投稿者: あひるネットワーク
中野区路上を歩き回る迷子アヒル2羽引き取り
保護者:㈱日新ハウジングさん ブログ
引き取り保護者:東京都岩瀬理事、会員山澤さん
お知らせ内容一覧
保護までの経過
緊急一時保護
診察
入院
退院
費用内訳
鉛中毒再検査結果
保護後の大ちゃん小ちゃん
更新中
現在の様子 原澤理事Facebook Facebookでは仲間たちとの画像や動画有り♪
大ちゃん小ちゃんと一緒にいる長野県上田城址公園保護真田ちゃん
引き取り保護までの経過
ツイッターで迷子アヒルがいるとの情報がありました。
「11月17日6:40東中野二丁目に2羽のアヒルが歩いていました。どなたか飼い主を知りませんか?ただ今警察官と監視中」
別の方のツイートでは、「迷子のアヒル2羽は現在某所で保護されています。心当たりの方は中野警察署の最寄の交番にお問い合わせください。」との情報が、
どうやらアヒルたちは無事に路上からは保護されているようでした。
翌日中野にある不動産会社(株)日新ハウジングさんより連絡が入りました。
[問い合わせフォームからの相談]
昨日、アヒルを2羽保護しました。警察・区役所・保健所・都の鳥銃保護担当などあたりましたが、引き取り手がありません。警察からは、あとは近くの川に放流するしかないと言われています。今のところ買主からの捜索願も出ていないそうです。このまま飼うことはできないので、困っております。
宜しくお願い致します。
会社の前を通った警官とアヒルの様子から、困っている警官を見兼ねて会社で一時的に預かりを検討してくださっていたようです。近隣には神田川や妙正寺川はあるが、その水場は地上から水面まで10mほどの段差があり上ってきたとは思えず、公園にも問い合わせてみたがアヒルのことは知らず引き取りも不可。アヒルたちは一夜を柵のある会社の駐輪場で過ごしていたとのこと。会社では長く保護することは難しくできれば早く対応していただけたらとの相談でした。
プラフネで作った水浴び場があります。
動画や画像をみると大羽根が短く体全体の羽根はポシャポシャで黄色っぽく見えるので中雛(成鳥前)と判断していました。目は目ヤニだらけで体も汚れています。長い間野外にいたように思えます。
あひるネットワークで打ち合わせ後、急遽引き取りに向かいました。2019-11-19
アヒルたちが一時過ごしていた場所にはこのような貼り紙看板が設置されていました。お皿に入ったご飯もあります。突然にやってきた迷子アヒルたちに社員の皆さんで温かく見守ってくださっていたようでした。ありがとうございます^^
かなり前から水浴びをしていない様子です。嘴の色も悪く、短く見えた大羽根は擦り切れてボロボロ。緊張しているのかご飯の食べも進まず、汚れが目立つ小さいアヒルの方が特に心配。この後獣医師さんの診断を受ける予定です。
水を怖がり固まっています。引き取り時にも逃げ回りすんなりと捕まえられなかったようです。(大体のアヒルは保護時には必死に逃げようとします。保護といえどもアヒルにとっては捕獲されるのと同じこと。怖いのです。だけど一気に抑え込まないとチャンスを逃してしまいます。)本当に人に飼われていたのか、人慣れしていません。全く水浴びをする気配もなくガァガァと怒っています。都内では考えにくいのですがどこかのアイガモ農法、農家さんの庭先にいたアヒルなのでしょうか。
葉物、野菜類、アヒルフードを全く食べる気配なし。人工芝を毟りほじくり食べようとします。
シャワーで水をかけると喜ぶしぐさも。
足裏に大きな 趾瘤症が・・・
2羽のアヒルたちはどのような環境にいたのか、なぜ路上をさまよっていたのか、このまま飼い主からの捜索はないままなのでしょうか。
管轄警察署:中野警察署地域課地域第四係03-5342-0110(内線5011)担当今野さん
