方ご注意ください 2015年9月14日掲示板記載

facebookでも公開しておりますが、外で飼っている方たちへの呼びかけです。

各地で外敵の姿を目撃したり、実際に被害に遭っているアヒルがいます。夜間にやってくるその外敵は、「アヒルを飼ってもう数年経つのに来たのは初めて。」「今まで大丈夫だったのに・・・。」このように安心していた環境へ突然やってくるのです。

神奈川県でアヒルを飼い始めた頃、金色に光った毛の猫くらいな素早い動物を目撃しました。実際に小屋も狙われています。イタチなのか?
2003年webサイトより

【外敵】夜、イタチがぴぴの小屋に?!

4月の終わり頃のことでした。夜の9時過ぎに庭に出てみると、猫より少し小ぶりで茶色の金かかった生き物が小屋の塩ビを剥がしていました。

まだ玄関の灯りも付いて、居間の明かりも漏れる人の気配がする中、その生き物は小屋の中のぴぴを狙っていたのです。

イタチだったのではないだろうか?!早速小屋の強化を始める 。

次の日水道場を見てみると残っていた水を舐めてたのか?足跡が・・・!!!!!針金のネットで覆う。
その頃各地でも、いつものように夜間犬と一緒にいたのに襲われた、小屋をこじ開けられたなど、住宅地でも被害に遭われるケースがありました。


それから10年ほどそれらしき外敵の姿は見かけなくなり、すっかり安心していた頃やって来ました。

朝起きてみると、日中アヒルが日向ぼっこをする場所に侵入した形跡がありました。小屋をこじ開けむりやり入ろうと荒らされるようになり、その破壊力はどう見ても手が使える動物で、野生化したアライグマの仕業じゃないかと話し合っていました。

それから、木酢液や忌避剤を小屋の周辺に置くことや、夜間は玄関内で寝かせるなど十分気を付けたのです。


2015年9月神奈川県湯河原のahiraa2go(斎藤理事)さん宅でアナグマを目撃

関西では実際に外敵の被害に遭ってしまったとの報告が・・・。

ネットでアナグマ、アライグマ、ハクビシン、タヌキの比較画像があったのでお借りし比べてみると、ahiraa2goさん宅にやってきた外敵はアナグマと判明。

もし実際にアヒルたちを襲うためではなく、小屋に置いてあるご飯目的だったとしても、爪で引っ掻かれたり、噛みつかれたりすると、菌に感染する場合もありますので注意が必要です。

・夜間はしっかり戸の閉まる小屋に入れてあげてください。
・庭にご飯の食べ残しを置いておかない。
・雨の降っている日にやってくることが多い。
・小屋の敷き床は土や砂で良いのですが、その下はコンクリートか板を敷いて侵入を防ぐ。

野生のクマが民家に現れているニュースなど観ていると同じようなことが起こっているのかもしれません。

 

 

 

 

【愛鳥祭】特別無料セミナー オンライン出演

無料オンラインセミナー日時決定

TSUBASA主催の愛鳥祭(you tubeライブ配信) あひネットの活動とシャク爺のミュージカルの紹介するURLが決定しました。

①6月12日(土)13:00~13:30 配信URLclick!
②6月20日(日)15:00~15:30 配信URLclick!

✨コールダックのピーチと一緒にアヒルの飼い主代表でオンライン出演します。

【愛鳥祭】特別無料セミナー

 

瀕死のあひるの実話を絵本にして捨てられるあひるをなくしたい

ミュージカルマジシャンTOMOKO &アヒル