お腹には金属片や石のかけららしきものが詰まっていました。ご飯を食べたいのにお腹に入らない状態だったのです。野外にいたアヒルのお腹に少量の土や砂、小石、金属片などの異物がたまに見つかることはあるのですが、これは緊急事態です。何とか排泄させてご飯を食べてもらいたい。
2019-11-22
緊急です。入院の手配が間に合わず、本日と明日から栄養補給(強制給餌)と、解毒剤など入れるため特別休日診療に通いです。
11-23通院
強制給餌と解毒剤他注射 来週の11/25より入院予定
11-24通院
強制給餌と解毒剤他注射
レントゲンからおよそ5㎜~7㎜くらいの細かい異物が大量に詰まってパンパンに膨れているように見えます。それらが全部出なくても胃の中に隙間ができれば食欲も出てきて、排泄を促し異物も一緒に出てくると良いのですが、頑張れーー
11-29経過
「連絡がなければ緊急事態にはなっていないということ。」と、何かあった場合のみ連絡がくるようになっているので、少なくても悪化はしていないということなのだと思います。月曜日の12-2が退院予定日です。
12-01経過
獣医師さんより連絡が有り、「ご飯を食べるようになり、お腹の金属も少しずつ出てきている。」とのこと。明日退院できるかな、
こちらも容態が万全とは言えない長老主の シャクちゃん 2羽のことを待っている様子です。
小ちゃんのレントゲンに映っていたぎっしり詰まったお腹の金属片や異物はかなり出てくれたようです。ただ大ちゃんのほうがまだまだなのでなんとかすっきり出してもらいたいです。胃腸の動きをよくする注射を毎日打ち排泄を促す治療を受けていました。
小さい方の 小ちゃん
大きい方の 大ちゃん
大羽根は換羽のせいもあるのかボロボロですが、新しい羽根が生えてきそう。
小ちゃんの足裏シリュウ症部分が剥がれて血が出ましたが、すぐに止まっています。ZOOFOODやご飯も食べてくれるようになり本当に良かった。
12-03
保護時よりふっくらしてきました。
12-06 山梨県会員大久保さん宅へ
本日、一時保護先の中目黒事務所から山梨の会員大久保さん宅に大移動です。2羽ともまだ完治したわけではなく、今までどおり恵比寿バードクリニックから処方された薬の投与を1日2回おこないながらの生活となります。その後は、山梨アヒル学園のアヒルたちの掛かりつけ、ボタン動物病院へ引き継ぎ予定です。
大勢の仲間たちと馴染めるか少し不安でしたが、到着して車のケージから出すと2羽ともずんずんと自ら輪の中に入っていきました。まだアヒルたちの金属中毒の症状は重く貧血もあるため、夜は別のケージにて様子を見ることになります。
理事:岩瀬
12-09経過
大ちゃん、小ちゃん。雛から成鳥へ変化するときの声変わり?の様子でガーガーと大きな鳴き声。この声が原因で遺棄されてしまったのか?今は他のアヒルたちと一緒に元気に過ごすことができています。
12-17経過 一時預かりの山梨から栃木の理事宅へ。ここで安住です。引き続き通院になります。
2020-01-25
抱っこさせてくれるくらい慣れました。投薬も切れたところで本日検診となります。
「既に我が家には大吉(だいきち)がいますので、大ちゃん→大「おお」さんと呼んでいます。本日の診断結果です。顔色も羽艶もよくかなり回復しました。大さんのみレントゲンを撮りましたが、金属のようなものは見当たらなかったので排出できたようです。
但し、重金属は体内に残るのでキレート剤は継続します。次回、3月7日に血液検査をして異常がなければ治療終了となります。血液検査次第ですね。」原澤
2020-03-29
「おおさんとしょうさんはかなり回復してきました。重金属の血液検査にて異常が見られなければ治療は終了です。結果が出るまではキレーションの治療を続けます。」原澤
お昼寝ポーズのシンクロ?
みんなでスヤスヤ))))
こ・・・これは?!泥を嘴で運び飲み水に入れてしまう遊びのような?カモの習性、ですね。グチュグチュドロドロごっこ?!
2020-04-10通院日
2020-04-14
2020-04-25通院日
2020-05-24
いつものお庭で♪
2020-06-06通院日
「二羽ともとても元気にしていますが、鉛中毒の再検査を7月4日に行う予定です。そこで数値が改善させていれば投薬が終われるかと思います。」原澤
2020-06-21
2020-07-05
「鉛の検査の結果ですが、小さんは基準値内になりました。大さんはほんの少し基準値を越えていますが、体調の悪さが見られないなら、ひとまずは投薬終了という運びになりました。 今後は定期健康診断にて観察をして参ります。」原澤
2020-10-18
2021-01-31
大ちゃん小ちゃん、真田ちゃんと一緒です^^
現在の様子 原澤理事Facebook
Facebookでは仲間たちとの画像や動画有り♪
2羽のために寄付金をお寄せくださりありがとうございます。ご支援に感謝致します。
領収証は、払込取扱票の受領証をもってかえさせていただきます。ご入用のかたは、通信欄に郵便番号、ご住所、お名前をご記入ください。
インターネットより寄附金を送金いただける方は、通信欄等がありませんので事前に こちら までご連絡ください。
ご協力いただいた皆様を“ご協力のお礼”で公開させて いただいておりますが、匿名を希望される方は、 通信欄に「匿名希望」と、また本名ではなくニックネームやHNを希望される方は通信欄にご記入ください。またインターネットからはこちらまでご連絡ください。
振込先口座 |
郵便局 ゆうちょ銀行 |
記号番号:振替:00130-2-259850 |
当座:〇一九店 259850 |
口座名義 あひるネットワーク |
東中野アヒル2羽の治療費は、皆様からの寄付金、募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されます。
収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告
長野県上田城址公園アヒル2羽保護
長野県上田城址公園アヒル2羽保護 2020-08-09
保護者:原澤理事
お知らせ内容一覧
保護までの経緯
保護
診察結果とその後
費用内訳
まるちゃんの悲しいお知らせ
更新中
現在の様子 原澤理事Facebook
Facebookでは仲間たちと一緒の真田ちゃんの画像や動画有り
保護までの経緯
ツイッターより
斎藤理事(あひらあにごうさん)対応
フォームメールへ相談 2020-07-11
「市の公園にいるあひるの足が足裏におできができ、更に足が細菌感染らしく腫れてうまく歩行ができなくなっています。現在処方を受けた内容の薬をしっかりとした飼育担当の責任者がいるわけではなく雇われのシルバーさんが投薬をしています。それと床を見直した方が良いとの事で1週間ぐらい前に人工芝を敷きましたが、今朝シルバーの方に最近羽がよく抜けると相談されみたところかなり羽が抜けてあまり状態がよくないように見えます。基礎体力を上げるにも何か栄養剤とかをあげた方が良いかと考えますが何を与えたら手っ取り早く栄養がつくでしょうか?アドバイスをお願いいたします。」
斎藤理事会員へ呼び掛け
「あひるネットワーク宛に相談を受けていた公園で飼われているアヒルの一羽の状態が酷く、投稿された南平さんがTwitterで手伝いを呼びかけています。あひネットにも相談されていたので私が対応していました。写真でも分かるように酷い状態で、病院へは行っているようですが投薬する位で具体的な治療は出来てないようです。あひネット会員の方、または知り合いで一時預かり出来るまたは、公園に出向いて手伝いが出来る方を募集します。」
2020-10-03
「まるは歩けないので別の場所で日向ぼっこ中。まるの治療は継続してます。 脚の炎症が酷く投薬しています。 真田は治療を終えています。」
2021-02-19
「両脚の骨折が体に負担がかかっていることもあるのかもしれませんが、全身状態も悪化して入院もしました。 肺炎を併発してしまいました。 今は退院し呼吸は落ち着いています。 引き続き投薬が必要です。」
2021-03-08
「まるちゃんは脚の骨折による炎症が改善せずに、緑便や緑尿が頻回に排泄されるようになってしまっています。 消炎剤を変えたり肝臓の薬を強化しながら治療をしてもらっています。 肺炎の肺からの異音は消えているとのことです。 今は炎症を抑え込むことに集中しています。」
「さなだはとても元気にしていて、私の後をついてくる程仲良くなりました。」
東中野の大ちゃん小ちゃん、そして幸ちゃんと一緒のさなだちゃん♪
2021-03-14
「3月11日に臨時で血液検査をしてもらいました。 心配していた肝機能障害にはなっていませんでしたが、炎症が続いていることから、血液細胞が壊されてしまっているとのことでした。 アミノ酸を処方され経過観察をしています。」原澤
現在の様子 原澤理事Facebook
真田ちゃんは保護アヒルの大ちゃん小ちゃんと先住アヒルさんたちと原澤ガーデンで過ごしています。
ご協力へのお礼 *ご支援に感謝致します*
収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告
振込先口座 |
郵便局 ゆうちょ銀行 |
記号番号:振替:00130-2-259850 |
当座:〇一九店 259850 |
口座名義 あひるネットワーク |
すまいるフェス2023in練馬 終了しました
皆様お越しいただきありがとうございました。
すまいるフェス募金寄付金、物品販売計 46,730円
保護アヒルたちの治療費、薬代等に大切に使わせていただきます。
収支報告は【会計報告】で公開しております。
保護アヒルの経過や様子は【保護 調査 情報】
ご覧ください。
捕獲保護はどのように
野外にいる傷ついたアヒルを保護する場合、保護の基準に則って進めています。地域によってはまだまだ会員数が少なく、相談されている方や地域の方々の協力も必要です。
水場に入ってのボートや縄を使用する保護行動は危険が伴いますので、餌で岸や陸地までおびき寄せてからの捕獲保護という手順になります。
陸ではモタモタペタペタと歩くアヒルですが、一旦川や池に飛び込むと潜ったり、羽ばたきをしながら素早く逃げてしまいます。私たちは「保護」という安全を考えた行動をしようと近寄りますが、アヒルたちからみれば捕まってしまうといった恐怖でいっぱいです。
いつも手から食べる餌でおびき寄せ、近寄ったところを捕獲しようと飛び掛かり失敗した例もあります。それ以来アヒルは人間が近寄ると泳いで逃げてしまい、慣れていたはずが警戒するようになりました。このような知恵がないと外敵や人間に危害を加えられてしまうので、用心深くなることは想定内なのですが捕まえられません。
ここでは、アヒルを捕まえる捕獲保護のコツを掲示しておきます。
あくまでも陸地にいたときに行ってください。
浅瀬の水場でも危険ですので試みないでくださいね。
これはあひるネットワーク初期の頃、実際に川へ入り保護を試みたケース、この経験より川へ入っての保護は見合わせております。
袋や網を見せてしまうと逃げられてしまいます。
人が静かに近づく・アヒルが逃げるを繰り返していくと徐々に距離が縮まり、アヒルの動きがわかってくるので大羽根をギュっと掴む。
※着ていたカーディガンをふんわりかけて視界を妨げ保護を成功させたケースもあります※
足をバタバタさせて逃げようとするので、大羽根と胴体をしっかり押さえます。保護と捕獲は同じ。捕まえるという行為は可哀そうに思えてしまうのですが、一瞬の隙を逃さず試みることが大事なのです。
用意していた段ボールやケージ、アヒルが入れる大きさの袋などに素早く入れてしまいます。
アヒルはおっとりしているように見えますが、羽根や脚の力はかなり強いです。押さえて手からアヒルを離さないようしっかり押さえてください。
2016年改定 2018年改定 リンク画像更新2023
愛知県長久手市杁ヶ池公園アイガモ保護
愛知県長久手市杁ヶ池公園のアイガモ保護 2020-06-28
調査保護者:愛知県会員永井さん
お知らせ内容一覧
保護までの経緯
調査保護
診察
すいれん費用内訳
現在の様子
保護までの経緯
2019年の11月に掲示板へ公園の池にいるアヒルについて相談がありました。
・2年前からアヒルが1羽で住み着いている
・とても人懐っこいので元々は人に飼われていたと思う
・冬場は多くの渡り鳥の鴨がやって来るが夏場は1羽でいる
・餌などどうしているのか気になる
アヒルの画像や居場所の地図など詳しい情報は不明のまま、会員の永井さんが現地へ向かうもアイガモや白アヒルといった家鴨(アヒル)は見当たらず、渡り鳥が多数いたとのことでした。
2020-6-18に再度相談有り、
数日前から姿が見えないため探したら池のほとりに卵を産んでじっとしています。池に放たれた直後と思われる半月ほどは警戒心も薄く公園内を歩き回っていましたが、その後は池から上がっているのを見た事はありませんでした。公園内で野良猫を見た事は何度もあります。また、猫の他にも何か小動物がいるかもしれないです。日中は公園内を散歩している人もいるので大丈夫そうですが、夜間に猫などに襲われないかを心配しています。これは見守るしかないでしょうか?また、卵が有精卵でひなが孵る可能性はあるのでしょうか?
【あひるネットワークより返信】
1羽でいるとのことで無精卵の可能性が高いのですが、家鴨が卵を温めて孵すといった行動はどのアヒルにも身についているわけではないのですが、稀に産んだ卵に執着して野鳥のカルガモ母さんのようにとことん温め孵そうとするアヒルがいるのです。実際に公園のアヒルが飲まず食わずで卵を温め孵した事例もあるのですが、それは近隣の方たちがアヒルの居場所を整えたり、見守って安全を確保していたから実現できたケースだと思います。でもその後は温めようとする卵をアヒルがいない間に土に埋めて見えないようにしていたとのことでした。アヒルが人目に付く場所でも動かずに温めるので、アヒルには可哀そうなのですが公園という場所にいるための処置だったのだと思います。
2020-6-19
池を泳ぐアヒル、卵の様子、池の見取り図を受信。画像よりアヒルとはアイガモのことだとわかりました。
2020-06-25再度相談有り
調査保護 2020-06-28
幾度も相談を受け、このまま温め続け体力が消耗しないように、巣と卵をアイガモの目の付かないところへ処分してもらったほうがよいかもしれないと考えていましたが、画像より卵を温めている場所が岸辺の人目につきやすいということもあり、外敵に狙われたりいたずらされることが心配という意見がありました。また数年1羽で過ごしているようで、ここに居させたままだと「仲間がいるから大丈夫。」と他のアヒルが棄てられる遺棄の連鎖もあると感じ、捕獲救出できればこの場所から保護をして新しい飼い主を探す。保護できなければ巣と無精卵であろうその卵をアイガモの目に付かないよう処分をした方がいい。という打ち合わせ結果になりました。
アイガモがいる場所が急斜面になっているため捕獲保護は難航。時間をおいて何度も試みる。怖がらせないよう網などの道具は使わず、ペレットを投げ与えながら少しずつ近づくご飯でおびき寄せる作戦で徐々に距離を縮めていきました。
12時30分過ぎに無事保護。
保護時に側にいた散歩中の方や通りかかった方たちには当法人のパンフレットを渡し、保護の経緯を伝えました。
翌日、アイガモの卵と巣を処分。管轄の管理事務所へ保護報告
公園の管轄愛知警察署会計ハタノさんへ保護の一報とともに迷子届け(落とし物)がないか確認。
遺失物届無し、報告受理。
2020-07-01
診察
・遺伝子検査(マイコプラズマ/アスペルギルス/オウム病)検査結果三週間後
・糞便検査
糞便検査は線虫がいて(ダンゴムシとか食べると感染する)野外の保護アヒルに多い。
注射で駆除:基本的には一発で駆虫できる。
2020-07-09
再診 検便
2020-0718
再診 抗生物質内服
検査結果
「遺伝子検査の結果、マイコプラズマが陽性だったので、近日中にニューキノロン系抗生剤で治療します。」
2020-07-19
再診
「昨日ニューキノロン系バイトリルを処方された。 しかし飼い鳥の半数以上がマイコプラズマを保菌している現状を知った事もあり、 マイコプラズマへの対応について他の選択肢がないかを伺いに、品野ペットクリニック(他の保護アヒルが通院する動物病院)にセカンドオピニオンもらいに受診。 「先生の意見としては マイコプラズマはそれ自体が怖いのではなく2次感染が怖いとの事。 マイコプラズマは普通の飼い鳥にもみられる細菌であって共生していても問題はないので、当院では症状がない場合は抗生物質の投与はしない方針。獣医師で考え方は違って、抗生物質での治療をするかしないか、どちらか一方が正しいという事ではない。」 症状がない場合、マイコプラズマと共生していくのか(他に同居鳥がいた場合、接触させるのか完全に別居させるのか)、 それとも治療を行うのか(行うとしたらどの地点をゴールとするのか) は、最終的には飼い主の考え方(線の引き方)次第との事でした。」
2020-08-06
「投薬期間終了したので、 先住ぐー&メイちゃんとお庭で楽しんでいます。 とっても寂しがりやで、 ぐーのあとをついてまわっています♡ ぐーを見失うと私に助けを求めにやってきます(笑)」
2020-09-06
すいれんちゃん、元気はとてもあるのですが、1ヶ月前くらいから食欲が少しずつなくなって(葉物野菜は食べるのですが、フードをあまり食べません)、メイちゃんが亡くなった頃に更に食欲がなくなり体重が1.9kgまで落ちてしまったので病院にかかりました。
糞便検査、レントゲンともに異常なしでした。そ嚢炎等の感染症の可能性もあるのでスペクトルの広い抗生物質を処方してもらいました。
1日2回の食事では食べられる量が少ないので常にごはんは置いておくようにしています。先住アヒルがいると遠慮して食べなくなるので、隔離して食べさせています。
2020-12-21
すいれんちゃん、とても元気にしています。
あれから徐々にゴハンも食べるようになりました。
メイちゃんがいなくなった事がショックだったのかもしれません。
元々食が細い、アヒル特有?のガツガツ食べる子ではなく、少しずつ食べる子のようです。
体重は2~2.2キロを保っています。
秋には卵を合計6個産みました。
卵を産むのはやはり大変なようで、産んだ日はすいちゃんの寝床が糞でとても荒れていました。
相変わらず先住アヒルの事が本当に大好きです!
「2月からほぼ毎日産卵が続いているため、すいれんちゃんを獣医さんに連れていきました。 レントゲンを撮ってもらい、全く異常なく、カルシウム沈着も起こしていないとの事でした。 ただ卵胞がまだまだ沢山あり、これからも産卵は続くとの事でした。 アイガモは元々産業動物として改良された動物であり、 太って沢山産卵するようにつくられているからアイガモとしてはこれが正常で、 治療対象にはこちらの病院ではしないとの事でした。 できるのは 紫外線に沢山当てることと カルシウム補給を十分にする事。 今回ぷよぷよの異常卵が出来たのは恐らくダイエットが原因だろう。 との事でした。 とりあえずまだ卵胞がスタンバイしているので、きな粉を増やしペレットもやや増やしてみることにします。 そして遮光をもう少し頑張ります。 (我が家の事情で、完全な遮光がなかなか難しいのがネックですが、やれるだけやります)」
2021-09-14
すいちゃんの産卵、無事止まりました。過去のあひるネットワークの情報から完全に遮光しなくても効果がある場合がある事を知り、できる限り遮光頑張ったら落ち着きました。
9歳の先住アヒルのくちばしの調子が悪くて(ずっと脱皮したまま、付け根がボコボコ、たまに傷をつくって出血)、疥癬じゃないかと疑って
すいちゃんも受診させました。
疥癬ではなく、むしろすいちゃんの便から沢山の鞭毛虫、しかも鳥類では珍しい種類のものが検出されてしまい(先住からも少量検出)
フラジール250mg 1/2錠一日一回服用になりました。
2022-01-17
「鞭毛虫の駆虫薬を投与した直後の便検査(9/19)で鞭毛虫はいなくなっていました。」
2022-06-17
「先日、すいちゃんのぷよたまがお腹の中で割れてしまい、 体調を崩してしまいました。 今は落ち着いていますが、 まだおしりから卵の中身が出てきます。 卵の中身が逆流して腹腔内に落ちないように安静にするしかないとのことなので、 できるだけそう過ごさせています。 」
2022-06-27
「すいちゃん、 ぷよ卵がお腹で割れたり等、産卵トラブルがあるので 今日は別の病院で発情について相談してきました。 体重は1.7キロで元気はあるのですが、 獣医さん曰く痩せすぎでこのままだと命に関わるとのことでした。 原因は産卵のし過ぎだと思われるため、 タモキシフェンで産卵を抑える事にしました。 あとごはんを増やします!! また2週間後再診です。 アヒルの産卵をコントロールするのはとても難しいですね 体重を減らしたり、光コントロールをしてみたりしたのですが すいちゃんは産卵が止まりませんでした。 」
2022-07-31
「すいちゃんの受診のことで報告です。 最初のタモキシフェンの投与量では効果がなく、 倍量にしても効果がありませんでした。 しかも産卵は止まらないのに食欲低下という事態になりました。 念の為、検便と血液検査もしましたが異常なしでした。 再度タモキシフェン量を戻して様子をみましたが、 産卵も止まらず食欲も落ちたままでした。」
「獣医さんと相談して、先日からタモキシフェンをやめてリュープリン注射に切り替えました。 最初なので用量は少なめで投与したとのことです。 リュープリンを注射した翌日に軟卵を産んだので、 以前の記事情報からカルピタバードを使うことにしました。 (食欲が落ちた頃からボレーもいらないと言うようになってしまったので) あとは、ネクトンとモリンガパウダーを飲み水に溶かしています。」
「軟卵を産んだ後は産卵していません(連続4日産んでいません)。 食欲は相変わらず落ちていて、水禽用フードもバーディーもちょこっと食べるだけです。 仕方ないのできな粉や米ぬか、バーディーを水でペースト状にして口の中に塗っています。 野菜は結構しっかり食べてくれています。今日はキャベツ、レタス、小松菜、ミニトマトを食べました。 後は庭で雑草を食べたりして、元気に遊んでいます。 体重は1.8kgです。ですが相変わらずガリガリです タモキシフェンを始めてしばらくしてから換羽が少しずつ始まりました。 発情期→換羽という流れとのことなので、 ホルモン療法によって換羽が起こったのかな?と予想しています。」
収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告
千葉県松戸市よりアヒル引き取り
千葉県松戸市よりアヒル引き取り 千葉県松戸市保護警察署より依頼引き取り 20220316
保護引き取り:岩瀬理事 東京都会員山澤さん 保護者:岩瀬理事20220315 松戸警察署より連絡。 「駐車場にあひるがいると通報があり、警察で保護しているが、対処に困っている」とのこと。 落とし物扱いとなるので、持ち主(飼い主)が三か月後までに名乗り出れば飼い主に戻すことになりますが、それまでこちらで預かることになりました。
シリュウ症が悪化し始めているようです。とにかく体重を減らすことを心掛けていきます。 「ダイエットですねー!食欲旺盛なのでかわいそうな気もするけれど。」
20220329
病院で再検査、保護時にいた原虫は駆除完了。
愛知県瀬戸市ねむの森公園アヒル保護
愛知県瀬戸市ねむの森公園雌アヒル保護 2016-09-27
保護:名古屋会員ますみさん 春日井市プチカナール
新しい飼い主さん: 〃
お知らせ内容一覧
保護までの経緯
通院治療
お座りサポートカート
現在の様子
ピピちゃんありがとうさようなら
ご報告です。今日、愛知県瀬戸市にある「ねむの森公園」に捨てられた北京の女の子を保護しました。うちの家族としてお迎えします。半年位前に一度お店のお客さまから、捨てられたひとりぼっちのアヒルがいると聞いていたのですが、気はなるけどなかなか行けず、昨日別のお客さまからまだいると聞いて、これは行かなきゃ!!と思い、🚙走りました。本当にここに公園があるの?!というような山奥にどんどん入っていき、ポツンと池がありました。周りに遊具はなく、だだっ広い池で、釣竿が立てかけてあるけど、人はおらず、、?ドッグフードを持って行っていたので、アヒルの姿を探しながら入っていくと、向こうから近寄ってきました。とても人慣れしていて、手からドッグフードも食べてくれます。様子を見ると体格は良いけど、クチバシと羽根に血の塊がついていました。足の裏はキレイです。
そうしていると、おじいさんが来たので、「飼ってるアヒルですか?」と聞くと、「ちがう捨てられたアヒルで、かわいそうだから時々餌をやってた」と、ドングリの皮をむいてあげていました。ドングリじゃないにしても何かしらもらっていればこの体格の良いのは、納得。「ここはタヌキ、キツネ、野犬がいるから何度も噛まれて怪我をしている」とのことで、保護に至りました。
糞便、唾液に異常無し。体重3.7キロ、栄養失調気味(体重はあるが栄養不足)
愛護センターへ報告済 警察署へ届出拾得物の届け出受理
家に連れて帰ってからもご飯も食べるし、緊張していたのは最初だけでした。私が台所に行くとついてくるので、前の飼い主の所でそうしていたのかな?と思うと泣けてきます。先住アヒルのガーちゃんと、夫婦のように仲睦まじく過ごしております。
2018-09-30
お店番中のピピちゃんに会いに行って来ました。ピピちゃんは脚を骨折してからお座りアヒルさん。専用の補助カートやお座り補助も有り、店内でちょこんと座っているピピちゃん。よくなるといいね。
寒い時は足が痛む時があるみたいで、その時その時で、この仕様とショッピングバッグで付け替えているんです。 今は足の調子が良いみたいで、水浴び後に乾燥して足がガサガサになるので、マッサージ兼ねてクリームで保湿しながらでも良さそうです。冷えがきつくなると足が痛いので、食欲も落ちるのですが、ここのところ暖かい日が続いているので、食欲は旺盛気味です。
<獣医師さんから> 2018-12-21
un petit canard.会員ますみさん
ますみさんが中心となり、お座りアヒルのカートを作成。作り方の冊子も発行しました。
お座りアヒルの補助サポートカート2022-04-09
カートで過ごすピピちゃんの様子が届いています。
2023.01.17
「ピピ子さんも元気ですよ〜。 多分7〜9歳オーバーですが衰えずに未だヤングです(笑)」去年の9月にそう言っていたますみさん。イチゴ柄やヒョウ柄のピンクが似合うオシャレなピピちゃん。ガーちゃんと仲良しさんだったピピちゃん。ピピちゃんがモデルとなったお座りアヒルさんのカートパンフレット。思い出がいっぱいです。・・・安らかに
ピピちゃんの治療費は、皆様からの寄付金、募金、会員からの会費、保護アヒル支援プロジェクトのファンディングより支出されています。
ご協力へのお礼 *ご支援に感謝致します*
収支につきましては、会計報告をご覧ください。
会計報告
私たちが注意すること 高病原性鳥インフルエンザ
お知らせ内容一覧
鳥インフルエンザ発生状況
(近隣地区で発生しても慌てずに)
家禽飼いのわたしたちが注意すること
皆さんの予防策実例
随時更新
シーズン中の野鳥の鳥インフルエンザ発生状況
環境省 高病原性鳥インフルエンザに関する情報
お住まいの地域近隣で発生したというニュースを観ても慌てずに市役所等行政の発信する情報を再度確認してください。
鳥インフルエンザが発生した場合、鳥以外の生物に感染させないように、発生農場を中心とした半径3キロメートル以内の区域で家きん等の移動が禁止されます(移動制限区域)。3キロメートル以内にいる家禽たちを殺処分という意味ではありません。飼い鳥を移動させないことが重要です。野鳥が多く立ち寄る湖や川へ飼っているアヒルやアイガモを連れて行かない。キャンプ地などは野鳥の排泄物が落ちている場合があるため、念のため靴底をよく洗う。手洗いうがいも必ず行うこと。
行政からの呼び掛け 山梨県家畜保健衛生所(会員からの情報)
2020年シーズン中
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、鳥インフルエンザの感染の拡大にも警戒を強めているものとみられます。
なぜ、高病原性鳥インフルエンザが騒がれるのか?なぜ、生きている健康な鳥たちまで痛ましい殺処分になるのか?
鳥インフルエンザが、他の動物に感染してウイルスが変異を起こす新型のインフルエンザになる場合を恐れての処置となっています。家畜のブタは鳥インフルエンザにも、人のインフルエンザにも感染してしまいます。
人への感染は感染した鳥と密接な関係にある人間に限られています。新型のインフルエンザウイルスを生みやすい環境は、畜産がさかんなアジアの開発途上国など、人間の住居と同じ敷地内でブタや鶏、牛を飼っているという衛生状態が十分でない農村地帯です。インフラも整っていない、家畜や人間が病気を発症しても適切な診断が困難な地域から、高病原性鳥インフルエンザは誕生しています。
そこからどのような経路で日本にやってくるのか?
海を越えて島国の日本にやってくるということもあり、渡り鳥の伝播だと報道されていますが、一週間という潜伏期間を考えると短時間で移動できる交通機関により、人間が靴底やカバンに付着させ持ち運んでいる可能性もあります。
空港の靴底消毒マット
ウイルスを野鳥が養鶏場へ運んでいるのか、過密な生息環境である養鶏場で感染が始まりそこへ野鳥やネズミなどの野生動物が入り込んで伝播しているのか、どちらも否定できません。
日頃注意しておくこと
外飼いの方は特に注意が必要
野鳥、ネズミなどの野生動物を寄せ付けない
・網や柵で囲った小屋で飼う。
・野鳥が訪れる水場、川や池などに連れて行かない。
・野外にある水場で水浴びをさせない。水を飲ませない。
・小屋を常に清潔に保つ。
・与えた餌は食べ切りで!すぐに片付ける。
私たち人間は、ペットの鳥に触れた後や小屋を掃除した後には必ず靴裏の消毒・手洗い・うがいをよくする。
湖や公園を訪れた人間が、ウイルスを靴や衣類に付けて持ち込む媒介者にならないよう注意が必要です。キャンプ地など水辺と飼育場を結ぶ行動は避けてください。
皆さんの予防策実例
鳥インフルエンザ対策 2011年宮崎県
鳥インフルエンザ対策 2016年山梨県
石灰を敷き詰め、出入りする人の消毒を徹底的に
鳥インフルエンザ対策 2020年広島県会員テケチハさん
家に入る前に靴裏の消毒と手のアルコール消毒を気をつけています。気になる場所にはオスバン(逆性石鹸)を薄めたものをスプレーしています。鳥インフルエンザウイルスには次亜塩素酸水くらいのpHではあまり効果がないようなので逆性石鹸にしました。庭はフェンスやネットで野鳥や野生動物が入らないように気をつけています。小さな隙間は塞げませんが外で野鳥やネズミを呼び寄せる元になる餌を与えなければ入ってこないと思います。少しでも餌がこぼれていると目敏く見つけて入ってくるので。
2020-12-28
「鴨たちの外遊びを2時間に制限していましたが、いよいよ危機感が増してきたためこの冬は鴨たち、鶏たちの外遊びをやめる事にしました。春になって鳥インフルエンザが終息するまで完全室内飼いにします。皆様もどうかお気をつけてお過ごし下さい。」
一般の家庭で飼育されている家鴨(北京ダック、アイガモ)からは、鳥インフルエンザウイルスが検出された例は報告されていません。